グラベルロードバイクのタイヤの選びかたとは
グラベルロードバイクのタイヤ選びで、大切なことは種類、幅、重さです。
グラベルロードバイクのタイヤの種類は3つ
まずグラベルロードバイクにかぎらず、ロードバイクのタイヤの種類は、クリンチャー、チューブレス、チューブラーの3つの種類があります。
- クリンチャータイヤ…タイヤとチューブが別々になっているタイプ、1番定番のタイヤ
- チューブレスタイヤ…チューブなしのタイヤ、リム打ちパンクがしにくくなるので最近人気のタイプ
- チューブラータイヤ…チューブとタイヤが一体になっているタイプ、レースなど高速走行に向いている
ここで少しまとめたように、タイヤの種類で特に多いのはタイヤとチューブが別々になっている、クリンチャータイヤです。
その次がチューブレスタイヤで、チューブラータイヤは、レースに出場する人などがつかうタイプで、高額になるので、普段遣いにはあまり必要ありません。
クリンチャータイヤは、パンク修理が簡単でチューブもやすいく、予備のチューブもあまり場所をとりません。
チューブレスの場合予備としてタイヤ自体を携行しなくてはいけないので不便という面もあります。
タイヤ幅もいろいろ
グラベルロードバイクのタイヤ幅は、28〜47Cが多いです。
一般的に、タイヤの幅が広がれば、それだけスピードは落ちるといえます。
たとえば28C、30Cなどグラベルでは細めのタイヤの場合は、時速35㎞前後で走ることができます。
38C、40Cなどは、時速20〜25㎞前後になり、時速35〜40㎞以上のロードバイクとくらべると遅めです。
とはいえ、グラベルのタイヤには、基準といわれるタイヤ幅がありません。
そのため、グラベルといってもメーカーや種類によっていろんなタイヤがありえるわけです。
タイヤの重さ
タイヤが太くなれば、タイヤの重量も重くなります。
そのため、軽量のロードバイクからグラベルロードバイクに乗りかえた場合など、いきなり太いタイヤにすると、坂道などかなりきつく感じることも。
太いタイヤは、振動吸収性も高く、乗り心地もよいですが、それだけで選ぶと、慣れるまでグラベルの重さをずっしりと感じることになりかねません。
グラベルを選ぶときも、あまり体力に自信がないという場合は、タイヤの幅が太すぎないもの選ぶのがおすすめです。
太め、細めなどタイヤ交換で気分転換をはかることもできる
グラベルロードバイクは、その用途によって、タイヤを交換することができます。
たとえば、今日は舗装路だけだから、少し軽めで漕ぎ出しやすいタイヤとか、今日は山道にいくから太めのグリップ力があるものなど、状況によってつかいわけるというのもいいものです。
ここで大切なのが、タイヤのサイズ。
タイヤのサイズの表示は、タイヤ外径×タイヤ幅になっていたり、タイヤ幅-リム径になっているものなどいくつかのタイプがあります。
しかも、単位がmm、またinchなど、表示方法がひとつではないので、買う際には注意が必要です。
買うときは今つけているタイヤの表示をしっかりと確認して、タイヤ外径やリム径(ビード座直径)が同じもので、タイヤ幅はワンサイズ上か下を買うということです。
タイヤ幅を変えるときは、クリアランスというタイヤとフレームのホイール以外の部分とのすき間をチェックすることも重要です。
特にワンサイズよりも上か下のタイヤにしたいならば、クリアランスがなければ変えることができませんので、もし心配なら、メーカーや最寄りの自転車店などで確認すると確実です。
どこでも走れるグラベル用のタイヤのおすすめ
パナレーサー(Panaracer)クリンチャータイヤ700×28c グラベルキング
グラベルキングは、耐パンク性能を強化したアンチフラットケーシングをつかっていて、270gと軽量。
耐久性と耐摩耗性が強化されているので、舗装路から未舗装路まで、快適に走りたいという人のためのグラベルロード用タイヤです。
シュワルベ ジーワン オールラウンド Evolution 700x38C ケブラービード
シュワルベは、ドイツに本社をおくオートバイ、自転車、車椅子用のタイヤメーカーです。
ジーワンオールランドは、未舗装路用のタイヤで、新開発のマイクロスキンを採用しているのでスムーズな転がりと、しっかりとしたグリップ力があるので、グラベルでロングライドというときにも快適です。
NEWS
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。