福井県で紅葉を楽しむなら

紅葉 登山 北陸
福井県内は、日本遺産に認定されたスポットなどの全国的にも注目される紅葉スポットが存在しています。今回はその中でも、比較的手軽に行けて紅葉も楽しめるハイキングスポットをご紹介します。

③三方五湖(みかたごこ)

5つの湖(三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖)がつながって形成されている三方五湖。日本海の若狭湾沿いにある湖は、独特な存在感を放っています。

「水質」や「水の色」がそれぞれ違う5つの湖周辺を、ぐるりと取り囲む低山。秋には美しい紅葉スポットとして多くの方が訪れます。秋色カラーに囲まれた湖は、深い青色のコントラストが一層引き立ちます。

低山ながらケーブルカーの設備がある梅丈岳山頂の公園は、「天空の庭園」と呼ばれ親しまれています。ゆっくりと紅葉と湖を眺めつつ、山頂の足湯で寛ぐのもおすすめです。

2005年に「ラムサール条約」へ登録された”不思議な魅力を放つ湖の紅葉”は、一度は見ておきたいスポットといえるでしょう。

紅葉見頃 11月中旬~12月上旬
アクセス 公共機関のアクセスが不便なので、三方駅からはレンタカー利用がおすすめです。

④九頭竜峡(くずりゅうきょう)

まるで竜が泳いでいるような光景の九頭竜川。渓谷の両岸を鮮やかに染め上げる「九頭竜峡」の紅葉は圧巻です。荒い岩肌の上を華やかに彩る紅葉。寒暖の差が激しい地域のため、いっそう色鮮やかな美しさが際立ちます。

九頭竜湖まで足をのばし、湖畔の周辺をゆっくりと巡るハイキングもおすすめです。湖のブルーは美しく、目の前には紅葉した木々が。歩き疲れたら温かいドリンクと共に休憩をしましょう。秋風を感じながら、とびきりの幸福感に包まれます。

シーズン中は多くの観光客で賑わい、渋滞することもあるので覚悟が必要かもしれません。そんな中でも”紅葉ドライブ”の気分を盛り上げてくれるのが、九頭竜湖にかかる、通称「夢のかけ橋」。

遠くまで続く川の流れと、極彩色の紅葉は”優雅に泳ぐ竜”のよう。見逃せない秋の風物詩となりそうです。

紅葉見頃 10月下旬~11月中旬
アクセス 福井駅~越前大野駅~タクシーで約20分

 

北陸の紅葉スポットは、神々しい景勝を楽しめる山々や、気軽に観光気分で楽しめる場所など個性豊かです。年に一度の紅葉シーズンは、限られた期間だけの束の間の光景。”あっという間に終わってしまう紅葉”を、見逃すことがないようにしたいですよね。素敵な思い出の写真を撮りに行く計画を、今のうちに立ててみませんか?

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Greenfield編集部

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