ダッチオーブンとは?
ダッチオーブンは炭火をのせられるようにした鍋のことです。
下火と上火で全体に熱を行き渡らせることができるため、煮る・焼く・蒸すなどのさまざまな調理方法を楽しめます。
「ダッチオーブン料理は手間がかかりそう」というイメージを持つ人もいますが、実際の調理はとても簡単です。
材料を入れて煮込むだけで美味しい料理ができあがるので、肉料理からデザートまで、さまざまな料理に挑戦することができます。
ダッチオーブンをつかったおすすめキャンプ料理
ダッチオーブンがあればキャンプ場でさまざまな料理をつくれます。
食べものの好き嫌いが激しい子どもでも喜んでくれそうなキャンプ料理をいくつか紹介します。
ローストチキン
食卓を華やかにしたいときに役立つのがローストチキンです。
ダッチオーブンに鶏骨つきもも肉と食材を入れるだけで簡単につくれるから、手間がかかりません。
盛りつけるときにパプリカやニンジンなどを添えると、華やかさが一層増します。
ピザ
ピザ窯がなくても、ダッチオーブンがあればピザの調理も可能になります。
事前にピザ生地をつくっておけば、あとは具材をのせて焼くだけだから、とっても簡単。
ピザは具材を変えるだけで、さまざまな味を楽しめるのが魅力。
子どもが好きなツナやコーン、チーズをのせるのもおすすめです。
焼きたてのピザはとっても美味しいので、子どももきっと喜んでくれるでしょう。
麻婆豆腐
ダッチオーブンなら熱が逃げないので、アツアツの麻婆豆腐を堪能できます。
子どもと一緒に豆腐を切ったり、ひき肉を炒めたりするのも楽しいですよ。
豆腐は事前に湯がいておくと、崩れにくくなります。
残った麻婆豆腐にラーメンを入れて食べるのもおすすめです。
ビーフシチュー
ビーフシチューはダッチオーブンで煮込めば煮込むほど美味しくなります。
早い段階から煮込んでおけば、食べるころには柔らかくなった牛のすね肉や牛すじを堪能できます。
煮込む時間がない場合は、火のとおりやすいバラ肉などを選びましょう。
ポトフ
ダッチオーブンとポトフの相性は抜群!
キャベツやジャガイモを大きめに切っても、ダッチオーブンなら熱がしっかり通るから、ホクホクのポトフに仕上がります。
つくりすぎてしまった場合は、翌日カレーをつくることもできるので、小さい子どもも喜んでくれるのではないでしょうか。
子どももきっと喜ぶ!ダッチオーブンでつくるデザート
子どもはデザートが大好き!
せっかく親子でキャンプに出かけるなら、子どもが喜びそうなデザートをダッチオーブンでつくってあげましょう。
焼きりんご
手間がかかりそうな焼きりんごも、ダッチオーブンをつかえば簡単。
りんごの芯をくり抜いてバターや砂糖をはさんでからアルミホイルで包み、焼くだけで完成です。
子どもの好みに合わせてシナモンなどをはさんでみるのもいいですね。
プリン
プリンをつくる手順は家でつくる場合と同じです。
ダッチオーブンなら、15分ほど蒸せばできあがります。
子どもに喜んでもらうために、かわいい型に入れてつくってみるのもいいですね。
大きめの容器に入れれば、家族みんなでとりわけながら食べることができます。
ブラウニー
ブラウニーは焼くのに時間がかかりますが、つくり方はとっても簡単です。
チョコレート、ココア、薄力粉、卵を混ぜて焼くだけなので、キャンプ場のおやつに最適です。
しっとりした食感を楽しみたいなら弱火で60分、ふんわりとした食感なら弱火で30分ほど焼きましょう。
焼き時間によって異なる食感を楽しめるのも、ブラウニーの魅力です。
子どもとキャンプ料理を楽しむためのコツ
最初はキャンプ料理を楽しんでいた子どもたちも、何度も繰り返すうちに途中で飽きてしまうことがあります。
子どもにキャンプ料理を楽しんでもらえるコツをチェックしておきましょう。
家ではなかなかできないことをする
野菜をちぎったり、生地をこねたり、キャンプは普段の生活でできないことをするチャンスです。
子どもに包丁デビューをさせてあげるのもいいかもしれません。
子どもが失敗しても責めたりせずに、料理をつくる楽しさを教えてあげましょう。
普段食べられないものにチャレンジする
せっかく親子一緒にキャンプに出かけるのであれば、家で食べるのとは違う料理にチャレンジしてみましょう。
キュウリやトマトなどの野菜が嫌いな子でも、キャンプに来ると不思議と食べれてしまうことがあります。
ダッチオーブンで煮込めば、野菜の旨味が引き出されてまろやかになるので、子どもが野菜嫌いを克服するきっかけにもなります。
毎回同じメニューばかりだと子どもが飽きてしまうので、新しい料理にどんどんチャレンジしていきましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。