奇跡の清流仁淀川、秋の顔
高知県を流れる一級河川仁淀川は、吉野川、四万十川に次ぐ四国第三の川です。ここ数年の水質ランキングでは堂々の全国1位。
まるでインクを溶かしたような青く透き通る神秘の水は、2012年にNHKスペシャル「仁淀川 青の神秘」で「仁淀ブルー」として紹介され、全国的に有名になりました。
その姿を一目見ようと、多くの観光客や写真家、アーティストが訪れ、魅了され続けています。しかし、「仁淀ブルー」は一年中見られるわけではありません。
2月〜8月にかけては、藻が繁殖することにより、青というよりは緑がかった色に見えるんです。
もちろんどの季節も美しい仁淀川ですが、究極の仁淀ブルーを見たいなら、8月中旬〜1月の間に訪れることをおすすめします。
仁淀川の紅葉を楽しもう
仁淀川の紅葉の見ごろは11月上旬頃。仁淀ブルーと紅葉、どちらも楽しめるスポットをご紹介します。
安居渓谷
仁淀ブルーを見るならここは外せません。仁淀ブルーの真髄ともいえる、青く透き通った水と紅葉のコントラストは息を飲むほど美しく、撮影スポットしても有名です。
多くの滝が点在し、大自然の迫力を感じることができます。
中津渓谷
県立自然公園にも指定されている人気の景勝地です。「四国の水辺八十八ケ所」にも選ばれています。
渓谷には遊歩道があり、川の流れを間近に見ながら散策を楽しめます。長い年月をかけて造られた荘厳な渓谷。その全貌を見下ろせる展望台もあり、絶景を堪能できます。
また、渓谷だけでなく、下流の沈下橋付近も風情があっておすすめです。10月下旬〜11月上旬には、仁淀川の河川敷約2haに、なんと150万本ものコスモスが咲き誇るんですよ。
四国最大級のコスモス畑で、この時期は2週間に渡りコスモス祭りが開催されます。紅葉だけでなく、秋の花を愛でるのもいいものですね♪
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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