アウトドアフットウェアブランド「KEEN(キーン)」は、国内有数のトレイルランニングイベント「IZU TRAIL Journey(ITJ)」と、2026年から2028年までの3年間にわたるタイトルスポンサー契約を締結しました。今回のパートナーシップは、大会への協賛にとどまらず、トレイル環境の保全や地域との交流、初心者向けプログラムなどを年間を通じて展開するものです。伊豆の自然を舞台に、トレイルカルチャーの新たな広がりを目指す取り組みとして注目されます。
レースだけでは終わらない、新たなパートナーシップ

毎年12月に静岡県・伊豆半島で開催される「IZU TRAIL Journey(ITJ)」は、国内有数のトレイルランニングイベント。雄大な海や山々を望む景観の中を走るレースに加え、初心者向けイベントや体験プログラムを通じて、トレイルランニングの魅力を発信してきました。また、トレイル整備や環境負荷の低減に取り組む「サステナブルジャーニー」を掲げ、自然と共生する大会運営にも力を入れています。
KEENは2026年から2028年までの3年間、ITJのタイトルスポンサーに就任。両者を結び付けたのは、KEENが創業以来掲げる「アウトドアはすべての人のためにある」という考えと、ITJが目指す「新しい伊豆の旅の創造」というコンセプトでした。スポンサー契約という枠を超え、自然・地域・人をつなぐ新たなアウトドア体験を共につくり上げていくことを目指しています。
トレイルを「走る場所」から「集う場所」へ

今回のパートナーシップでは、「LIVING ON THE TRAIL with KEEN」をコンセプトに掲げています。
トレイルを単なるレースの舞台ではなく、人と自然、人と地域、人と人がつながる場として育てていくことが大きなテーマです。大会当日のサポートだけでなく、一年を通してさまざまな取り組みを展開していきます。
活動の中心となるのは、修善寺温泉にある複合施設「ITJ BASE Shuzenji」です。ここではトレイルランナーだけでなく、アウトドア初心者も参加できる体験プログラムを実施。KEENのレンタルシューズステーションを設置するほか、テストランイベントやナイトトレイル、ロゲイニングなどにも協力し、トレイルに親しむ機会を広げます。
さらに、山道の整備やトレイルメンテナンス活動、スタッフやボランティアへの製品提供、限定グッズの企画などにも取り組み、安全で持続可能なフィールドづくりを後押しします。
伊豆の自然を未来につなぐアウトドアカルチャーへ
ITJは、伊豆山稜線歩道を中心に松崎町から修善寺までを結ぶ70kmの「ITJ70K」と、伊豆半島の魅力を凝縮した28kmの「Around Alone 28K」を開催しています。駿河湾や富士山を望む絶景に加え、海から山へと移り変わる自然、地域の歴史や文化に触れられるコースは、全国のトレイルランナーから高い人気を集めています。
一方、KEENも創業以来、「天井のないところすべて」をアウトドアと捉え、環境負荷の少ないものづくりや自然保護活動を進めてきました。有害化学物質PFASの排除やリサイクル素材の採用に加え、「KEEN EFFECT」のもと、環境保全や地域社会への貢献にも取り組んでいます。
今回の協業は、大会を支援するスポンサー契約というだけでなく、「自然の中で遊ぶ人を増やし、そのフィールドを未来へ残す」という共通の価値観を形にする取り組みでもあります。
トレイルランニングは競技としてだけでなく、地域を歩き、自然を知り、人とつながるアクティビティとしても広がりを見せています。今回のパートナーシップは、伊豆の豊かな自然を舞台に、トレイルカルチャーの新たな可能性を育む3年間のスタートとなりそうです。
ライター
Greenfieldニュース編集部
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