≫ 船釣りにおすすめの季節別の服装を先に見たい方はこちら
【男性・女性共通】船釣り服装に関する3つの考え方
オールシーズンに共通する船釣りの服装における対策は以下の3つです。詳しく見ていきましょう。
- 服が濡れることへの対策
- 日光の照り返しへの対策
- 水難事故への対策
①服が濡れることへの対策
乗船している間は、陸釣りに比べて海水に濡れてしまいやすく、それなりの防水対策が必要です。防水性・はっ水性のある生地のアウターやズボンを着用すれば、海水が服に染み込んで皮膚に接触するのを防げます。
陸上と違い、船上では波しぶきでよく足が濡れます。 そのための対策としては、長靴(ブーツ)やマリンシューズの着用といった方法があります。
靴選びでの注意点
必ず守らなければいけない注意点として、船の上ではスパイクの入った靴は禁止されている点があげられます。万が一、船上をスパイクで傷めてしまうと大きな事故につながりかねないからです。滑りにくい靴はいろいろと販売されていますが、スパイクシューズは履かないようにしましょう。
船酔いしやすい服装を回避
体を締め付けるタイトな服装は船酔いの原因になります。 そのため、ある程度ゆとりのある服を着て、 ベルトは締めすぎないように注意しましょう。船釣りは、船酔い対策が大切です。ふだん酔わないからと油断せず、準備や対策をしっかりとしましょう。
②日光の照り返しへの対策
海上は、四季を通じて海面からの日光の照り返しが強いため、対策を講じないと、身体がさまざまなダメージをうける可能性があります。
肌の露出は極力回避
実際の船釣りでは、夏の暑い時期には半袖・半ズボンで釣りをする人が多くいます。しかし太陽の照り返しはかなりのものなので、肌へのダメージを緩和するためにも長袖・長ズボンを着用したほうがよいでしょう。
また頭部や顔面の日焼け防止に帽子は必須といえるアイテムです。しっかりと日光を遮るものを選びましょう。首の日よけがついているものがおすすめです。首元の露出を防ぐアイテムとしては、夏ならば冷感作用のあるネックゲーター・冬ならば保温作用のあるネックウォーマーなどがあります。
偏光サングラスで太陽光から目を守る
強い太陽光に1日さらされていると、目の疲れはかなりのもの。目の疲労防止に偏光サングラスは有効な対策といえるでしょう。偏光サングラスを着用していれば海面がよりよく見えるので、釣りがしやすくなるというメリットがあります。
またサングラスや眼鏡は目の事故を防ぐメリットがあります。狭い船のなかでは、よけきれずに思わぬ事故に遭遇することも。ルアーや仕掛けなどのフックが目の付近にあたった際に、サングラスや眼鏡をしていれば目に入ることを防げます。
③水難事故への対策
船釣りでは、ライフジャケットの着用が法律で義務付けられています。国土交通省が認定する、桜マークのついたライフジャケットを着用しなければいけません。
ただし一口にライフジャケットといっても、昔からあるベスト式のものや腰に巻く小型のべルト式のもの、肩にかけるものなどタイプはさまざまです。
機能別に分類すれば、水中に落下すると自動的に膨らむ自動膨張型・紐を引っ張ることにより膨らむ手動型・自動膨張型と手動型のハイブリッド型・着衣時から浮力がある固形型などがあります。
ベスト式のものは主に固形型で、ベルト式・肩掛け式のものは自動膨張型・手動型・ハイブリッド型が多い傾向があります。船釣りでは、着ていてかさばらないベルト式や肩掛け式のものが好まれる傾向がありますよ。
ベスト式のライフジャケット
釣り船屋などでレンタルしているライフジャケットによく見られるタイプです。ベスト式なので、万が一の着水時に抜けてしまうことはありません。
ベルト式のライフジャケット
腰に巻くタイプのライフジャケットで、スリムでかさばらないものです。海に落ちると自動的に水を感知して膨らむものと、紐を引っ張ることで膨らむ手動タイプのものとがあります。また自動感知と手動の両方の機能を兼ね備えたものもあります。
肩掛け式のライフジャケット
肩にかけるスリムでコンパクトなタイプのライフジャケットです。機能的には、ベルト式のものと同じく自動型・手動型・自動と手動のハイブリッド型のものがあります。
【女性専用】船釣りの服装とおしゃれについて
友達や恋人と釣りに出かける時に困るのが服装。釣り初心者の女性は、「どんな服装で行けばいいんだろう?」、「おしゃれな服装で行きたいなぁ…」と悩みますよね。
最近は釣り女子が増えてきて、女性用のフィッシングウェアも種類が豊富で、おしゃれなものもたくさんあります。
基本的に、釣りに行くときの服装は動きやすいものを選ぶのがベターです。
「暑いとき」と「寒いとき」のふたつに分けて、女性用の服装をご紹介しましょう。
暑い時期に適した服装
女性が暑い日に釣りに行く場合、快適さと肌の保護が両立する服装を選ぶのが大切です。具体的には以下のとおりです。
- 半袖Tシャツ
- ハーフパンツ
- レギンス
- アームカバー
- 帽子
- スニーカー
まず、トップスは半袖Tシャツをベースにするのが一般的です。Tシャツであれば通気性が良く、暑い日でも涼しく過ごせます。
また、釣りの際にはアクティブな動きが必要なので、体の動きを妨げない半袖Tシャツは最適です。
次に、ハーフパンツを合わせるとさらに快適さをUPさせられます。膝上の丈であれば、風を通しやすく、肌に触れる面積が少ないため暑さを感じにくくなります。
万が一水しぶきがかかった場合でも、早く乾くので釣りで重宝するでしょう。
ただし、ハーフパンツだけはNGです。太陽の強い紫外線や蚊などの虫から足を守るためには、レギンスも履いておきましょう。
加えて、アームカバーも同様に紫外線対策として有効です。半袖Tシャツだけでは腕が直射日光にさらされやすい中、アームカバーを使えばこれを防げます。
その他、帽子は紫外線対策の必需品となり、動きやすさを重視するなら足元もスニーカーが適しています。滑りにくいので、湿った場所や不整地でも安全に歩けるからです。
寒い時期に適した服装
寒い日に釣りに行くときには、体温を保つための適切な服装が必要です。
- 防寒アウター
- ロンT
- 長ズボン
- 極暖インナー
- ニット帽
- ネックウォーマー
- 手袋
まず、基本的なアイテムとして、ロングスリーブのTシャツと長ズボンを着用します。素材には、通気性がありつつも保温性に優れたものを選ぶと良いでしょう。
寒さ対策として、「極暖インナー」を着用することを強くおすすめします。これらのインナーは特に低温の環境下での保温性に優れています。
寒い天候には欠かせないのが防寒アウターです。厳しい寒さから身体を守り、あたたかさを逃さないためのこのアイテムは、釣りの際に特に重要となります。防風・防寒性能が高く、耐久性があるものを選ぶと良いでしょう。
頭部と耳をあたたかく保つためにニット帽を着用します。頭部から体温が逃げやすいので、この部分をカバーすることは重要です。ニット帽はあたたかさを確保しながらもファッション性も兼ね備えているため、選択肢の一つとして最適です。
ネックウォーマー、および手袋も寒さから身を守るための重要なアイテムです。特に手は露出部分が多く、寒さを直接感じやすい部位なので、保護は重要です。
釣りを楽しむためには、指先の感覚が必要ですから、あたたかさを確保しつつも指の動きを妨げないフィッシンググローブがおすすめです。
船釣り用の服装を安く揃えるならワークマンとユニクロがおすすめ
釣りを始めるには、ウェアだけでなくいろんな道具をそろえなければなりません。
しかし、一度にたくさんはお金をかけられないのが現実。そんな時に役立つ、釣り用ウェアをそろえられるブランドが「ワークマン」と「ユニクロ」です。
両方とも誰もが知っている全国展開しているブランドですが、優秀なコスパのアイテムを揃えているのでご紹介します。
ワークマンで船釣り用の服装を揃えるならイージスがおすすめ
ワークマンの「イージス」は、雨天時の現場作業において不可欠な「防水」機能を搭載したレインウエア、グッズを揃えたブランドです。
従来の「合羽(かっぱ)」をベースに、デザイン性を追求したラインナップはプロの職人だけではなく、バイクを愛するライダーやアウトドア、そしてフィッシング、など様々な環境をアクティブに楽しむすべての方へ向けた本格派なものとなっています。
新素材の開発、耐水圧・透湿度の向上と価値に見合ったプライスで展開されており、コスパに優れる製品が揃っています。
ワークマンで買える船釣りにおすすめの長靴(シューズ)
引用:ワークマン
イージスの「デッキブーツBT750」は耐滑性ソールで滑りにくく、フラットソールを採用し踏ん張り易いのが特徴です。
足首部分が絞り込まれた作りになっているため脱げにくくなっていて、ゴソゴソとした感覚もせず歩きやすい設計を取っています。
ハニカム構造になっていて通気性にも優れ、足首部分がしぼってあるので脱げにくく歩きやすい設計です。
ワークマンで販売してる長靴としては高めですが、品質は十分でどんな釣りの場面でも活躍できるでしょう。
ワークマンで買える船釣りにおすすめの釣りベスト
出典:ワークマン
合計14個のポケットが付属している「コーデュラユーティリティ 着るカバン」も便利なアイテムです。
例えば右側の胸ポケットの内側には、防水仕様のポケットが隠れています。上側がフタと連動して折り込まれて閉まるので、水滴が侵入するのを防いでくれます。濡れては困るものを収納できるポケットです。
他にも、背中には大きめでA4サイズのタブレットも入れられる大きさのポケットが付属しています。両脇には手が突っ込めるバーティカル・ポケット、その上にはマチ付きのファスナーポケット、内側にも4つの多用途ポケットがついています。
世界各国の軍服やバッグに多く採用されているほどのとても耐久性の高いナイロン特殊繊維が使用され、長く使えるコスパの良いベストを探している方にピッタリです。
ユニクロで船釣り用の服装を揃えるなら秋冬物がおすすめ
出典:ユニクロ
寒い秋冬用のウェアをそろえるなら、ユニクロのアイテムを推奨します。
特に便利なのが「超極暖ヒートテック」で、通常の「ヒートテック」よりも約2.25倍暖かい超極暖シリーズのアンダーウェアです。
表地のハニカム構造と裏地の起毛素材の「ダブルフェイス生地」構造によって、冷たい風が冬場の海釣りなどでも寒さから体を守ってくれます。
リーズナブルな値段にも関わらず真冬の釣りにおいても十二分な威力を発揮するため、コスパ重視のアングラーが重宝するアイテムでしょう。
春の船釣りにおすすめの服装
春は気候がよく、釣りをしやすい季節です。しかし、日によっては思いのほか寒い日や暑い日があります。そのため、気候の変動に対応できる、柔軟な服装で船釣りに臨みましょう。
初春ならば急に冷え込んだ場合でも対応できるように、冬の服装に近いものを選択してください。晩春ならば、暑さで熱中症にならないように、すぐに脱いで薄着になれる服装を心がけましょう。
靴に関しては、初春の頃はまだ寒い日が多いので、防寒と濡れ防止を兼ねる長靴がおすすめです。晩春のかなり気温が上がった季節ならば、マリンシューズでもよいでしょう。ただし、薄っぺらい生地のチープなマリンシューズではなく、しっかりとした生地で、ある程度グレードの高いマリンシューズの装着をおすすめします。
[Daiwa]フィッシングサーマルジャケット
釣りファンの間で支持率が高いダイワのジャケットは、軽くて機能性が抜群!と人気です。手袋をしながらチャックが開けられるループがついていたり、ポケットが大きくて収納性があったりと、釣りのときにあると便利な小ワザがきいています。
表地ははっ水加工が施してあり、波のしぶきが当たっても大丈夫です。機能性が高いので釣りメインで使用したいけれど、普段使いもしたいという人にピッタリのジャケットです。
[FINE JAPAN]ラジアルブーツ ブラック
漁港で仕事をする人に王道のラジアルブーツ(ゴム長靴)は、釣り行にも最適です。底面のラバーの切り込みが深いので、滑りにくい設計になっています。
足元に水が入るのが嫌な人や、防水は完璧にしたいという人にぜひ試してほしいブーツです。
[SHIMANO]ベーシック フィッシングレインスーツ
フィッシング用のレインスーツは、防水・はっ水加工を施しているのが定番ですが、こちらの商品はプラスαで耐水性や透湿性に対するメーカー独自の試験をクリアしています。つまり、海水での劣化が従来より緩やかなレインスーツです。
梅雨や雨天時でも釣りをする機会がある人に適したスーツといえるでしょう。
[KEFITEVD] ラッシュガード長袖
ストレッチ性が抜群のラッシュガードです。紫外線対策用のため、袖は若干長く作られています。ドライ機能もあり、季節を問わずに着用できます。
ラッシュガードは肌にピッタリすぎてちょっと苦手、という人にぜひおすすめしたい商品です。
[WORKMAN]イナレムストレッチレインスーツ
フード収納可能で着こなしを楽しめる、ワークマンのストレッチレインスーツです。
収納袋付きで持ち運びもラクラク行え、視認性をサポートする反射材プリントが付属します。
防水対策万全な耐水圧20,000mm、ムレを軽減する透湿度も25,000g/m2/24hと性能面も申し分ない設計です。
ユニセックスなデザインで男女両方に適し、春のまだ雨が降りやすい季節にもピッタリの上下セットです。
[UNIQLO]ブロックテックパーカ
山の急激な天候変化にさっと羽織れるよう作られた、シェルジャケットパーカーです。
雨風を防ぎ、ムレは逃がす高機能素材を使用し、縫い目からの水の侵入を防ぐシーリングテープ仕様です。
動きやすい3Dカットで作られ、移動が多い釣りの場面でも重宝するでしょう。
夏の船釣りにおすすめの服装
夏の船釣りにおける服装としてもっとも気をつけなければならないのが、暑さ対策と日差し対策です。熱中症になったり、過度の日焼けで肌を傷めたりしないよう最善の注意を払う必要があります。
夏になると、Tシャツ・短パン・サンダルといった非常にラフな服装で船釣りをする人をよく目にします。このような格好が絶対ダメという訳ではありませんが、釣り針・魚のトゲが刺さるリスクや日焼け防止を考えると、もう少しいろいろな点に配慮した服装をおすすめします。
夏といえども、なるべく半袖ではなくクール仕様の長袖Tシャツで暑さ対策をしながら、肌の露出を避けて日焼けをしないようにしましょう。夏は、半ズボン着用の人が目につきますが、釣り針が刺さったり、魚のヒレが刺さったりといった万一の事故を避けるため、通常の長ズボンを履くようにしましょう。
なお靴下に関しては、夏場はなしでも問題ありませんが、あえて履くなら防水ソックスがおすすめです。夏場であっても長靴の着用がベストといえます。
足元だけは涼しいほうがよい場合は、各釣具メーカーなどから出ている釣り用のサンダルがよいでしょう。普通のサンダルよりは露出部分が少なく、底は滑らないようにしっかりとしたグリップ力の高い作りになっているので、とくに問題なく船釣りを楽しめるでしょう。
[BASSDASH] Tシャツ UPF50+
夏の日焼け対策がこの長袖Tシャツ1枚で完結します。日焼け対策を完璧にした場合、Tシャツにアームカバー、帽子やネッククーラー……などと意外に荷物はかさばりますが、これ1枚で簡単に済みますよ。
夏でも、なんとか日焼けは避けたい!と思っている人は必見のTシャツです。
[MAZUME] レッドムーンショートパンツII
釣り愛好家に人気のメーカー「MAZUME」が販売しているショートパンツです。東レが開発した透湿素材を使用しているうえ、ストレッチ性に優れています。また防水加工も施してあり、波のしぶきで濡れた船上に座ってもお尻が湿りませんよ。
足の日焼けが気になる人は、冷感素材のアンダーパンツと組み合わせて使うのがおすすめです。
[SHIMANO] イヴェアーマリーンフィッシングシューズ
甲の部分の大きな穴が通気性を高めているフィッシングシューズです。さらに排水性に優れた構造なので、水が入ってもシューズ内で滑りませんよ。着脱しやすい面ファスナーがポイントです。
海からあがったときや甲板上が水浸しになったときに、シューズのなかに水がたまるのが嫌だという人におすすめのサンダルです。
[Umibozu] ウミボウズ アームカバー
このアームカバーはアイスシルク素材です。腕を通したとたんにひんやりするので、暑い日の使用に非常に適しています。またアームカバーは日焼け対策のみならず虫対策にもおすすめです。
船釣りに加えてキャンプをやる人、陸地では虫に刺されたくない人に購入をぜひ検討してほしいアイテムです。
[Gamakatsu] サングラス スペッキーズ
Gamakatsuは、兵庫県西脇市で創業した日本の釣り具メーカーです。なかでも偏光サングラスは種類が豊富で定評があります。こちらの商品はダークグレー×ブルーミラーです。強い日差しや海面の照り返しのまぶしさを軽減します。
裸眼に近いタイプのサングラスを求めている人にピッタリの商品です。
[WORKMAN]アイスアーマー長袖 クルーネック
特殊な生地の編み方により触れた瞬間、冷感性を実感できるWILD ICE生地を使ったインナーです。
触れた部分がひんやりと冷たく感じる接触冷感インナーで、脇はメッシュ仕様のためムレず長袖なので腕もしっかり冷たさを感じます。
暑い夏場でも快適に釣りを継続できるインナーとしてマッチしたアイテムです。
[UNIQLO]ポケッタブルUVパーカ
盛夏の紫外線対策にぴったりなアウターです。
真夏の釣りで疲れの主な原因となるのは「紫外線」。長袖を着用することで疲れを軽減できます。
汗で濡れたシャツの上から羽織ると、気化熱で涼しくなれます。
紫外線を防ぐUVカット機能付きで、紫外線の強い夏場の釣りに重宝するでしょう。
秋の船釣りにおすすめの服装
秋の船釣りは、基本的に春と同じような服装で大丈夫です。ただし台風などの影響で風や波が強い日があるので、帽子は飛ばされないようにあご紐のついたものを装着したり、濡れても大丈夫なように防水仕様の服を装着したりなどの工夫が必要です。
秋のおすすめの服装は重ね着です。うすいインナーの上にフリースやセーターを着て体温調節をしましょう。風よけには、ナイロンのジャケットがよいでしょう。足元はやはり、濡れたときに足が冷えないように長靴をおすすめします。
1日のなかで気温が大きく変動する季節でもあるので、最高気温ではなく最低気温を基準にして服装を選びましょう。日が傾きかけてから帰港するときの寒さをカバーできます。
[DAIWA] スペシャル ウィンドジャケット
裏地にメッシュ生地を施したジャケットですが、肘から手首にかけては施していません。この加工が動きやすさと乾きやすさにつながっています。熟練のユーザーの意見を反映した商品です。
襟に収納可能なフードがついているため、突然の雨や霧などに見舞われても対応できます。
[EverGreen] EGホットパンツ
軽さ・動きやすさ・あたたかさの3拍子が揃ったサロペットパンツです。ホットスーツのパンツだけほしいというユーザーの声を反映した商品です。背面にカイロポケットが施してあります。
下半身だけのパンツより、背中や胸あたりまであたたかいパンツがほしい人におすすめです。
[SHIMANO] フィッシング ボートフィットシューズ
汚れや水に強いボート用のシューズです。耐滑性(たいかつせい)に優れたラバーを底面に使用しているので、濡れたデッキ上で素早く動いても滑りにくいでしょう。不意の大物が掛かっても慌てずに対応できますよ。
靴ひもはなく、靴の脱着はBOAシステムで行います。足の甲の高さにあわせて締められます。ベロは大きく開き、ワンタッチで締められるので、靴ひを締めるのが苦手な人に使ってほしい商品です。
[THE NORTH FACE] ゴアテックスハット
透湿・防水仕様のゴアテックス素材を使用しています。雨風にさらされても型崩れしにくく、つばが広いので顔に雨が当たるのを軽減できます。またアジャスター付きのあご紐がついているので、帽子が風に飛ばされるのを防げます。
コットンのような風合いはコーディネートを選びません。釣り使いもふだん使いもこなせる帽子がほしい人におすすめです。
[Manatsulife] ボア付き裏起毛ベスト
外側はフリース素材・内側がボア素材と外も内もあたたかい仕様のベストです。肌触りがとてもよいので、冷えた手を入れただけでもホッとする1枚になるでしょう。
ふつうならベストを着るとそこだけ着ぶくれしますが、このデザインは立ち襟ですっきりしたシルエットを演出します。ファッショナブルな着こなしを目指している人にピッタリです。
[WORKMAN]3レイヤー透湿ストレッチレインスーツ
本格的アウトドア仕様の3層構造生地を採用した3Dレイヤーパーカーです。
裏地トリコット、ストレッチ生地で雨の日も快適な着心地を実現し、裾幅はボタンで調節できます。
[UNIQLO]スポーツフルリムサングラス(偏光レンズタイプ)
低価格で展開している偏光レンズを使ったサングラスです。
本格的な釣り用偏光サングラスには敵わないものの、行き帰りの運転や日差しの強い日中などで十分に活路を見出せます。
メインの高級サングラスの保護などといった使い方も可能で、リーズナブルなサングラスを使いたい方の需要にももちろんマッチします。
冬の船釣りにおすすめの服装
冬の服装は、うまく重ね着をして寒さを防ぐのが快適に船釣りを楽しむコツです。アンダーウェアにはヒートテックや秋冬用のコンプレッションウェアなどが適切でしょう。冬は厳しい季節のため、ほかの季節よりも服装に気を配る必要があります。
また波しぶきなどが当たって水が染み込むと、耐えられないほど寒いでしょう。一番外側の服は防水・はっ水仕様のものを着用して水が染み込むのを防ぐようにしましょう。
インナーはフリース素材がとくにおすすめです。薄手・厚手・裏がフリースになっているものなど、さまざまなタイプのものが販売されていますが、それらをうまく組みあわせて着ることで寒さを効果的に防げます。フリースはほかの素材に比べて圧倒的にあたたかく、冬場の船釣りでは欠かせないアイテムです。
表側ははっ水性の生地・裏側はダウンなど保温性のある生地を使用したズボンであれば、服の中への浸水を防ぎながら体を保温できますよ。ヒートテックやコンプレッションのアンダーパンツを履いて下半身の冷え込みを防ぎましょう。
冬に靴のなかまで海水がしみ込んでしまうと、冷えた足がつらくて釣りに集中できない場合が想定されます。そのため冬場の釣りでは長靴(ブーツ)を着用するのが無難な選択です。 とくにボア素材などを内側に使用して寒さ対策も図っている防寒ブーツは、 冬の船釣り用の靴としてはよい選択肢でしょう。
下記の記事では、冬の釣り方別での服装を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
[DAIWA]ダンロテック サーモジャケット
防水よりも防風とあたたかさを重視したジャケットです。遠赤外線効果と防風フィルムが体の熱を逃がしにくくし、寒さから体を守ります。とくにダンロテックは、体内の熱を利用してあたたかさをキープする素材を使用しています。
冬のジャケットはゴワついたり、動きづらかったりするから着ないという人におすすめです。激しい動きにも対応するストレッチ素材なので快適に動けます。
[TACVASEN] 裏ボアパンツ
裏地がボアにもかかわらず、伸縮性バツグンのパンツです。防寒用のパンツは厚みがあり、屈伸運動がしづらいのがデメリットです。しかしこの商品はストレッチ性があり、狭いデッキ上でも快適に動けるでしょう。
服の着心地に縛られず、リラックスした状態で釣りをしたい人に適したパンツでしょう。
[OTAFUKU GLOVE] 冬用インナー 長袖ハイネック ヒートブースト
インナーは体にフィットしたものがよい!という人におすすめの長袖インナーです。汗を急速に吸収するので、蒸れずにいつまでもドライな感覚で着られます。
縫い糸に消臭糸を使用しているので、冬でも汗っかきで臭いが気になる人に特に検討してもらいたい1枚です。
[Columbia] チャケイピア トール オムニヒート YU7325 ブーツ
コロンビアから発売の秋冬ブーツの人気シリーズ「チャケイピア」。シリーズのなかでも一番のはっ水機能と保温機能が備わったハイスペックなロングブーツです。
底面は、アウトソールにブロックパターンを配置したグリップ力の高いデザインをしています。船釣りにはもちろん、雪上でもおすすめの1足を試してみませんか。
[DRESS] ヒートベスト
背中・首まわりに電熱ヒーターを内蔵したヒートベストです。このシステムと中綿のおかげで、まるでこたつを着ているかのようなあたたかさを実感できるでしょう。市販のUSBモバイルバッテリーで充電可能です。
極寒のフィッシングが予想される日にぜひ持って行ってほしい1枚です。
[DAIWA] 防風フーディーウォーマー
頭・首・顔をしっかりと覆えるウォーマーです。フーディーとしてもネックウォーマーとしても活躍する2WAYタイプなので、その日の気温にあわせてかぶってみてください。
キャップをかぶっても羽織れる設計なので、船釣りでもおしゃれを楽しみたい人にピッタリです。
[L.A.Y] フィッシンググローブ
釣りに特化した機能を備えたフィッシンググローブです。グローブをしたまま指先を使えるので、グローブの着脱のわずらわしさから解放されます。また冬の寒さで手がかじかんで釣りのテンションが下がることもないでしょう。
伸縮性に優れたネオプレン素材は、グローブをはめていても竿にフィットします。釣りに一点集中したい人におすすめしたいグローブです。
[OTAFUKU GLOVE] 防水ソックス
ナイロンと綿の間に防水シートを内蔵した3層構造のソックスです。この防水シートが水や風の侵入を防ぎます。長靴を履いても靴のなかが濡れるのが気になる人に適しています。
また夏の船釣りでサンダルを履きたい人は、このソックスを組み合わせてみて。足が濡れるのを避けられますよ。
[WORKMAN]防水フェストブーツ
渓流釣りをはじめとした様々な場面で使える、オールシーズンレインブーツです。
足回りにはワークマン独自の高強度素材「タフテリアル」を搭載し、軽量で足の動きを妨げないストレッチ素材なので快適な履き心地を実現しています。
もちろん防水なので、寒い冬場でも濡れて寒くなることはありません。
[UNIQLO]ウルトラライトダウンジャケット
フィルパワー750のプレミアムダウンで軽くてあたたかいダウンジャケットです。
ダウンパックを使用せず2層構造にすることで、圧倒的な軽量化に成功し、動き回るアウトドアでも邪魔せずあたたかさをキープします。
冬釣りのアウターとして、ベストの上から羽織るなどの使い方がよいでしょう。
船釣り服装選びのポイント
船釣りでの服装選びは、陸上での釣りやアウトドア活動時のようなファッションで基本的には問題ありません。ただそれに加えて、船上・海上というやや特殊な状況を考えて服装選びをしないといけません。
日光や風を遮るものが船上にはそれほどないので、夏の暑さや冬の寒さが厳しい点を考慮して服装を選ぶ必要があります。夏場ならば、急な雨降りを想定して、ある程度雨をしのげる上着を1枚持っていくのが無難です。
また船底は濡れている場合が多いので、靴や靴下に関しては、靴のなかまで海水が入り込まないようにするか、濡れても大丈夫な履物を履くか、といった点も注意が必要です。いったん船上に出てしまえば数時間は戻ってこられません。いろいろな状況に対応できるように服やアイテムは多めに持参しておいたほうが無難です。
天候や海のコンディションにあわせた服装は?
海の上では、想像以上に天気の変化が厳しい日があります。そのため簡単に着脱できる服を選ぶと言うことは、快適な船釣りをするうえで大事なポイントです。
とくに季節の変わり目は、思った以上に寒かったり暑かったりという寒暖差が頻繁に起こります。このような際に、1枚余分に服を持っていけば、天気の変化によるストレスを軽減できます。
また想像以上に荒れていて波が高いときなどは体が濡れるので、夏であってもウィンドブレーカーや防水機能のある上着を1枚は持参したほうがよいでしょう。波をかぶる可能性もあるため、雨天の場合も考慮すれば、一番上に着る服は上下とも防水・はっ水仕様のものをなるべく選ぶようにしましょう。
船釣りの服装に関するまとめ
船釣りでは、季節を問わず基本的には濡れるのを想定した服選びをしましょう。各季節のおすすめアイテムは、春はレインウエアや羽織れるもの、夏はサングラスや涼感アームカバー、秋はあご紐つきの帽子やボアベスト、冬は防風のバラクラバや防水ソックスなどです。天気の変化に対応できるものを準備すれば、乗船しても快適に過ごせます。釣果アップのためにも、この記事を参考にして釣りに集中できる服装選びをしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。