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「ウインタースポーツに挑戦したいけど、近くにスキー場が無いし…冬道の運転が怖くてできない!」「スキーやスノーボードは大好きだけど、冬しかできなくて悲しい…。」そんなあなたにぜひ知ってもらいたいのがサマーゲレンデです。道具も借りることができるので誰でも簡単に始めることができますし、レベルに応じて楽しむことができるので初心者でも大丈夫。スキーやスノーボードのオフトレに悩んでいる方にもぴったりです。今回はサマーゲレンデとは何か、どんなところで楽しめるのか、そして私がおすすめする全国のサマーゲレンデをご紹介します。

サマーゲレンデってなあに?

スキー・スノーボードというと冬だけのもの、と考える方がほとんどだと思いますがそんなことはありません。

グラススキー、グレステン、プラスノー、インラインスケート、ウォータージャンプなど様々な方法で、夏でも滑る楽しさを味わうことができます。

これらを楽しめるのが『サマーゲレンデ』なんです。いろいろな種類があるけど違いがわからないというあなたのために、簡単に違いについて説明します。

グラススキー

キャタピラ状になった短い用具を、スキー板の代わりにスキーブーツに装着して芝の上を滑るスポーツです。緑の中を、風を切って滑り降りる爽快感は冬のゲレンデにも引けを取りません。

グレステン

前後にタイヤが付いたグランジャーという金属の用具をスキーブーツに装着して、プラスチックの緩い斜面を滑り降りるスポーツです。

タイヤで滑るのでスキーとは少し感覚が違いますが、基本的なポジションの確認や脚の動きを一つ一つ確認することができるので、スキーのオフトレに取り入れる方も多いです。

プラスノー

一番スキーに近い感覚を味わえるサマースキー。スノーボードも楽しむことができるゲレンデもたくさんあります。

ゲレンデがプラスチックの斜面であること以外はほとんど普通のスキー・スノーボードと同じです。

最近は雪面により近い感覚にするために、斜面に更にプラスチックのブラシが付いたゲレンデがほとんどです。

インラインスケート

多くのスキーヤーがオフトレとして取り入れているインラインケートは、一度買ってしまえば一番手軽にできるサマースキーです。

ウィールと呼ばれるタイヤが4つ付いたスケート靴を履いて滑るスポーツで、大きな公園などで気軽に楽しむことができます。

もちろん専用の施設もありますので、そこで用具を借りて楽しむこともできますよ。グレステン同様タイヤで滑るためにスキーとは感覚が異なりますが、ポジションや重心移動の練習に非常に役立ちます。

ウォータージャンプ

もともとフリースタイルやモーグルのエアー種目の練習所として設置された施設です。プラスチックの斜面をスキー板を履いて滑り下り、ジャンプ台を飛んだ後プールに着地するスポーツで、スノーボードも楽しむことができます。

安全にエアー種目を練習できるため、いきなりキッカーを飛ぶのは怖いという方にお勧めです。

どんなところで楽しめるの?

あまり知られていないサマーゲレンデですが、北は北海道から南は九州まで日本全国にあります。主な施設を挙げてみます。

北海道  グレステン    つべつグレステンスキー場
山形   グラススキー   天元台高原
     プラスノー    松山スキー場人工ゲレンデ
新潟   プラスノー        GALAサマーパーク
     グレステン   道院高原グレステンスキー場
長野   グレステン   原村八ヶ岳自然文化園
     プラスノー   鹿島槍スポーツビレッジサマートリック
     プラスノー        小布施クエスト
     グラススキー    斑尾高原グラススキー場
群馬   プラスノー     丸沼高原サマーゲレンデ
     グラススキー    草津国際スキー場
茨城   プラスノー     アスパイヤプラスノー人工スキー場
山梨   プラスノー     ふじてんリゾート
     グラススキー    サンパーク都留グラススキー場
静岡   グラススキー  大久保グラススキー場
富山   グラススキー  黒部市明日キャンプ場
岐阜   プラスノー   ウィングヒルズ白鳥リゾート
兵庫   プラスノー   アップかんなべ
     プラスノー        若杉高原大屋スキー場
徳島   プラスノー     中尾山高原グラススキー場
香川   グラススキー    さぬき空港公園
福岡   グラススキー    福岡KINGS
     グラススキー    サンビレッジ茜
宮崎   グラススキー    法華嶽公園グラススキー場
鹿児島  グラススキー    霧島高原まほろばの里

意外とたくさんありますよね!これでもまだ一部なんです。

 

おすすめしたいサマーゲレンデ3選

たくさんのサマーゲレンデがある中で、結局どこがいいの!と思う方、多いと思います。そこで私がいろいろな観点からお勧めしたいと思ったサマーゲレンデを3つ紹介します。

ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県)

全長1 kmもある、国内最大級のサマーゲレンデを有しています。コブバーンやウエーブバーンもあり、飽きることなく楽しむことができますし、オフシーズンのトレーニングとしてもぴったりです。

レベル別のスクール(要予約)もありますので、初めての方でも安心して楽しむことができます。

リフト料金:大人4700円、中高生2600円、小学生1000円

営業時間:8:30~16:00

HP : ウイングヒルズ白鳥リゾート

ふじてんリゾート(山梨)

 

都心部からも近いふじてんリゾートは、従来から営業しているグラススキーのほかに、プラスノーゲレンデも整備されました。

コブ斜面も設置されているので上級者でもオフトレとして活用できます。初心者用に緩斜面だけで練習できるベルトコンベアもあるので、安心して利用することができます。

リフト料金:(1日券)4000円

営業時間:9:00~17:00

HP : ふじてんリゾート

かぐらサマーゲレンデ(新潟)

こちらも全長1 kmを超える国内最大級のサマーゲレンデで、ウエーブ、コブはもちろんBOXやパイプも設置されているため、中・上級者には特におすすめのゲレンデです。

スキースクールが常設で開講しているので初めてサマーゲレンデに行く方も安心です。

リフト料金:(1日券)3900円

 

営業時間:9:00~17:00

ご利用可能期間:2017年7月1日(土)〜10月30日(月)

HP : かぐらサマーゲレンデ

いかがだったでしょうか?夏のゲレンデは合宿地やトレーニングのイメージが強かったですが、最近では夏のゲレンデを活用したアクティビティが沢山増えてきています。宿泊パックプランやレンタルの充実などにより手軽に楽しめるようになりました。キャンプ場が併設されているフィールドも多いので、家族や仲間と冬に向けたオフトレーニングキャンプなどいかがでしょうか♪爽快な夏山の大自然で滑る楽しさをみんなで味わいましょう!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。