マウンテンバイクの泥除けの必要性
泥除けは、その名前の通り、雨の日や前日の雨でぬかるんでいる道を走る時に、跳ね上げを防ぐ目的で使います。
マウンテンバイクの場合、見た目を気にして泥除けをつけない人も多いですが、その状態で濡れた道を走ると、跳ね上げで背中やおしり部分だけでなく、ひどいとヘルメットの方まで泥で汚れてしまうこともあります。
またフロントタイヤの跳ね上げはそう多くはないとは言え、顔にかかってしまうことも。
そういった汚れを防ぐには、適度に泥除けをつけるのがおすすめです。
マウンテンバイクに限らず、自転車の泥除けというと、前後のタイヤの大部分を覆うフルカバータイプ、前後に短いカバー、もしくは後ろのタイヤのみにつけるセミカバータイプがあります。
ただフルカバータイプは、マウンテンバイクの種類にもよりますが、場合によってはママチャリ風になり、せっかくのマウンテンバイクの良さを打ち消してしまう可能性もあります。
そのためマウンテンバイクの泥除けは、セットではなく、フレーム、シートポスト、サドルなど部分的に、または組み合わせてつける人が多いです。
泥除け効果と言う面でみると、タイヤに近く、タイヤを覆う面積が広いほど、その効果が高くなるのですが、見た目重視と言う人は、使わない、またはワンタッチタイプを使う人も多いです。
泥除けの種類は3種類
ここで少し、部分的につける泥除けの種類と特徴を見てみましょう。
フレームタイプ
設置場所:自転車のフレームに固定するタイプ
前輪から跳ね上がる泥水や水滴などが顔や足にかかるのを防いでくれます。
ハンドルを曲げたりすると、効果が下がるという面もあり、泥除けの効果としては薄めですが、やはりあれば違います。
シートポストタイプ
設置場所:サドルのすぐ下の部分に固定するタイプ
背中の跳ね上げなど、これがあると格段に違うので、雨振り日の走行が好きと言う人は、1つは用意しておきたい泥除けです。
泥除けとしては、1番効果が高い。
サドルタイプ
設置場所:サドルレールにひっかけるタイプ、取り外し可能なワンタッチの物もある
設置が簡単で、普段はしまっておいて、使う時に取り出して使うことができるので、万が一の時に持っておきたい泥除けです。
ただ、小さいので泥除け効果の面は、おしりが濡れるのを防ぐ程度。
おすすめ
Zefal(ゼファール)リアフェンダー スワンロード
ゼファールは1880年フランスで創業された自転車アクセサリーの老舗です。
空気が入ったタイヤが発明された当時、ゼファールの前身ともいわれるプトレ・モラン社がフレンチバルブを開発してから、130年以上もサイクリストのために開発にも力を入れているブランドです。
リアフェンダースワンロードは、すっきりとしていておしゃれなデザインで、着脱がバンドにて取り付けするタイプなので工具などは不要です。
簡単に取り付けることができますし、晴れの日など必要ない時には簡単に取り外すこともできて便利です。
またシートポストセンターから泥除け部分までの長さが61cmと長く、泥の巻き上げ防止効果が大きく、角度も調整可能なので、しっかりと泥の跳ね上げを防いでくれます。
Magic One Ass Savers新しい世代4Big(MTB)雨フェンダーFlip
Ass Saversは、雨の日でも快適にサイクリングができるように雨フェンダーを専門に制作しているスウェーデンの会社です。
MagicOneはAss Saverの日本総代理店になっています。
Ass Saver 新しい世代4Big雨フェンダーは、レギュラータイプよりも4センチ幅が多くなっていますので、マウンテンバイクの太いタイヤでも、しっかりと泥はねを防いでくれます。
またAss Saverは簡易タイプの泥除けですから、サドルレールに挟み込むだけ、簡単に取り付けができて便利です。
スマートなデザインで、25gと軽量、そして黒の他にも白、黄色、青、赤、グレーなどカラーバリエーションも豊富なので、マウンテンバイクの色に合わせて選ぶことができるという面も魅力的なポイントです。
あまり泥除けをつけたくないけど、とりあえず試しにと言う人におすすめです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。