アースデーは何をする日?
アースデーは、地球や環境のことを考え、地球のために行動する日です。1969年にユネスコにより提起され、4月22日を「アースデー」とすることを宣言しました。
決まった形式や規則はなく、一人一人が地球や環境について考え行動する日です。
アメリカで開催された「アースデー1970」は、2,000万人以上が様々な形で参加したアメリカ史上最大のイベントになりました。
企業の取り組み
環境保護が注目されている現代では、企業の社会貢献の一つとして環境問題への取り組みは重要です。
企業が社会に対しての責任を果たすための方法に環境保護を取り入れている企業が多くあります。
さらに、アースデーに参加することにより、同じ意識をもつ方との出会いにも繋がることが企業として取り組むメリットです。
2021年のアースデーのイベントの紹介
2021年のアースデーにも様々なイベントが開催されました。その内容について紹介します。
アースデイ東京2021
気候サミットやサスティナブルファッションウィークなど、様々なワークショップや講演会、イベントが代々木公園やオンラインで開催されました。
アースデイ東京は日本における環境活動の先頭に立ち、2001年から開催されてきた手作りのイベントです。
参加団体や企業も大小に関わらず、幅広いテーマで活躍する方々がそれぞれ企画を持ち寄り、環境活動を普及するために行ってきました。
アースデイいのちの森
「はじめようあなたのいのちの森づくり」をテーマに開催されました。どんぐりの里親としてポットの苗を育てるアクションで、育てた苗は回収し、植林用になります。
家での活動が緑を増やすことに繋がるイベントです。持ち帰った苗に水をあげるだけで育つため、各ご家庭で気軽に参加することができます。
アースデイアクション
「すべての人がスポーツをもっと身近に楽しめる社会」を目指し、アルペングループが行うイベントです。
スポーツやアウトドアに欠かせない自然環境を守るべく、地球環境について考えるきっかけづくりをするためにアースデイアクション2021を企業で取り組んでいます。
- 本社出勤社員全員による清掃活動
- ジョギングとゴミ拾いを合わせたスウェーデン発のプロギングイベントを開催
- アパレル回収促進キャンペーンを行い、アパレル回収について知り、行動するきっかけづくり
このような活動を実施し、地球環境について考えるきっかけづくりを行っています。
地球と私たちのために私たちができること!国際マザーアースデー
「地球と私たちのために私たちができること!」は、地球に何ができるのかをともに考えていくコミュニティです。
参加は無料で、オンラインでワークショップやエネルギーワークを行い、地球について考えることができます。
一人では見出せなかった何かを、参加することで気づき、見つけることができるかもしれません。
アースデーを意識して過ごしてみよう
イベントに参加することだけがアースデーではありません。イベントに参加できなくとも、地球や環境について考え行動することが、地球を守ることに繋がります。
アースデーに個人ですること・できること
アースデーは個人で行動し、身近なことから取り入れることができます。
- 環境に配慮した商品を買う
商品を選ぶ条件のひとつに環境に配慮しているかどうかを加えてみてはいかがでしょうか? - プラスチックのペットボトルを買わない
水筒にお気に入りのドリンクがあればコンビニや自販機を探す必要もありません。 - マイボトルやマイバッグ、マイカトラリーを持参する
日本が誇る風呂敷の使いかたをマスターするのも楽しそうですね。 - ゴミを減らす方法を考えてみる
大根の皮のポン酢漬けなど、野菜の皮も美味しいものです。産地や農薬について考えるきっかけにもなります。 - 徒歩や自転車で出かけてみる
いつもは車や電車の場所も、自分の足だけで移動してみてはいかがでしょう?歩く楽しさもあり、いざというときの備えにもなり、また自分の脚力の確認にもなりますよ。
このように日々の生活の中での行動ひとつでも、一人一人が環境を意識して過ごすことが地球を守ることに繋がります。
趣味や消費行動の中にアースデーを取り入れる
趣味や消費行動を通してアースデーを取り入れてみてはいかがでしょうか?アースデーをきっかけに、継続して行動することで、個人でも環境保護に貢献することができます。
キャンプ
アウトドアを日常的に楽しむキャンパーはエコキャンプを行ってみませんか?キャンプでの小さな行動が環境保護に繋がります。
エコキャンプで新しい発見があるかもしれません。
できることから始めてみない?環境に優しいエコキャンプで自然に感謝しよう
サーフィン
ビーチに落ちているゴミを拾うという小さな積み重ねが環境を守ることにつながります。大切な趣味のフィールドを守るためにも行動してみましょう。
ワンハンドビーチクリーンを知っていますか?SDGsをサーファー目線で考えてみた
ショッピング
ショッピングをするとき、環境に配慮した商品を選ぶことで環境保護に繋がります。アースデーには、モノ選びにもこだわってみましょう。
アウトドアブランドのトレンド「エシカルファッション」と「フェアトレード」
環境保護への意識が高い「ザ・ノース・フェイス」のリサイクル・エコへの取り組み
食事
ヴィーガンはダイエットだけではなく、環境保護や動物愛護にも関係があります。
普段は意識していなくても、アースデーにヴィーガンメニューを取り入れてみることで、環境のために行動してみませんか?お料理のレパートリーが増えるかもしれません。
ダイエット効果だけが目的ではない?ヴィーガンのライフスタイル!
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。