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カヤックとフィッシングの楽しさを同時に味わえるカヤックフィッシング。しかし、具体的にどのような楽しみ方をするのがいいのでしょうか?今回は、カヤックフィッシングがはじめての方へ、実際のスケジュールの一例と安全対策について解説していきます。

カヤックフィッシングの楽しみ方

カヤック フィッシング

パドラーやアングラーにも楽しめるレジャーのカヤックフィッシングですが、実際にはどのような遊び方をするのか、イメージが浮かばないという方も多いと思います。

ここでは、実際のツアースケジュールを紹介しながら詳しく解説していきます。

遊ぶフィールドは?海・湖?

カヤックフィッシングが一般的なのは海や湖といった、静水域または穏やかな流れでのフィールドです。

川でのカヤックフィッシングもありますが、流れがあるため初心者はやはり海か湖がおすすめ。

出艇場所は駐車場から近い砂浜・ビーチがおすすめです。フィッシング用カヤックとフィッシング用品はかなり重いので、駐車場から近い場所がよいでしょう。

テトラや磯付近からの出艇は、魚種も多く楽しいフィールドですが、危険な個所も多いので慣れてからの方が安全です。

初心者は、海水浴客が少ないオフシーズンの波が穏やかな砂浜から出艇するのがおすすめ。

ほかのレジャーを楽しんでいる人に配慮し、マナーよく楽しみましょう。

カヤックフィッシングの服装

カヤックフィッシングでの服装は、基本的なカヌー・カヤックの服装と同じでも問題ないでしょう。

カヤックフィッシングに適したモデルのウェアやギアもあるので、カヤックフィッシングに慣れてきたら、少しずつそろえてみてはいかがでしょうか?

Mont-bell ライフジャケット アングラー

カヤックフィッシングに適したライフジャケットです。背中の部分を通気性のいい素材を使うことで、背もたれのあるシットオントップカヤックでも蒸れずに快適。

手の動きを妨げないので、ロッドをふりやすいのでカヤックフィッシングにピッタリです。

Mont-bell ライフジャケット アングラー

カヌー・カヤックの服装についてはこちらでも詳しく解説しています。

カヌー・カヤックの服装は?カヌー・カヤック用パドリングウエアはしっかり選ぶことが大切!

出発から帰るまでのタイムスケジュール

当日はどのような流れでカヤックフィッシングを楽しむか?一般的なカヤックフィッシングツアーを参考に、タイムスケジュールの一例を見てみましょう。

【タイムスケジュール】

9:00
【集合・受付・準備】
体験ツアーの窓口に集合・受付。着替えなどができる更衣室が利用できるならそこで着替えましょう。ギアなどの貸し出しについては事前に確認し、必要なものは準備していきます。
9:30
【講習】
パドルの操作方法や安全対策についての話を聞き、インストラクターの指示に従って陸上でのレクチャーを受けましょう。釣りについての操作方法もあわせて教えてくれます。
10:00
【出艇・ポイントに移動・到着後フィッシング開始】
いよいよ海へ!砂浜のエントリーしやすい場所からはいります。水上での操船方法のレクチャーをうけ、慣れてきたら釣りのできるポイ ントへ移動します。

インストラクターの案内するポイントに到着し、ここから カヤックフィッシングを楽しみます。竿にあたりがあるのを落ち着いて待って、 あたりがきたら引いてみましょう。カヤックフィッシングのいちばんの醍醐味です。ポイントをインストラクターがいくつか案内してくれることもあります。さらな る大物が狙えるポイントに向かって漕ぎ進めましょう。
12:00
【上陸・解散】
あっという間に楽しいツアーは終了。上陸ポイントにて艇を乗り 入れ、レンタル品があれば窓口に返却して解散です。

 

カヤックフィッシングの安全対策

カヤック フィッシング

ここまで、カヤックフィッシングの楽しみ方を解説してきました。楽しそうですぐに行きたくなりますが、海や湖は危険なことも多いフィールドです。きちんと安全対策をして臨みましょう。

安全対策に関わるギア

水上で行うスポーツは、安全対策はしっかりと行わなければいけません。カヤックフィッシングも、急な天候の変化や潮の流れなどで、危険な場面に遭遇することもあります。

その時に、安全対策をしていればもしもの時に心強いですよね。安全対策に関わるギアは下記になります。こちらを最低限そろえて臨みましょう。

ライフジャケット 海・湖に落ちてしまった時に浮くためのギア
ホイッスル 遭難したときに救助に必要
パドルリーシュ パドルが離れないようにするロープ
パドルフロート カヤックに再乗艇するときにパドルにつけて浮きとしてに使います
シーフラッグ 自分のカヤックの場所を知らせる旗

こちらでも、カヤックのギアについて解説しています。あわせて参考にしていただければ幸いです。

カヤックならどんな釣りポイントでもスイスイ進める!カヤックフィッシングの基本を解説

パドルフロートを使った海でのレスキュー方法

海でのレジャーでは安全対策をしていても、思わぬ事態に遭遇することがあります。

もし、艇から沈脱してしまったときに、レスキュー方法を知っているとあわてずにカヤックに再乗艇して助かる確率が高くなります。

ここでは、パドルフロートを使ったセルフレスキューの方法を紹介します。

【パドルフロートを使ったセルフレスキュー】

  1. カヤックがひっくり返っていたら素早く元に戻します。
  2. パドルフロートにパドルのブレードを差し込み空気を入れます。
  3. パドルフロートをつけたブレードを海に、もう一方を艇後部のデッキコードに差し込むか、カヤックと直角になるようにブレードを固定する。
  4. パドルフロートがアウトリガーの役目をはたすので、安定したところで勢いをつけて艇後部に這い上がります。
  5. うつぶせの状態のままコックピットに足をいれ、そのまま体を反転させてはいります。
  6. 艇内の水を排水します。ビルジポンプがあれば早く排出できます。

海で沈脱した場合、まずはあわてず絶対にパドルとカヤックを手放さないことです。この2つがあれば再乗艇してリカバリーすることが可能です。

Youtubeではパドルフロートを使ったセルフレスキューのレクチャーをしている方の動画が多数あります。実際の動作を見るとより理解が深まります。

【mti/エムティーアイ】パドルフロート レッド/ブラック mti-paddlefloat
【mti/エムティーアイ】パドルフロート レッド/ブラック mti-paddlefloat

 

カヤックフィッシングの体験ツアー

カヤック フィッシング

国内ではカヤックフィッシングの体験ツアーを行っている会社はたくさんあります。

カヤックだけでなくギアをレンタルできるツアーもあるため、初心者はまずは体験ツアーでカヤックフィッシングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

このとき、安全講習もあわせて行ってくれるツアーを選ぶと安心ですね。

九州・長崎を中心にカヤック体験ツアーを行っているHirado Kayaksさんでは、インストラクターの指導のもと、美しい長崎の海でカヤックフィッシングを楽しむことができます。

Hirado Kayaks

いかがでしたか?カヤックフィッシングはカヤックで大海原を漕いでいく爽快感が味わえ、釣りの楽しみも味わえる魅力的なレジャーです。しっかりと準備をして安全に楽しくすてきな思い出を作りましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。