ロッテアライリゾート (LOTTE ARAI RESORT)
オフピステといえば外せない、ロッテアライリゾート。
その積雪量の多さから雪崩多発の妙高エリアはバックカントリーフィールドの聖地のひとつです。
アライリゾートではアバランチコントロールされたスキー場管理区域内の広大な「フリーライディングゾーン」が提供されています。
そこではスキー場管理の元、安全にリフトを使用して気軽にバックカントリー気分を楽しむことができます。
リフトでアクセスしてもいいし、ハイクアップでじっくり楽しむのも良し!
自由に楽しめるのがロッテアライリゾートの魅力のひとつです。
近年は地形そのままの斜面でテクニックやスタイルを競いあう「フリーライドワールドツアー」の予選シリーズの舞台にもなりました。
しかし、しばしば雪崩が発生しているこのエリアでは、ルールを守らないことによる事故の可能性もあります。
状況によりフリーライディングゾーン内でも滑走できる区域に制限がかかることもあります。
規制ロープを越えることなく、滑走禁止区域には絶対に立ち入らない「アライルール」を順守のうえ、恵まれたこの環境を安全に楽しみましょう。
菅平スキー場~根子岳
気温はとても低いけれど、比較的晴天率が高い根子岳は、菅平スキー場の奥ダボスエリアのリフトを利用してアクセスすることができます。
ここでは山頂近くまで雪上をキャタピラ車で進むスノーキャットツアーが行われます。
ツアーが行われている期間は、状況によってキャットが圧雪した雪上を歩くことができ、多少は労力を節約できるかもしれません。
山頂直下以外は傾斜が緩やかで、ルートがシンプルでわかりやすく、コースタイムは登り約3時間ほど。
滑りやすい条件から、バックカントリー初心者にも人気のあるエリアです。
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乗鞍スキー場~乗鞍岳
春スキー、夏スキーの聖地、北アルプスは乗鞍岳。
大雪渓で夏でもスキーしている愛好者たちをメディアで目にしたこともあるのではないでしょうか。
登り口までは、乗鞍スキー場が営業中はリフトを利用してアクセスでき、スキー場が営業を終了したら、バスを利用してアクセスできます。
夏まで滑れる積雪量を誇るこのエリアは、春先もしばしば降雪がみられ、雪崩が発生することもあり、コース状況には注意が必要です。
バックカントリーの疲れを癒す温泉やお蕎麦など、アフタースキーも楽しみです。
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かぐらスキー場~神楽ヶ峰
豊富な積雪量でロングシーズンを誇るかぐらスキー場は、例年5月末までの営業。
「ゴロマ」と親しまれている第五ロマンスリフトを利用したバックカントリーが人気です。
いくつかコースがありますが、比較的短時間でアクセスできるのが神楽ヶ峰へのコースです。
ゲレンデからは隠れて見えない苗場山が、突然目の前に現れる雄大な景色は何度見ても感動します。
かぐらエリアは人出も多く、バックカントリーエリアへのアクセスがしやすいため、気軽にチャレンジしてしまう人が絶えず、しばしば遭難事故が起きています。
アクセスがどんなに容易でも、装備や知識といった雪山への準備は必須です。
ガイドツアーが多数組まれていますので、ガイドに従って雄大な景色にドロップインしたいものですね。
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栂池スキー場~白馬乗鞍岳
栂池スキー場のゴンドラに乗ってアクセスできる白馬乗鞍岳へのバックカントリーコースは。
春にはヘリスキーも楽しめるレアなエリアです。
森林限界を超えた先は、遮るもののないパノラマが広がります。
雪崩やクラックに注意しつつ、思い思いのシュプールを描きましょう。
運が良ければ雷鳥に出会えるかもしれません。
栂池高原スキー場の営業エリアまで滑り込めば、14kmオーバーのロングランを楽しめます。
ロングランを楽しむためにも、滑走用の体力を残しておきたいものですね!
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御池~燧ケ岳
スキー場のリフトやゴンドラを利用するエリアと比べて、こちらはより長い距離を自分の足で登るエリアです。
比較的初心者にも登りやすい緩やかな地形ではありますが、無理せず自分のペースを守って登りましょう。
道中では、レジャーシートを拡げて食事を楽しんでいる人々や、ナチュラルキッカーで飛んで遊んでいる人々がいることも。
このルートは、登り一辺倒ではないので、心臓バクバクの登りのあとにはちょっとした下りで滑ってみたり、と斜面変化も楽しめます。
頂上からは尾瀬の雄大な景色が一望でき、バックカントリーならではの静けさを堪能できるでしょう。
鳩待峠~至仏山
尾瀬のハイキングと百名山をセットで楽しめる人気の至仏山。
春に鳩待峠までの道路が開通してから、本格登山シーズン前までのほんの短い期間がバックカントリーのシーズンです。
コースタイム的には少々長めのルートになりますので、それなりの体力を求められます。
でも、歩き始めるとしんどい登りも、小鳥のさえずりや、樹々の甘い香りに癒されます。
山頂からは燧ケ岳や会津駒ケ岳などが見渡せ、山頂直下は気持ちのいいオープンバーン。
ツリーエリアではできないダイナミックなターンも楽しめます。
天然のハーフパイプなど、地形で遊ぶのも楽しみですね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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