山岳カメラマンに向いている人

山岳カメラマン

どのような仕事でも人によって向き不向きがあるように、山岳カメラマンにも適性があります。自分は山岳カメラマンに向いているのか、考えながら読み進めてみてください。

登山の技術がある

登山の技術がある人は、山岳カメラマンに向いています。絶好の撮影対象となる雪山や、人が足を踏み入れにくい場所などを撮るためには、山を攻略しなければいけないからです。

険しい山や厳しい気候でも、問題なく登山できる技術は必要。もちろん安全への知識も不可欠です。

体力がある

体力があることも山岳カメラマンになるための必要条件です。重い機材を背負いながら登山するのは、人並み以上の体力を要するでしょう。また、体力があれば速く登れて、そのぶん長い時間を撮影にあてられます。

山の状況は刻一刻と変化するので、余裕をもったスケジュール管理のためにも、十分な体力は必要です。

カメラの技術を追求できる

カメラの高い技術を備え、追求できる人は、山岳カメラマンに適しています。写真は同じ景色でも、撮る人の技術によって、まったく異なる仕上がりになるものです。撮影技術をどこまでも追求できる山岳カメラマンは、多くの人が感動する写真を撮れるようになるでしょう。

忍耐力がある

山岳カメラマンは忍耐力も必要です。長時間、撮影現場で集中力を保たなければいけません。とくに雪山は、寒く厳しい環境のなかでの仕事になるため大変です。人一倍の忍耐力が、山岳カメラマンとしての重要な要素になってきます。

 

山岳カメラマンの仕事内容は?

山岳カメラマン

山岳カメラマンの仕事は、以下のような内容が考えられます。

  • 編集者やクライアントとの打ち合わせ
  • 機材のチェックなどの撮影準備
  • 登山の準備
  • 撮影
  • 撮影した写真素材の編集
  • 編集者やクライアントに完成した写真を納品
  • 使用した機材のメンテナンス

ただし、前述のとおり、同じ山岳カメラマンでも、会社員・フリーランス・アシスタントなどがあります。立場によっても、仕事内容が変わってくると考えてください。

 

山岳カメラマンの将来性

山岳カメラマン

山岳カメラマンとしての将来性は、その人のスキル次第というところがあります。山という専門分野を究めて、「この人に頼むしかない」というレベルまで、スキルを上げる必要があるでしょう。

時代が進むにつれて、カメラの性能が向上しています。その結果、アマチュアカメラマンでも、ある程度のクオリティの写真を撮れるようになってきました。

そのため、プロの山岳カメラマンは、アマチュアカメラマンとは一線を画すスキルを求められます。プロとして秀でた技術や能力を身につけられれば、継続的に仕事を受けられるでしょう。

加えて、人との出会いによる運も、将来性に関わってくることがあります。写真や登山の技術を磨くだけでなく、人脈も大切にしてください。

山岳カメラマンになるためには、体力や忍耐力、また撮影技術など、さまざまな能力が必要とされます。働き方によっては高い給料も望めますが、そこまでいくには数多くの困難を乗り越えなくてはいけません。しかし、山や写真が本当に好きで、よい写真を撮りたいという強い意志があれば、自ずと山岳カメラマンの道が開けてくるのではないでしょうか。本記事を参考に前進してみてください。

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この記事を書いた人

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。