ヴィーガンチーズってなに?
ヴィーガンチーズは、チーズのもとになる乳脂肪を植物性脂肪に、乳たんぱくを大豆たんぱくなどに置きかえて作ったものです。
主な成分はナッツや大豆などで、豆乳や、浸水させたナッツをミキサーでペーストにしたものを使って作られてます。
通常のチーズと同じように発酵させて作りますが、このときに黄色いフレーク状の酵母「ニュートリショナルイースト」を使います。
ニュートリショナルイーストは、殺菌された糖蜜で発酵させた酵母のことで、チーズの風味があり、栄養食品としてそのまま食べることができるのが特徴です。
そのほかにもコクを出すめに、酒粕などを使うこともあり、日本で昔から親しまれている食材も活用されているようです。
また、コレステロール値も低いため、ヴィーガンだけでなく、健康志向の高い方にも受け入れられ、近年注目を集めています。
ヴィーガンチーズは市販されているの?
ヴィーガンチーズは大きなスーパーや、ネット通販などで購入することができます。
種類もいろいろあり、ピザ用のシュレッドタイプのものから、セミハードタイプ、ブルーに近いタイプのものなど、幅広いタイプから好みのものを選ぶことができます。
ヴィーガンチーズの味は、まろやかな味わいでしつこくなく、あっさりとした食べ心地。
原材料になにを使うかで味わいも変わってくるため、数多く市販されているものの中から、好みのものを探し出す楽しみもあります。
ヴィーガンチーズを手作りしてみよう
ヴィーガンチーズはヴィーガンにとって、料理に欠かせないチーズの代用で食品です。
また近年では、健康志向の高まりから、新たなフードとしての地位を確立しつつあります。
ヴィーガンチーズの種類は多く、レシピもじつにさまざま。ニュートリショナルイーストや酒粕を使ったり、どんな豆を使うか、そしてナッツを何種類つかうかということでも、味が変わってきます。
さらに、豆乳だけでなく、アーモンドミルクやココナッツミルクを使うなど、味わいに変化をもたせる方法もあり、自分好みにアレンジすることができますよ。
ここでは日々の料理に大活躍のヴィーガンカッテージチーズと、クリーミーな味わいのヴィーガンクリームチーズのレシピをご紹介します。
自宅でもかんたんにできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ヴィーガンカッテージチーズ
■材料
無調整豆乳(orアーモンドミルク) 500ml
レモン汁(orリンゴ酢、穀物酢、バルサミコ酢) 大さじ4
<お好みで>
塩
ガーリックパウダー
オニオンパウダー
■つくり方
豆乳を鍋に入れ、沸騰直前まで温めます。70℃~80℃くらい。(鍋の内側の端っこが沸々してくるまで。)
火を消して、レモン汁を鍋に入れます。混ぜ合わせたらしばらく放置して分離させます。
15分~20分くらいたったころ、ボウルにガーゼを敷いたざるを置き、鍋の中身を流し入れたら一時間~半日置いて、液体と固形物を分けます。最後に軽く絞って完成です。
分離した液体は栄養がたくさん含まれているので捨てずにドリンク作りなどで使いましょう。砂糖などを加えてそのまま飲んでもOK。
好みで最後にソルト、ガーリックパウダーやオニオンパウダーを振りかけて食べると美味しいです。
Essence Life:Natural Foods&Cooking ヴィーガンカッテージチーズより引用
ヴィーガンクリームチーズ
■材料
カシューナッツ 100g
レモン汁 一個分 (大さじ4)
ニュートリショナルイースト 小さじ1
※好みですが、ニュートリショナルイーストは少量の方がナッツの香りが活きてよりクリームチーズのホワイトな色合いも再現できます。
ココナッツオイル 大さじ1
アーモンドミルク 大さじ2 (豆乳でも)
塩 小さじ1
ガーリックパウダー 少々
オニオンパウダー 少々
■作り方
カシューナッツは塩水に浸水させておきます。(6時間程度。最低でも4時間。)夏場は必ず冷蔵庫で。
浸したナッツはしっかり洗って、水気をよく切っておきます。
上記の材料をブレンダーにいれ、撹拌させて混ぜ合わせます。なめらかになるまで念入りに。
容器に移し冷蔵庫でしばらく冷やして完成です。
※すぐに食べるよりも、しばらく置いてからの方が美味しいです。
ヴィーガンチーズは、レシピブックも出ており、自分で作ると奥が深く楽しいものです。
レシピブックを参考にしながら、お気に入りのチーズの味を探るのもいいのではないでしょうか。
ヴィーガンチーズが食べられるお店
自分で作るのは大変だという人には、市販のものを購入するほかに、ヴィーガンチーズを出すお店に食べに行くという方法もあります。
友達を誘って食事に行くときにも使えますよ。
HealthyTOKYO Cafe & Shop
ヴィーガンメニューを気軽に楽しめるカフェ「HealthyTOKYO Cafe & Shop」。
こちらでは、ヴィーガンチーズを使用した「ヴィーガンチーズケーキ」を味わうことができます。
原宿店と羽田空港店の2店舗展開しており、お店ではピスタチオバターやナッツバターなどヘルシーなアイテムも購入することも可能。
インスタ映えするヴィーガンメニューが豊富ですので、ヴィーガンに興味がある方にもぜひ訪れてほしいスポットです。
公式サイト:HealthyTOKYO Cafe & Shop
ホブゴブリン
ホブゴブリンは、イギリスのフードやクラフトビールが楽しめるパブです。東京では渋谷、赤坂、六本木に店舗を展開しており、ヴィーガンメニューにも対応しています。
マルゲリータをヴィーガンチーズに変更してオーダーができ、本場のビールとともに楽しむことができます。
パブなので、ビールやお酒の種類がとても豊富で、お酒好きな友達と食事に行くのにもうってつけのお店です。
公式サイト:ボブゴブリン
HIDE OUT 渋谷
HIDE OUTは渋谷にあるダイニングバー。カラオケやダーツなども楽しめ、パーティーのプランが充実しているお店です。
オリジナルのブリトーが自慢で、ヴィーガン、ベジタリアンのブリトーが食べられます。
このブリトーには、豆腐チーズやおからの入っており、食べごたえも抜群!持ち帰りもできるので、手土産としても最適ですよ。
公式サイト:HIDE OUT
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。