梅雨シーズンの登山は、足元が滑りやすく、思わぬケガにも注意したいところ。天候を気にせず登山を楽しむなら、雨でも快適に歩けるシューズがおすすめです。今回は、梅雨登山に適した登山靴を紹介します。選ぶポイントもあるので、ぜひチェックしてください。
梅雨シーズンに適した登山靴を選ぶポイント
梅雨の登山では、道が滑りやすくなっていたり、足が濡れてしまったりと、思わぬトラブルが起きやすいもの。この時期に登山を楽しむには、快適に歩ける靴を履くことが大切です。
ここでは、梅雨に適した登山靴の選び方を3つ紹介しますね。
防水性をチェックしよう
まずは、登山靴の防水性をチェックしましょう。雨の予報が出ていない場合でも、山では突然、雨が降ることも珍しくありません。長い時間歩くことが多い登山では、行動中の天候の変化に対応できるシューズを用意しましょう。
グリップするソールを選ぼう
梅雨の登山では、滑りにくいソールのシューズを選ぶのがポイント。当日の雨はもちろん、数日前に降った雨でも、登山道がぬかるんでいることがあります。思わぬケガや事故を防止するためにも、グリップ力の高いソールをチョイスしましょう。
また、疲労が溜まり集中力が切れると、いつもは大丈夫な場面でも、ケガのリスクが高まります。地面をしっかりグリップするソールなら、登山の疲労度も変わってきますよ。
用途にあわせてタイプを決めよう
登山スタイルにあわせて、登山靴の形状にもこだわりたいところ。山のレベルやトレッキングコースを考慮したうえで、ハイカット・ミドルカット・ローカットの3つのタイプから登山靴を選びましょう。
なお、ハイカットの完全防水シューズは、足元をしっかりガードできるものの、短時間のハイキングだと靴が重くて疲れてしまうことも。コースによっては、多少濡れても身軽なローカットシューズを選ぶのも、ひとつの選択肢といえるでしょう。
登山靴の選び方や、足首の高さの違いについては、こちらの記事も参考にしてください。
登山初心者向けのおすすめ登山靴を紹介
【ハイカットタイプ】梅雨におすすめの登山靴
くるぶしをしっかり覆い、ホールド力が高いところがハイカットシューズの魅力。長いコースや縦走に向いています。まずは、ハイカットタイプのおすすめ登山靴を紹介します。
Caravan 「C1-02S GTX」
くるぶしをしっかりとホールドしながらも、快適な履き心地の商品。履き口にはクッション性のある素材を採用しており、足に優しい設計になっています。
また、グリップ力の高いソールと、着地の衝撃を緩和するクッションは、ハイカットが初めての人にも向いていますよ。
登山靴で足が痛くなったことがある人や、足幅が広くて、なかなか自分にあう登山靴が見つからない人は、試してみる価値ありです。
KEEN 「リッジ フレックス ミッド」
履き心地のよさに加えて、足首もしっかりとホールドする登山靴です。防水機能が高いタイプは、どうしても重くなりがち。しかし、この商品は軽量なため、日帰り登山や里山ハイキングでも大活躍!
デイハイクからロングトレイルまで、アクティブに活動するハイカーにイチオシです。
【ミドルカットタイプ】梅雨におすすめの登山靴
足まわりをホールドしつつ、軽くて歩きやすいのがミドルカットタイプ。登山ビギナーにもおすすめしたい、汎用性の高い登山靴を紹介します。
MERRELL 「Moab2 Mid Gore-Tex」
MERRELLの定番「Moab」シリーズのハイキングシューズ。防水性と透湿性に優れたGore-Tex素材を使っており、梅雨シーズンの登山にぴったりです。また、ナイロンメッシュにより、靴のなかの湿気を逃がし、快適さをキープしてくれるのがうれしいところ。
さらに、滑りにくいビブラムソールが地面をしっかりグリップするため、雨でも快適な登山が楽しめます。デイハイクから小屋泊登山まで、万能な一足といえるでしょう。
Columbia 「セイバーファイブ ミッド アウトドライ」
コロンビアらしい、カラーリングが特徴のシューズです。もちろん、見た目だけでなく性能もばっちり。たとえば、アッパーには細かい目のメッシュを採用し、砂や小石が入りにくくなっています。
また、優れたグリップ力のソールにより、滑りやすい道でも、ぐんぐん進める頼れる一足。フェスやキャンプなどのアウトドアシーンでも、活用したい人におすすめの商品です。
【ローカットタイプ】梅雨におすすめの登山靴
スニーカーと似た感覚で履けるのが、ローカットシューズ。ウルトラライトハイキングの人気が高まり、愛用者が増えていますよ。
梅雨でも活躍する、ローカットタイプの登山靴を紹介しますので、参考にしてくださいね。
SALOMON 「X REVEAL 2 GORE-TEX」
足へのあたりが柔らかく、快適なフィット感を得られる登山靴。優れたグリップ力と、ゴアテックスによる防水性の高さが魅力で、梅雨シーズンの山でも、安定して歩けるのがポイントです。
身軽さを優先させつつ、岩場の多いコースにも挑戦したいハイカーに、ぴったりのシューズです。
SIRIO 「P.F.116・2」
日本人の足型にあわせて開発された登山靴です。足幅やかかとの高さだけでなく、靴そのものの硬さにもこだわり、動きにあわせてしっかりフィット。ソール部分は、グリップ力やブレーキ機能に優れたビブラム製で、濡れた地面でも滑りにくいのが特徴です。
軽いハイキングをはじめ、お散歩やウォーキングなど、歩くこと全般が好きな人に選んでほしい一足です。
梅雨の登山に備えておきたいアイテムについては、こちらの記事もぜひご覧ください。
梅雨時期の登山に必要な雨対策に安全なアイテム7選
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。