「ザ・ノースフェイス」とは
「ザ・ノースフェイス(The North Face)」は、衣類、登山用具などの製作・販売を手がけるアウトドアブランドです。
本社はアメリカのノースカロライナ州で、大手アパレル企業のVF Corporationが展開しています。
1968年にダグ・トンプキンス氏がサンフランシスコで創業し、2000年に買収されました。
日本では1994年からスポーツアパレルメーカーの株式会社ゴールドウイン(GOLDWIN)がライセンス製造や販売を行っています。
山岳で最も寒く、登山が難しい北側のことをさす「ノース・フェイス(北壁)」が社名の由来。
困難な道であっても、果敢に挑戦していくというブランドアイデンティティが表現されています。
象徴的な3本ラインのブランドロゴマークですが、世界三大北壁であるアイガー北壁(スイス)、マッターホルン北壁(スイス)、グランジョラス北壁(フランス)を意味しています。
ブランド名と同様に、「ザ・ノースフェイス」のチャレンジ精神を象徴しているのです。
創業当時は小さなメーカーでしたが、発売したスリーピングバッグが世間の注目を浴びます。
高品質はもちろんのこと、最低何度の気温まで快適に使用できるという「最低温度規格表示」を初めて採用しました。
その後もウェア、バッグ、テントなど、質の高い製品を次々に展開し、アウトドアファンから支持されるブランドになっていきます。
また、アウトドアに特化した製品だけでなく、高いデザイン性と機能性を兼ね備えたタウンユースできるアイテムにも力を入れていきます。
それまでのアウトドア用品は機能性を重視するあまり、デザイン性には乏しいものが多かったのですが、「ザ・ノースフェイス」の存在により、他ブランドもデザイン性を意識し、今ではおしゃれなアウトドア製品を数多く見かけるようになりました。
その結果、「ザ・ノースフェイス」は誰もが知っているブランドとなり、アウトドアシーンはもちろんのこと、おしゃれなファッションアイテムとしての地位も確立し、数多くの人々から愛されるブランドになっています。
「ザ・ノースフェイス」の魅力
「ザ・ノースフェイス」の魅力は何といっても抜群の高品質とタウンユースでも使用できる高いデザイン性を両立している点です。
雨・風・雪・汗・寒さなどに耐えうるアウトドアシーンで必要とされる機能を、「ザ・ノースフェイス」独自の研究開発された技術により兼ね備えています。
細部まで緻密に設計された素材や作りにより非常に頑丈で、キャンプや登山など様々な場面で使用することができます。
アウトドア用品としての品質を持ちつつ、ファッションとしても評価される高いデザイン性を兼ね備えているところも「ザ・ノースフェイス」の魅力です。
鮮やかな原色を使用した独自のデザインは多くの人に愛されていますし、シーンを選ばないシンプルなデザインも昨今増えています。
さらに、様々なブランドとのコラボレーションアイテムを定期的に発表・投入することで、チャレンジングなブランドイメージの形成とファン拡大に繋げています。
「シュプリーム(Supreme)」などの大人気ブランドとのコラボレーション商品は、入手することが難しく、プレミアがついて高値で取引されるほど話題を呼びました。
このようなコラボレーションによって、「おしゃれでイケてるブランド」というイメージが性年齢を問わず根付いています。
パープルレーベルって何?レーベルの違いとは
「ザ・ノースフェイス パープルレーベル(The North Face Purple label)」は、代官山にある、日常の中でなるべく長く付き合えるアウトドアウェアをコンセプトとした「ナナミカ(nanamica)」がプロデュースする別注ラインです。
アウトドア商品としての機能性を持ちながら、ファッション性の高いアイテムを展開しています。多数のコラボレーションも実施しており、人気モデルは即完売するほどです。
最近話題のアーバンアウトドアなファッションに最適で、都会的かつファッション性の高いスタイリングが可能です。
「ザ・ノースフェイス」の新たな一面が垣間見えるパープルレーベルは要チェックです。
欲しいものはここに!「ザ・ノースフェイス」直営店がそろう原宿へ!
そんな魅力満載の「ザ・ノースフェイス」ですが、「ザ・ノースフェイス パープルレーベル」も含め、様々な商品を取り扱う直営店が揃う場所が東京にあるんです。
明治神宮前交差点から明治通りを渋谷方面に50mほど進んで左手に、アウトドアショップが立ち並ぶエリアがあります。
その中に「ザ・ノースフェイス」の店舗が複数存在します。
住所でいうと東京都渋谷区神宮前6丁目です。
「THE NORTH FACE 原宿店」「THE NORTH FACE 3(march)」「THE NORTH FACE STANDARD」「THE NORTH FACE KIDS 原宿店」の4店舗がすぐ近くにあるファンには堪らない場所となっています。
それぞれの店舗のブログやInstagramアカウントもあるので、是非チェックしてみてください!
※店舗など、2018年11月18日時点の情報
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。