※このページにはアフィリエイトリンクが含まれています。
今回の親子登山インタビューvol.2は、ベビーキャリアを背負って登山をしているmaya13yamaさんにお話を伺います。2人の娘さんと一緒に登山するアクティブママハイカーです。小さいお子さんを連れて親子ハイクをしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
 
≫「親子登山インタビューvol.1」を先に見たい方はこちら

ベビーキャリアのちびっこハイカー誕生!

親子登山インタビューvol.2

-自己紹介をお願いします。

母のmayaです。子どもは3歳と1歳の女の子2人です。

-mayaさんの登山歴はどのくらいになりますか?

2年ほどお休みしていた期間がありますが、登山歴は7年になります。一緒に登ってくれる主人の登山歴は4年くらいです。

-ご主人も一緒なら心強いですね。どのくらいの頻度で登っているのでしょう?

月1回登れればよいなと。子どもの体調が悪くなったり、いろいろと忙しかったりして全然行けていませんが。

親子登山インタビューvol.2

-インスタでベビーキャリアを背負った姿が印象的でしたが、娘さんたちはかなり小さいうちからの登山デビューですよね?

5か月の頃からです。ベビーキャリアを背負って、近場の低い山から始めました。

-5か月くらいだといろいろ大変だと思いますが、それでも山に連れていこうと思ったのはなぜですか?

もともと私たち夫婦は山が好きで、記憶に残らないだろうけれど、それでも山の空気や雰囲気を感じてもらいたかったからです。

-夫婦で共通の趣味があるのは素敵ですね。

そうですね、主人と子どもたちとの家族登山が多いのですが、友だち家族とも登りますよ。
 

ベビーキャリアで小さい子どもと一緒に登山するコツ

親子登山インタビューvol.2

-ベビーキャリアを背負っての山選びはどのようにしているのでしょう?

親子登山をしている人の情報を調べて、山頂までの時間や歩きやすさを重視します。トイレや休憩場所があるかなどもチェックポイントです。

上の子が歩けるようになってきたので、子どもたちが登れるかも考えて選んでいますね。

-小さいお子さんが一緒だとコースタイムで歩くのは難しいですよね。山行時間の目安はどのくらいですか?

目安は往復1時間半〜2時間くらいですね。下山するときはゆっくり下りるようにしているので、長時間かかる山を選ばないようにしています。

親子登山インタビューvol.2

-ベビーキャリアでの登山は子どもの体重と荷物の重さで、親にもかなりの負担がかかりそうですね。

そうですね。ベビーキャリアは主人と交代で背負いますが、基本的に主人が背負ってくれます。私が背負うザックにはお菓子や食べ物、着替えなどの子どもの荷物が多く入っています。

-お子さんを背負っているとき、気を付けていることはなんでしょう?

私が背負う場合、スリップや頭上の枝などにぶつからないように気を付けています。あとは寒かったら重ね着できるように、暑かったら着替えられるようにと体温調節も心がけています。

水分補給はこまめにして、子どもが飲みたいといわないときでも飲む時間を確保しています。

親子登山インタビューvol2

-登山は基本装備だけでも荷物が多くなりがちですが、ベビーハイクならではのおすすめアイテムはありますか?

ベビーキャリアとお菓子は必須です!そのほかに赤ちゃんならではのオムツ、オムツ替えシート、おしり拭き、市販の離乳食、紙のエプロンなどは必ず持っていきます。

-荷物の多さにびっくりです。

あとは体温調節できるように、着替えは多めに持っていきます。コンパクトになるレジャーシートがあると、靴を脱いで休憩できたりオムツを取り替えられたりして便利ですよ。

-オムツの交換やトイレのタイミングはどうされているのですか?

まず、トイレの有無や場所は山を選ぶときに確認します。休憩時か山頂についてからトイレに行って、オムツが濡れていないかもチェックしますね。

-そのほかに大変だなと感じるのはどんなときですか?

姉妹を連れて登ったときに、上の子が「歩かない!」となって困りました。ベビーキャリアが1台しかなくて、抱っこやおんぶをしてゆっくり下山しました。
 

自然をもっと身近に感じてほしいから

親子登山インタビューvol.2

-親子登山をどのように楽しんでいるのでしょう?

上の子は一緒に歩きながら登った達成感を味わえるように、下の子は雰囲気を味わえるように、澄んだ空気や自然を感じてもらえるようにしています。

-途中でお子さんが飽きてしまったらどうされるのですか?

子どもが飽きてしまったら、大好きなお菓子を食べるようにしています。大事なアイテムなので、お菓子はたくさん持っていきます(笑)

-お菓子の力はすごいですね。親子登山を始めてよかったと思うことはなんでしょう?

自分が見てきた素晴らしい景色を、今は子どもたちと一緒に見られて感動できることです。それに加えて、なにより自分自身の体力がつきました。

親子登山インタビューvol.2

登山以外でも楽しまれているアクティビティがあれば教えてください。

登山のほかにキャンプもしています。もう少し大きくなったら釣りもしたいと思っています。

-これから親子登山を始める方へアドバイスをお願いします。

子どもは、急にぐずったり登りたくなくなったり、大人が想像しているよりも気分がコロコロと変わります(笑)

選ぶ山も重要ですが、「子どもをいかに乗り気にさせるか」も重要ですよ!

第2回『親子ハイカーインタビュー』はママさんハイカーのmaya13yamaさんにお話を伺いました。赤ちゃんを背負って一緒に登山を楽しむ姿はかっこよく、憧れる人も多いのではいでしょうか。荷物の多さや荷重の大変さはありますが、それ以上に家族で非日常を味わえるのは素敵ですね。親の体力や登山技術に見合った山行にして、万全に準備を整えてベビーハイクに挑戦してみましょう。

ライター

yuki

幼少期からキャンプや釣り、スキーなどを楽しむアウトドアファミリーで育つ。10代後半は1人旅にハマりヨーロッパや北米を中心としたトラベラー期となる。現在もスキー、スノーボード、ダイビングなど海や山で活動中。「愛する登山」は低山から厳冬期の雪山まで季節問わず楽しむhike&snowrideなスタイル。お気に入りの山は立山連峰!Greenfield登山部/部長の任命を受け部活動と執筆活動に奮闘中。