春に釣れる魚を知って海釣りをもっと楽しもう
春になると魚の活動が本格的になり、海釣りシーズン突入!だんだんと暖かくなる気候も手伝って、普段海釣りを楽しんでいる人はもちろん、ファミリーレジャーや、デートとして釣りを楽しむ人も増えてきます。
今回は前回紹介しきれなかった、春に釣れる魚種を解説します。
また、それぞれの魚に合った釣り方やおすすめアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼前回ご紹介した春におすすめの魚は「春の訪れを釣りで感じよう!春の堤防釣りで狙うべき魚種とそれぞれの釣り方」をご覧ください。
釣ってよし食べてよし海の女王シロギス
シロギスは美しい見た目とそのおいしさから海の女王などともよばれます。
条件が良ければ初心者でも簡単にできる「ちょい投げ」でもよいのですが、今回は投げ釣りに挑戦してみてはどうでしょうか。
投げ釣りでシロギス釣りにチャレンジ
春から夏にかけてはシロギスが深場から浅瀬の砂浜に上がってきますので、海水浴場などの砂浜を中心に投げ釣りで釣ることができます。
また、砂地に群れでかたまっていることが多いので、いろいろな場所を探りながらキスの居場所を探すことがポイントになります。
シロギスの投げ釣りにおすすめの竿
長い方が遠投性に優れますが、腕力が必要だったり慣れないうちは取り扱いが難しいものです。こちらのような短めのものから初めてみてはどうでしょうか
シマノ(SHIMANO) ロッド 投げ竿 17 ホリデースピン (振出) 各種 軽快な投げ釣り用
シロギスの投げ釣りにおすすめのリール
投げ釣り用のリールはスプール形状が独特で、遠投性が高くなっています。カゴ釣りなどでも使用できるので買っておいて損はありません。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール(投げ・遠投) 17 クロスキャスト (2017モデル)
シロギスの投げ釣りにおすすめの仕掛け
針が多いとチャンスは増えますが、トラブルも多くなるため3本か4本程度がオススメです。
OWNER(オーナー) 仕掛け 鈴なりキス仕掛 4本 ジャストキス 8号 1号 2.2m N-3067
サビキ釣りで最もポピュラーなターゲット、イワシ
春になると釣れ始めるおなじみのイワシ。この、よく釣れて美味しいイワシには、じつはは3種類あるのはご存知ですか?
それぞれの特徴は、
- 背中に斑点が並んだ「マイワシ」
- 下顎が短い「カタクチイワシ」
- 目の大きな「ウルメイワシ」
です。
見た目だけでなく味も違いますので、釣ったイワシの種類も確認してみましょう。
イワシはやっぱりサビキ釣り
イワシといえば釣り方はやはり「サビキ釣り」
イワシはとても傷みやすい魚です。どんどん釣れると忙しいサビキ釣りですが、せっかく釣ったイワシが痛んでしまわないようにこまめにクーラーボックスに移動してください。
イワシのサビキ釣りにおすすめの釣竿
サビキ釣りに使うなら軽い磯竿が長時間釣りをしても疲れにくいのでおすすめです。
長い磯竿を使うとサビキ仕掛けも扱いやすく、魚も針から外しやすいので手返しが良くなり、少し離れたポイントにも仕掛けが届きます。
長さや硬さにバリエーションがたくさんありますので、慣れてきたら長めの竿にもチャレンジしてみましょう。
シマノ(SHIMANO) 磯竿 17 ホリデー磯 1.5号~3号 サビキ釣り
イワシのサビキ釣りにおすすめのリール
サビキ釣りでは高性能なリールは必要ありませんので、とりあえずお値打ちなリールを使用しても問題ありません。
ダイワのスピニングリールはライン付きなので、手軽に始められるのが魅力です。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール (糸付き) 17 ワールドスピン (2017モデル)
イワシのサビキ釣りにおすすめの仕掛け
リアルな擬似餌がついたこちらのサビキ仕掛けは魚がスレてきた時などに有効です。
針が多いので釣れるチャンスも多いのですが、短めの竿だと少し取り扱いがしにくいかもしれません。そんな時は、ぜひいちど長めの竿で使用してみてください。
オーナー(OWNER) アミエビ実寸サビキピンクギジ 6-1 S-3653
食べて美味しいアオリイカ釣りはエギングが人気
アオリイカはエギングやヤエン釣りで釣れるとっても美味しいイカのこと。夏の新子と呼ばれる小型のアオリイカは、初心者でもエギングで釣りやすく人気です。
秋の新子アオリイカならエギング初心者にも最適
淡水でも海水でもルアーフィッシングはハードルが高いと思っている方も多いかもしれませんが、秋のエギングはエギを追ってくるアオリイカが見えることも多く、ルアー初心者におすすめの釣りです。
アオリイカのエギングにオススメの釣竿
アオリイカのエギングのルアーアクションの基本動作は、水中でエギを高く跳ね上げるために瞬間的に釣り竿をしゃくる動作です。
柔らかい釣竿だと、動作が釣竿に吸収されてしまうため瞬間的なエギの動きを出すことができませんので、ある程度の硬さの釣竿が必要です。
軽さや長さ、感度などいろいろな要素もありますが、初心者用のでコスパに優れたこちらのモデルがおすすめです。
ダイワ(DAIWA) エギングロッド リバティークラブエギング 862M 釣り竿
アオリイカのエギングにおすすめのリール
リール自体はそれほど釣果に影響を与えませんが、ライントラブルや故障などが発生すると釣自体が成立しなくなってしまうので、おすすめはやはり国産メーカーの商品です。
こちらの商品であれば、エギングだけでなくサビキはもちろん、ちょい投げやアジングなどに流用することもできます。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 20 レブロス LT (2020モデル)
アオリイカのエギングにおすすめのエギ
もっとも釣果に影響を与えるのがこちらのエギです。攻めた釣りをしようと思えば、底付近・海藻の中・岩場を探る必要があります。
根がかりでエギを失くす可能性も高いので、サイズ違いを含めていくつか揃えておくのがポイントです。
たくさん買いやすいコスパ重視の商品を購入するといいでしょう。
YO-ZURI(ヨーヅリ) エギ パタパタQ 2.5号/3.0号/3.5号
サビキ釣りのついでに釣れる高級魚ヒラメ
お刺身はもちろん、煮ても焼いても美味しい白身の高級魚です。
小魚などを主食にしている魚なので、ルアーフィッシングのターゲットとして人気がありますが、サビキ釣りで釣った魚を利用したエサ釣りで手軽に狙ってみましょう。
ヒラメをサビキ釣りのついでにゲット
今回おすすめするのはサビキで釣ったアジなどの小魚をエサに、ヒラメを釣る泳がせ釣りです。仕掛けにアジをセットしたら基本的には待つだけなので、サビキ釣りを続けていれば大丈夫です。
ヒラメの泳がせ釣りにおすすめの竿
大型の魚がかかった場合に耐えられる様にある程度の強さが必要です。
ショアジギングやシーバスロッドなどでも代用できますが、新しく購入するなら遠投しやすく長い仕掛けにも対応できる磯竿がおすすめです。
ダイワ(DAIWA) 磯・波止釣りロッド リバティクラブ磯風・K 3-53・K 釣り竿
ヒラメの泳がせ釣りにおすすめのリール
ヒラメの泳がせ釣りには、太いラインを巻いて、遠投する場合もあるので投げ釣り用のリールがおすすめ。
なかでもシロギスの投げ釣りでご紹介した「ダイワ(DAIWA) スピニングリール(投げ・遠投) 17 クロスキャスト (2017モデル)」は、投げ釣りにもサビキ釣りにも使えるもっとも魅力的なリールのひとつ。
ぜひこちらのアイテムで投げ釣り〜泳がせ釣りまで楽しんでみてください!
ダイワ(DAIWA) スピニングリール(投げ・遠投) 17 クロスキャスト (2017モデル)
ヒラメの泳がせ釣りにおすすめの仕掛け
泳がせ釣りの仕掛けは難しいものではありませんので自作する人も多いかもしれませんが、市販のものであればこちらがおすすめ。
重りまでセットになっているので、面倒なことがなく釣りに集中できます。
オーナー(OWNER) 堤防 泳がせのませ遊動胴突 No:36253 LL