キャンプにケトルがあると便利!その理由とは?
キャンプにケトルはいらない?
キャンプはただでさえ荷物が多くなりがちで、できることなら荷物を減らしたいところ。ケトルは使用頻度も低いうえ、かさ張るという意見があります。
鍋でお湯を沸かすこともできるので、あえてケトルはいらないのではと考えるキャンパーもいます。
調理中お湯を沸かすときに便利
調理で使用する鍋でお湯を沸かそうとすると、同時に調理ができません。ケトルがあれば調理で鍋を使用していても同時進行でお湯が沸かせます。
また、蓋がついているので早く熱効率がよくお湯を沸かすことができます。
お湯が注ぎやすい
ケトルは持ち手や注ぎ口があるので、お湯が注ぎやすいメリットがあります。コーヒーやスープなどを作るときに、サッとコップに注げます。
また、湯たんぽに使う場合も直接湯たんぽに注げるのでとても便利です。
【形状・素材・容量】キャンプ用ケトルの種類や特徴を紹介!
キャンプ用ケトルの3つの形状の違い
キャンプ用のケトルには3つの形があります。それぞれ特性があるので形状別のメリットを知って、ご自身のキャンプスタイルに合ったケトルを見つけてください。
お湯が早く沸かせるやかんタイプ
やかんタイプは底面積が大きいので、早くお湯を沸かせるメリットがあります。また、コンパクトサイズなので持ち運びに便利です。
ソロキャンパーなどたくさんのお湯を必要としないキャンパーにおすすめです。
一度にたくさんのお湯が沸かせる縦長タイプ
縦長タイプは一度に多くのお湯を沸かせるメリットがあります。しっかりした持ち手が側面についているので、中にたくさんの水が入っていても安心して持てます。
大人数でのキャンプや、多くのお湯を必要とする湯たんぽを準備する際に活躍します。
クッカーとしても使用できる寸胴タイプ
寸胴タイプはケトルとしても、クッカーとしても使用できるので便利です。
持ち運ぶ際は中にギアを収納できるので、荷物を増やしたくないけどケトルは欲しいキャンパーにおすすめです。
キャンプ用ケトルの4つの素材と特徴
ケトルを選ぶ際のポイントとして、素材選びも重要です。それぞれの素材の特徴を理解しておくとケトルをより上手に活用できますよ。
軽くて持ち運びに便利なアルミ製
アルミ製ケトルは、とにかく軽くて持ち運びに便利です。熱伝導の効率がいいのですぐにお湯を沸かせます。
耐久性に関しては他の素材と比べて劣りますが、ソロキャンプなどとにかく荷物を減らしたい人におすすめです。
丈夫で長持ちするステンレス製
ステンレス製ケトルは丈夫なので、焚き火の高火力で一気にお湯を沸かすことも可能です。焚き火で使用していくとだんだん味がでるので、キャンプギアを育てる感覚も楽しめます。
おしゃれな雰囲気のホーロー製
ホーロー製のケトルはカフェのような雰囲気でおしゃれな雰囲気になります。カラーや柄がついているものもあり、見た目も楽しめます。
機能面では、保温性と耐久性に優れているのでキャンプにもおすすめです。
お湯がすぐに沸く銅製
銅製ケトルは熱伝導率がとても高いので、すぐにお湯を沸かせるメリットがあります。
また殺菌効果もあるので、衛生的に使用できます。ただし、値段が高く重いというデメリットもあります。
キャンプ用ケトルの容量の目安
キャンプでお湯を使うシーンに合わせてケトルの容量を考える必要があります。
もっと多くのお湯が欲しかった、大きすぎて邪魔になる、なんてことにならないよう、適切な容量のやかんを選びたいですね。
小容量(1L未満)のケトル
1L未満の小容量ケトルはソロキャンプや少人数でのキャンプにおすすめです。コーヒーやスープ、カップ麺を作る際に必要な分だけのお湯を沸かすことができます。
具体的に、コーヒーを作るのに1杯200mlとしても数人分、カップ麺は350mlほどのお湯が必要と考えると3つくらい同時にお湯を用意できます。
大容量(1L以上)のケトル
1L以上の大容量ケトルは大人数のキャンプやファミリーキャンプにおすすめです。コーヒーなどの飲料用のお湯としてはもちろん十分なサイズです。
寒い時期のキャンプで湯たんぽを使用したい場合や、洗い物でお湯を使用したいときにも十分なお湯を用意できます。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。