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昨今、ソロキャンプを楽しむ人が増えていますが、ソロキャンプではあまり注目されることがないギアにケトルがあります。実は、ソロキャンプにこそケトルはおすすめのギアなのです。今回はソロキャンプにもっていきたいケトルの選び方とおすすめを紹介します。

忘れられがち、だけどソロキャンプにこそケトルがおすすめ

ソロキャンプ ケトル

昨今、ひとりの時間を楽しむソロキャンプが、さまざまなメディアで取り上げられ話題になっています。とりわけ、ソロキャンプではなるべく荷物を少なくするのが主流になりつつあります。

そんななか、あまり注視されないギアとしてケトルがあげられます。たしかに、鍋やパン等のクッカーがあればお湯は沸かすことができ、ケトルは形状的にかさばりそうだなという印象も。

しかし、ソロキャンプにこそケトルがおすすめ。ここではおすすめポイントを解説してきます。

ケトルおすすめポイント①お湯がすぐに沸く

お湯がすぐ沸くのはケトルのいちばんの長所です。ソロキャンプはひとりの時間が長く、それを楽しむのがテーマになってきます。

ゆったりとした時間にほしくなるのはコーヒーやお茶、あるいは小腹を満たしてくれるカップラーメンではないでしょうか?

使いたい時にお湯がすぐに沸かないとストレスになることも。その点ケトルは、熱伝導率がよい素材でできており、底面が広くできているため火力がよくあたりクッカーよりも早く沸きます。

ケトルおすすめポイント②スタッキングに優れている

ケトルはその形状から重ねたり収納したりする、スタッキングに向かないのではというイメージがあります。

しかし、キャンプ用のケトルは、平たくできている、取っ手を畳むことができる等、収納しやすいようにデザインがよく研究されています。

また、ケトルによっては中にOD缶やクッカーなどをスタッキングできるものもあります。

ケトルおすすめポイント③ケトル&クッカータイプは便利

冒頭で、クッカーをケトルがわりにするケースをご紹介しましたが、同じようにクッカー代わりになるケトルもあります。縦型で鍋として使うことができるタイプです。

ケトルなので注ぎやすいのもポイント。ケトルとクッカーのいいとこどりですね。実際に、筆者が使用しているケトルがこのタイプなので次の項目でご紹介します。

 

筆者愛用のケトルを紹介します

ソロキャンプ ケトル

こちらは筆者が実際に使用しているケトルです。

知人から譲り受けたものなので年季がはいっていますが、丈夫なステンレス素材でできており、各種溶接部もしっかりしているので、漏れやガタつくといったことはありません。

ソロキャンプ ケトル

こちらのケトルはクッカーとしても使用できます。

たとえば、キャンプ場について設営をしながらお湯を沸かし、設営が終わったらコーヒーを一杯。注ぎ口もついているのでドリップもお手の物。

そのあと、残ったお湯でスープスパゲッティを作ってランチも完成!といったようにケトルひとつで便利に使うことができます。

ソロキャンプ ケトル

ハンドル・取っ手部分は折りたたむことができるのでかさばりません。また、中にOD缶がすっぽりと入るサイズなので、収納性にも優れています。

キャプテンスタッグ キャンピングクックポット2L M-7701

キャプテンスタッグ キャンピングクックポット2L M-7701
キャプテンスタッグ キャンピングクックポット2L M-7701

 

ソロキャンプ用ケトルの選びかた

ソロキャンプ ケトル

ソロキャンプにぴったりなケトルの選び方を見ていきましょう。

ソロキャンプ用ケトルの選び方①素材で選ぶ

ケトルは素材によって性能が異なってきます。ソロキャンプで用いるのであれば、軽く・丈夫で・熱伝導率のいいものがいいでしょう。

アルミやステンレスなどはこの点において優れているのでおすすめです。

逆にキャンプのケトルとして定番の銅は、お湯がすぐに沸き殺菌効果があるなど優れている点があるのですが、重いためソロキャンプにはやや不向きと言えます。

ソロキャンプ用ケトルの選び方②形や大きさで選ぶ

ケトルにはさまざまな形のものがあります。やかんタイプのものは密閉性が高く注ぎやすいので、とても使い勝手がよいのでおすすめ。

また大きさは、ソロキャンプなら小型の0.5Ⅼ~0.8Lあたりでもじゅうぶんです。うすいタイプでスタッキングできるものや広口で中にOD缶などが収納できると尚いいですね。

また、前述したとおり、クッカー&ケトルタイプは料理にも湯沸かしにも使えるので万能。なるべく持っていくものを減らしたいミニマリストにおすすめです。

ソロキャンプ用ケトルの選び方③焚火orバーナーで選ぶ

ケトルを選ぶ際に、焚火で使用するのかバーナーで使用するのかによって選び方も変わってきます。

焚火で使用するのであれば、ある程度高温に耐えられる仕様のもの、煤がついてもガシガシ洗えるキズに強いものがいいでしょう。

おそらく、ソロキャンプで使用するのであれば、バーナーで使用するのが一般的だと思います。そのため、底が広めの安定性のあるものにしましょう。

最近では、バーナーの火を効率よく伝える加工がしてあるものもあります。

 

ソロキャンプ用おすすめケトルを紹介

ソロキャンプ ケトル

ここからは、ソロキャンプにおすすめのケトルを紹介します。

Fire-Maple ヒートエクスチェンジケトル

2003年の創業以来人気を集めている、中国のアウトドアバーナーブランドです。特殊な底面のデザインにより、どんな五徳にも合います。

また、ヒートエクスチェンジャーという特殊な孔の形状で熱効率が約30%も向上。沸騰するまでの時間が驚くほどスピーディーです。

Fire-Maple ヒートエクスチェンジケトル FEAST XT1
Fire-Maple ヒートエクスチェンジケトル FEAST XT1

 

trangia(トランギア) 325ケトル 0.6L TR-325

トランギアのケトルはキャンパーにとても人気のある商品です。無垢なアルミでできており、軽く熱伝導率が高いのが魅力。

ほかのクッカーやソースパンなどのギアとスタッキングして持ち運ぶことができるため、携行性が重要なソロキャンプにはピッタリのケトルです。

trangia(トランギア) 325ケトル 0.6L TR-325
trangia(トランギア) 325ケトル 0.6L TR-325

 

スノーピーク ケトルNo1

クッカーとしても使えるケトルです。寸胴鍋のようなデザインなのでお湯を沸かす以外にも、ラーメンなどの調理にも使える万能選手。

ステンレス鋼でできているため耐久性が高く、アウトドアでの使用に適しています。

スノーピーク(snow peak) ケトル No1 0.9L CS-068
スノーピーク(snow peak) ケトル No1 0.9L CS-068

 

コールマン パッカウェイケトル/0.6L

アウトドアブランドの老舗、コールマンのケトルです。アルミ製で熱伝導率がよく、傷がつきにくいハードアノダイズド加工が施されているため、屋外でのタフな使用にも耐えられます。

クッカーとスタッキングができるので持ち運びにも便利。ポップカラーのシリコンカバーがハンドルについているため滑りにくいのもうれしいですね。

コールマン パッカウェイケトル/0.6L 2000010532
コールマン パッカウェイケトル/0.6L 2000010532

 

PRIMUS (プリムス) ライテックトレックケトル&パン

バーナーのブランドで有名なPRIMUSから発売されているケトルとパンが一緒になった商品です。ケトルでお湯を沸かしながら、パンで調理もできるので、ものが増えがちなキャンプでも重宝します。

中には250のOD缶を入れることができるので収納性にとても優れ、底面には滑りにくい加工がされているため、バーナーの上でも安定します。

PRIMUS (プリムス) ライテックトレックケトル&パン
PRIMUS (プリムス) ライテックトレックケトル&パン

 

いかがでしたか?ソロキャンプではひとりの時間をゆったり過ごすのがメインとなってきます。ゆったりとした時間のおともにすぐにお湯が用意できると、お茶で一息入れることもでき、寒い時期には体があたたまるので心に余裕が持てますね。ソロキャンプのお供にケトルはおすすめです。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。