30年以上の歴史を受け継ぐ「286Aワンマントルランタン」リニューアル
日本で発売を開始した1980年代からほとんどモデルチェンジをすることなく発売を続けてきた286Aワンマントルランタンをリニューアルし、新色「コールマンレッド」を追加します。
130W相当の明るさでテントサイトを照らします。基本構造は発売当初から変わることなく、メタルポンプキャップ、火力コントロールノブ、デカールの変更により、今まで以上にクラシックなデザインに仕上がっています。
コールマンレッドの開発秘話
発売当初からグリーンのみで製造していた286Aワンマントルランタンにコールマンレッドが登場します。
286A以前のモデルにはコールマンを象徴するコールマンレッドが使用され大変人気がありました。しかし286Aワンマントルランタンが製造される少し前からホーロー製ベンチレーターを赤に塗装するための塗装液が世界的に使用禁止になり、グリーンへシフトしていきました。
あざやかなレッドの再現は大変難しかったのですが、その後の技術の進化で当時に近い色を再現することが可能になり、昨年120周年記念モデルをコールマンレッドで再現したことで、2022年、286Aにレッドを採用することを決めています。変わらない中にも実は変わっていることがあるのです。
語り継がれる伝説「海底から引き上げられたランタンに火が灯る!?」
ある日、釣りをしていた男のロッドに、コールマンのランタンがかかりました。
錆が浮き、コケまで生えたそのランタンに興味を持った男は、本体を洗浄し、マントルを取り付け、燃料を入れました。
そして、1本のマッチを近づけると、何事も無かったかのようにランタンは火を灯しました。長く使用可能なことを語る逸話が残されています。
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Greenfield編集部
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