ネイチャークラフトってなあに?
「ネイチャークラフト」とは、まつぼっくりや木の枝、木の実など自然物を素材としたクラフト・工作のこと。リース作りや写真たての飾りつけなどを作成し、自分で配置やデザインを考えながら楽しみます。
自治体のイベントやビジターセンターなどの体験会などで開催されることがあります。また、キャンプ場で体験会を開催しているところもありますよ。
そのような体験会のほかに、自分でハイキング、BBQなどアウトドアへ出かけた際に、自然物を集め、その場で作ったり、持ち帰ってから作成したりもできます。
素朴でかわいらしく、想い出に残る作品が完成すれば、自宅で飾ったり、お土産にしたり、プレゼントにもよいですね!
ネイチャークラフトで作れるもの①「写真たて」
写真たてのフレームに木の実や落ち葉、シーグラスなどを飾る、オリジナルの写真たてづくりはいかがでしょうか。作った日の想い出の写真を入れるのもよいですね。
100円ショップなどではさまざまな大きさ、デザインの写真たてがあるでしょう。
木工用ボンドやグルーガンで自然物を付けてもよいでしょうし、紙粘土を写真たての周囲に貼りつけ、乾かないうちに自然物を押し付けてくっつけるのもよいでしょう。
ネイチャークラフトで作れるもの②「リース」
木の枝や植物のつるを使ったリース。そこへ自然物や布、リボン、ボタンなどを付けてオリジナルのリースを作ります。
リースの土台作りは、木の枝を曲げたり、植物のつるを乾燥させたり曲げなければならないので、大変な作業です。もし難しければ、100円ショップに土台となるリースも販売されていますので、見てみてください。
玄関のドアや部屋の入口などに飾るとかわいいですね!
ネイチャークラフトで作れるもの③「クリスマスツリー」
まつぼっくりに絵の具で色を付けたり、ビーズや木の実をつけて小さなクリスマスツリーを作ってみませんか。小さな木の切り株に乗せたら、本物のクリスマスツリーのよう!
キラキラしたメイク用品のパウダーや、手芸用品のスパンコールの星を飾るのもすてきです。
ネイチャークラフトで作れるもの④「どんぐりこま」
公園やキャンプ場などでよく目にするどんぐり。このどんぐりの頭の部分に爪楊枝をぎゅっと差すと、よく回るコマが完成!
どんぐりに油性ペンで顔を描いたり、絵の具で色を塗ったりしても楽しいですね。
ネイチャークラフトで作れるもの⑤「落ち葉のラミネート」
落ちている葉っぱを集めてみると、いろいろな色や形があり、季節によっても違いがあることに気づくでしょう。
100円ショップにもラミネートフィルムが販売されているので、好きな葉っぱや花を拾い、ラミネートしてみるのはいかがでしょうか。
ラミネートは透明なので、作成したあと葉っぱの裏側も観察できます。
ネイチャークラフトを体験してみた!
筆者もネイチャークラフトに興味があり、わが子2人と一緒に挑戦。このとき季節は冬だったので、クリスマスに向けまつぼっくりを使ったクラフト体験会に参加をしました。
ネイチャークラフト体験会ってどんなことをするの?
今回は、おもにまつぼっくりを素材とし、ホットボンドで小枝や木の実をつけて好きな飾りを作る体験会。
参加費は500円(材料費と損害保険料込み)。事前に準備する持ち物はなく、汚れるようなこともなかったので服装も自由です。
まずは好きな素材選びとデザインを考えよう
まつぼっくりをどのように組み合わせて、どんな飾りを作るか、デザインを考えます。デザインを考えたら、どのサイズのまつぼっくりがよいか吟味しました。
ラメパウダーやマニキュアなども用意してくださっていたので、色つけもできそうです。
ネイチャークラフト体験で注意すること
今回は即座に素材同士が接着する、ホットボンドを使っての作業でした。ホットボンドはやけどに注意しなければならないほど、熱くなります。
もし体験会でホットボンドを使う際はやけどに注意が必要です。とくに小さな子どもは手を添えるなど見守りながら行いましょう。
また、絵の具や飾りつけの素材が衣類についてしまうこともあるので、汚れてもよい服装で参加しましょう。
作品の完成!!
まつぼっくりに赤いマニキュアやラメをつけ、小枝にどんぐりを並べてホットボンドで固定しました。自分で考えて作ったものは特別感があり、玄関に置いて今も飾っています。
白いホットボンドをたくさん盛り付けて、雪だるまにも見立ててもかわいいものができます。とてもナチュラルながら、誰一人として同じ作品ができないオリジナルクラフトが完成しました。
作っているあいだは、おしゃべりも忘れて夢中になれますよ。
日頃から自然物を集めておいて、キャンプの空いた時間や、雨の日のおうち時間などにネイチャークラフトを楽しむのもよいかもしれません。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。