コロンビアスポーツウェアジャパン所属アスリートでありトレイルランナー・スカイランナーとして活躍する上⽥瑠偉選⼿(26 歳)が、10 ⽉19 ⽇(⼟)⽇本時間午後3 時からイタリア・リモーネスルガルーダにて開催された「SKYRUNNER WORLD SERIES(スカイランニング世界戦)」の最終戦THE SKY MASTERS で1 位となり、年間ランキングでアジア⼈・⽇本⼈初となる総合優勝を果たしました。これに伴い、上⽥瑠偉選⼿が世界チャンピオンになった直後のインタビューも含まれた、⼤会ダイジェスト動画のフルバージョンが公開されました。

スカイランニングとは

舗装されていない⼭道(= トレイル)を⾛るトレイルランニングのカテゴリーの⼀つ。スカイランニングは、中距離で、標⾼差が1000m 以上、また標⾼2000m 以上の⾼⼭にコース設定され、⽔平移動よりも駆け上る(下る)ことを中⼼とした急峻でテクニカルな斜⾯を⾛るレースカテゴリー。欧⽶では、スカイランニングを含む、トレイルランニング競技のオリンピック正式種⽬採⽤に向けた活動も活発に⾏われ、各国でクラブチーム化を⾏い、選⼿育成に⼒を⼊れるなど、競技への注⽬が⾼まっています。

SKYRUNNER WORLD SERIES とは

スカイランナーワールドシリーズは11 ヵ国、年間全16 レースが開催され、年間総合ランキングを競うトレイルランニングの中でも競技性の⾼さ、過酷さからトップアスリートが参戦する世界最⾼峰のシリーズ戦となります。

詳細︓ https://www.skyrunnerworldseries.com/

上⽥瑠偉選⼿コメント

「過去にもSKYRUNNER WORLD SERIES のシリーズ戦には参戦していたが、途中で離脱することなくシーズン通して戦うことができた初めてのシーズンでした。戦い抜けたことが嬉しいですし、スカイランニング史に残る今回のTHE SKY MASTERS という重⼤なレースで勝てたことを嬉しく思います。このレースでは世界中の実⼒者が揃ったレースだったので、そこで勝てたことは今後の⾃信になると思います。⽇本で開催された初戦のMT.AWA SKYRACE®では優勝でき、幸先の良いスタートでしたが、決して常に調⼦の良いシーズンということではなかったです。シーズン通して⾛りぬき、今回の最終戦で⼀緒に⽴ち、最後まで競い合えた世界のライバルたちに尊敬を表しますし、彼らと戦えたことを誇りに思います。応援ありがとうございました。」

上⽥瑠偉 (うえだ るい)

1993 年10 ⽉3 ⽇⽣まれ(26 歳)

⻑野県⼤町市出⾝

駅伝の名⾨校、佐久⻑聖⾼校出⾝。⼤学時代にトレイルランニングと出会い、初出場のレースで⼤会新記録・優勝を飾る。以来、様々なレースで記録を残す。海外レースでも成績を残すなど、いま最も注⽬を集めるトレイルランナー。

ライター

Greenfield編集部

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