北海道の秋キャンプは、お天気も安定しぽかぽかとした日が続きます。虫もほとんどいなくなり快適!
汗ばむことも減るので過ごしやすいのですが、注意する点も多くあります。おさらいしておきましょう。
秋は気温差に注意!無理せずバンガロー泊も検討しよう
北海道での秋キャンプは、気温差に注意したいもの。日中は20度を超える日でも夕方から夜にかけては急激に冷え込み、気温はひと桁になることもあります。
室内にいても肌寒さを感じるのでキャンプだとかなり寒くなるでしょう。
キャンプに慣れていない方や、小さな子ども、シニア世代の方が一緒のファミリーキャンパーは、夜になると秋の季節のキャンプは少し寒くなるので心配だと感じるかもしれません。
そこでおすすめなのはコテージ・バンガロー泊です。北海道のキャンプ場はコテージやバンガロー泊ができるキャンプ場も多くあります。
日中はコテージの横や前にタープを張りアウトドアを楽しみ、夕方からは室内へ移動してあたたかく過ごすのはいかがでしょうか。
寒さは体力を奪い、夜は眠れなくなることもあります。せっかくのキャンプ、無理せずに楽しみましょう。
秋キャンプに適した場所選びが大切
いちばん心配なのは寒さやお天気の急変です。北海道で秋キャンプをするなら周辺との利便性がよく、できるだけ高規格なキャンプ場がおすすめ。選ぶ際には以下のような項目をチェックしてみてください。
- 雨や寒さをしのぐことができる管理棟がある
- 近くに入浴施設や宿泊施設がある
- キャンプ場の近くにスーパーやホームセンターがある
買い物などの準備は事前に済ませておこう
キャンプ場の近くで買い物をするのも良いのですが、必要なものが揃わないこともあります。
カイロや薪、炭など特に暖を採るものが購入できないと夜がしのげません。必要なものは事前に購入してから向かうことをおすすめします。
北海道・道東おすすめのキャンプ場
北海道・道東でおすすめのキャンプ場をご紹介します。
RECAMP摩周
札幌から車で約5時間、道東の観光スポットのひとつ「摩周湖」の近くにあるキャンプ場です。
もとは「桜が丘森林公園キャンプ場」でしたがキャンプ場を開発する「株式会社RECAMP」と弟子屈町の共同経営となり「RECAMP摩周」として運営されています。
センターハウスにはアウトドア用品や薪の販売、レンタル、コインランドリーがあります。
そのほかの設備はなくシンプルなキャンプ場ですが、白樺の森の中でゆったりとキャンプ時間を堪能できる場所です。
また、秋から冬は週末のみオープンしているので、冬キャンプも楽しめますよ。車で約20分の場所には老舗温泉宿のある川湯温泉郷が。日帰り温泉もたくさんあるので、帰り道に立ち寄るのもいいですね。
周辺には摩周湖や屈斜路湖など絶景を楽しめる観光スポットもいっぱいです。
公式サイト:RECAMP摩周
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
札幌から車で約3時間。スノーピーク直営のキャンプ場「スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド」は、帯広市内から約30km先にあります。
高山脈・十勝幌尻岳の山麓に位置した自然あふれる場所にあり、川の流れる音が聞こえますよ。
場内はフリーサイト、電源付きオートサイト、トレーラーサイトのほか「住箱-JYUBAKO-」が4棟あります。
「住箱-JYUBAKO-」とは世界的な建築家隈研吾氏とスノーピークのコラボレーションで創りだしたモバイルハウス。冬キャンプも楽しめます。
また、憧れのスノーピークアイテムのレンタルも充実。ショップも併設されています。
シャワールームやお湯のでる室内炊事場、コインランドリーなど充実の設備が魅力。もちろんスノーピーク会員でなくても利用できますよ。
車で約20分のところに入浴施設「福祉の里温泉」があります。買い物は中心部のコンビニエンスストアまで約20分です。
オールシーズンキャンプができるので、十勝の冬を楽しんでみませんか。
公式サイト:スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
隠れ家的オートキャンプ場 「遊び小屋 コニファー」
十勝清水町に札幌から約2時間半。隠れ家的オートキャンプ場 「遊び小屋 コニファー」は森の中にあるキャンプ場です。
約15年前に個人の方が森を開拓しオープンしたキャンプ場ですが、地元のひとをはじめ全道のキャンパーに大変人気です。
直火で焚き火ができること、チェックアウト時間がないことなどがその理由でしょう。
通年営業をしており、秋・冬のキャンプもできますよ。暖房設備付きのコテージ・バンガロー・ロッジがあるから寒いのが苦手な人や初心者も安心です。
少し離れてはいますが、車で約20分の場所に源泉かけ流しの植物性天然モール温泉「鳳乃舞 芽室」があります。
また、お買い物は車で約30分の場所にスーパーがあるので、キャンプ場へ入る前に済ませておくのがおすすめ。
オープンから10年以上たち、今では隠れ家的ではなく多くのキャンパーに愛されるキャンプ場です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。