フレームバッグはこんな人に最適!
サドルバッグやハンドルバッグなど、車体に取り付けられるバッグはいろいろありますが、フレームバッグは以下のような人に向いています。
乗ったまま荷物を取り出したい人
トップチューブ下のすぐ手が届く位置に取り付けるため、いつでも気軽に荷物へアクセスできます。信号待ちなど、ちょっとしたタイミングに取り出せて便利です。
荷物が多い人
ほかのバッグと比べ容量の種類が豊富で、5L以上の大型バッグもあります。バイクパッキングで旅行など、持ち歩く荷物が多い人におすすめです。
また、取り付け位置が車体の中央にあるため、重心が低いのもポイントです。大量に荷物を入れてもふらつきにくく、安定感が生まれるといったメリットがあります。
自転車用バッグについては、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
フレームバッグを選ぶポイント
フレームバッグを選ぶときのポイントを2つ紹介します。
容量で選ぶ
フレームバックの種類は、容量の違いで3種類に分けられます。入れる物に合わせて、適切な容量を選びましょう。
小型|容量1L~2L
比較的どの自転車にも取り付けやすいのが特徴です。パンク修理キット、補給食のほか、スマホや小銭入れなど、サイクルウェアのポケットに収まるサイズの物を入れるのにちょうどよい容量でしょう。
中型|容量3L~4L
トップチューブに沿う形状が多く、ロングバッグと呼ばれることもあります。防寒着など、サイクルウェアのポケットには収納できない、かさばる物を入れるのに最適です。温度調節が必要になる、長時間のサイクリングでも重宝します。
大型|容量4L~15L
フレームの三角形部分をすべて覆うような形状で、フルフレームバッグとも呼ばれています。ただし、車体によっては取り付けられない場合もあるので注意しましょう。バイクパッキングでの旅行など、荷物が多いときにおすすめのタイプです。
機能性で選ぶ
雨の日に走る機会があるなら、止水ファスナーや防水加工など「防水機能」付きが適しています。また、開閉する方法や、取り出し口の位置もチェックしましょう。荷物が取り出しやすいと、走行中でもストレスなく使用できます。
忘れずチェック!フレームバックを選ぶときの注意点
フレームバッグを選ぶとき、注意しておきたいポイントは3つあります。ひとつずつ説明しますので、参考にしてください。
フレームに取り付けできる長さか
トップチューブやシートチューブの長さは、車体によって異なります。あらかじめ、フレームサイズを確認しておきましょう。その際は、フレームの三角形の部分をチェックし、内側の1番狭いところを測ってください。
なお、フレームサイズが小さい場合は、取り付けられるバッグに限りがあります。とくに、中型や大型のバッグを取り付けたいときは要注意です。
ペダリングの邪魔にならない横幅か
横幅が広くなりすぎると、太ももにあたってペダリングの邪魔になります。できるだけフレーム内に収まる幅を選びましょう。
また、バッグ自体は細身でも、荷物を入れすぎると膨らみます。幅が広がらないよう、量や入れ方を調節したり、型崩れしにくい丈夫な生地の商品を選んだりするのがポイントです。
ボトルケージに干渉しない形状か
中型や大型のフレームバッグは、サイズが大きすぎるとボトルケージに干渉する場合があります。ボトルケージと併用するなら、干渉しない形状を選ぶか、ボトルケージ自体の位置をずらすなど、工夫しましょう。
おすすめのフレームバッグ4選
小型から大型まで、容量別におすすめのフレームバッグを4つ紹介します。
【小型】OSTRICH(オーストリッチ)「POTARI フレームバッグライト」
スリムでコンパクトなコーナーバッグです。フレームの太さに合わせた薄い横幅が特徴で、取り出し口が右側に付いています。サイクリングなら常に持ち歩きたい、鍵や携帯工具などを入れておくのに最適です。
小型サイズはほとんどの車体に装着できて、ちょっとした物を入れるのに便利!フレームバッグをお試しで使ってみたい人にも向いているでしょう。
容量 | サイズ | 重量 |
0.6L | H105×W210(115)×D35mm | 55g |
【小型】deuter(ドイター)「Triangle Bag 1.7」
フレームにフィットする形状のトライアングルバッグです。車体に取り付けても違和感のない、すっきりした見た目がポイントです。容量は1.7Lと、コンパクトなのにしっかり収納できるのもうれしいところ。ベルクロ3点留めなので、安定感もあります。
スマホや財布など、走行中に落下すると困る物を入れておきたい人、荷物を入れても邪魔にならないバッグがほしい人に、ぜひチェックしてほしい商品です。
容量 | サイズ | 重量 |
1.7L | H200×W50×D220mm | 75g |
【中型】ZEFAL(ゼファール)「Z Adventure C3 フレームバッグ」
撥水加工が施された、防水ジッパー付きのロングバッグです。雨が降っても荷物が濡れる心配がありません。自転車に乗ったままでも取り出しやすい開閉口、小物ポケットなど、利便性もばっちりです。
ボトルの出し入れを邪魔しないデザインは、バッグとボトルケージ、どちらも使用したい人の要望を満たしてくれます。天気の変化も起こりうる長距離サイクリングにも、向いているでしょう。
容量 | サイズ | 重量 |
3.3L | 430×115×65mm | 260g |
【大型】GORIX(ゴリックス)「高防水ドライ トライアングルバッグ(B13)」
完全防水のフルフレームバッグです。側面はシームレス縫製により防水加工され、本体には高強度の丈夫なナイロン生地が使われているため、抜群の耐久性です。
スマホや補給食のほか、グローブや防寒着なども入る大容量サイズは、バイクパッキングでツーリングを楽しみたい人にぴったり。リュックは背負わず、手ぶらでサイクリングをしたい人におすすめです。
なお、車体の形状によっては、取り付けできない場合がありますので注意してください。
容量 | サイズ | 重量 |
8L | 390×230×60mm | ー |
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。