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この夏、お子様と一緒にキャンプでお出かけ!と考えている方もいらっしゃると思います。キャンプは自然の中で過ごすことができるとあって、人気のアウトドアです。そんなキャンプを安全に行うために、自衛隊主催のキャンプ体験があるってご存知でしたか?親子参加なのでお子様も大人も一緒に楽しく学ぶことができます。

自衛隊が教えてくれるキャンプって?

最近では、簡単にテントを組み立てられる便利なグッズが発売されています。すぐにキャンプが始められるのが嬉しいですが、基本的なテントの組み立て方や、野外での飯盒炊爨、けがの処置など総合的に学ぶ事が出来ればアウトドアを安心して楽しめますよね。

また、アウトドアやキャンプは事前にある程度の知識がないとなかなか心配事も多く始められないですよね?今回紹介する「親と子のアウトドアキャンプ」は、野営のプロフェッショナルの陸上自衛隊がサポートしてくれる企画です。

キャンプ キャンプ体験

 

陸上自衛隊キャンプ術!

すでに30回以上も開催されている「親と子のアウトドアキャンプ」。開催場所は陸上自衛隊・練馬駐屯地です。

参加できるお子様は小学校1年生から高校3年生までと、かなり幅広く受け付けていますね。親子三人以上での参加も可能なので、兄弟・姉妹で楽しく学ぶことができます。

定員も50組100名までとなっていて、かなり大規模な催しと言えます。

 

どんなことを学ぶの?

自衛隊員の指導のもと、天幕設営や野外炊事などキャンプに欠かせない技術を学ぶことができます。自衛隊員の方に教えてもらう機会はそうは多くないので貴重な体験ができると言えますね。

他にも救命などの安全面に配慮した講習も受けることができます。救命の仕方などキャンプだけに留まらず生活の中で活用できるスキルも身に付きます。

キャンプが終わっても、色々なアウトドアシーンで発揮できますね。

 

自衛隊防災BOOK 

自衛隊防災BOOK/マガジンハウス

 

自衛隊ならではの嬉しい特典が!

救命救急講習、装備品見学を行うほか、自衛隊ならではの嬉しい特典があります。自衛隊車両体験試乗またはヘリコプター体験搭乗が選べます。

普通では体験できないので、夏休みのいい思い出になりますね。親と子のアウトドアキャンプは8月8日に実施されます。

【開催概要】
日時:2020年8月21日(火)午前11時集合~翌22日(水)午後2時解散予定
場所:陸上自衛隊・練馬駐屯地(東京都練馬区北町4-1-1)
参加費:1組2人で1万8500円(税込み)
食事代(4食)、食材代、備品代など含む
親の追加参加は1人8000円、子供の追加参加は1人6000円が別途必要
現地集合・現地解散のため往復の交通費は各自が負担
募集人数:最大50組100人(先着順、定員に達し次第締め切り)
申し込み:はがき、ファクス、Eメールで次の必要事項を明記
郵便番号、住所、参加者氏名(ふりがな)、親子の年齢、子供の学年・性別、Rh式血液型、親の職業、連絡先(自宅と携帯番号の両方)、参加方法(電車か車か、車で参加の場合は車種・色・車両ナンバー)

送り先:はがき
〒100-8160(住所不要)夕刊フジ広告部「親と子のアウトドアキャンプ」係
ファクス 03-3242-5760
Eメール info-yukanfuji@sankei.co.jp
主催:夕刊フジ
後援:産経新聞、サンケイスポーツ
協力:陸上自衛隊陸上幕僚監部広報室、東部方面総監部広報室、第1師団司令部広報室、練馬駐屯地

参照: PR TIMES

 

キャンプ中にケガをした場合の対処法について

野外で活動しているとケガをしてしまう場面も出てくると思います。ここからは、擦り傷や切り傷の処置の方法をご紹介します。

必要最低限の持ち物

包帯・絆創膏・テープ・三角巾・消毒液・小型のはさみは準備しておいた方がよいでしょう。

他には、虫よけスプレーや除菌シートなども状況に合わせて持っていくことをおすすめします。

またキャンプやアウトドアの際、忘れがちなのが保険証です。万が一、病院にかかる場合に必要になります。

覚えておこう!傷の手当の仕方

野外では木で手足を切ってしまったり、転んでケガをすることも少なくありません。速やかに処置をする必要があります。ここでは簡単にできる傷の手当を紹介します。

応急処置をした後は、

  • 傷口を洗う

傷を負ってしまった場合は、まず水道水などの綺麗な水で傷口を洗い流しましょう。

砂や泥などを洗い流す効果があります。ここで気を付けたいのは必ず清潔な水を使用することです。

川の水などは雑菌が多い場合がありますので、持参した水、水道水を使うようにしましょう。

  • 擦り傷

軽い擦り傷なら傷口を洗い絆創膏で対処できます。広範囲の場合は傷口をガーゼでおさえてから包帯や絆創膏で固定しましょう。

  • さし傷

木のトゲ程度なら抜くことができますが、木の枝や釘などが刺さった場合は病院で処置してもらう方が賢明です。無理に抜かず安静にしておきましょう。

  • 切り傷

傷口が開かないようにガーゼでおさえましょう。傷口が深い場合は止血もかねて傷口をしっかりとおさえ包帯で固定しましょう。

  • 出血が多い時の対処法

単なる擦り傷ではなく出血が多い場合は、とにかく止血をすることが重要です。止血方法には「直接圧迫法」「関節圧迫法」の2種類があります。

直接圧迫法は最も基本的な止血の方法で傷口を清潔なガーゼでしっかりとおさえ止血する方法です。関節圧迫法は失血点(動脈が浮き出ているポイント)をおさえる方法で腕の内側・手首・首・膝上に存在します。

完全に血の流れを止めないように、約一分ほどで一度ゆるめることが必要です。その後、直接圧迫法に切り替え止血を行ってください。

野外では思わぬ事故やハプニングがあります。そんな時に速やかに対処できることが大事です。

ケガをしてしまうと焦りますが事前知識があれば冷静に対処ができるものです。

今回紹介した自衛隊主催の親と子のアウトドアキャンプは、より実践的な救命方法を学ぶことができます。キャンプ時だけでなく、いざという時にも役に立ちそうですね。自然を楽しむ他、サバイバル術も身につけられます。この夏親子で参加してみてはいかがですか?

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。