今、『女子キャンプ』がきている!
『女子キャンプ』とは、女性だけでキャンプを楽しむ新しいスタイルのこと。
意外と力仕事が多いキャンプでは、男性がいるとどうしても頼ってしまいがちですが、女子キャンプでは、テントの設営も火おこしも、全て女性だけでやります。
今はワンタッチで簡単に設営できるテントなども販売されていて、女性でも無理なく道具を使いこなせるようになりました。
この「全て自分でやる」という充実感が、女子キャンプの醍醐味でもあるんです。
火付け役はイラストレーターでキャンプコーディネーターの「こいしゆうか」さん。
こいしさん主宰のガールズアウトドアユニット「mijinco(ミジンコ)」や、自然好きユニット「noyama(ノヤマ)」などが、メディアやブログなどで女子キャンプを提唱し、密かなブームになっています。
また、Instagramで4万人以上のフォロワーを持つ「YURIE」さんも、グランピングスタイルのオシャレなアウトドアライフを発信し、本を出版するなどして話題を集めています。
これらの女子キャンプに共通するものは、サイトのデコレーション、フォトジェニックな料理など、自然を楽しみながらも、「オシャレ」「かわいい」にこだわるということ。
これは男性がいるとなかなかできないですよね。通常キャンプ道具には、機能性やコンパクトさ、耐久性などが求められますが、女子キャンプでは見た目も重視。
普段使いのお鍋やアンティークの食器、ラグやクッションだって持って行っちゃいます。確かに、オートキャンプ場が主流になっている今、多少荷物が多くてもそんなに問題はありません。
それよりも女子キャンプでは、お気に入りのモノに囲まれ、オシャレな空間でガールズトークを楽しむことの方が重要なんです。まさに男子禁制の『女子会』の延長といえますね。
魅惑の『女子キャンプ』の実態
流行っているというけれど、実際みんなどんな女子キャンプをしているの?と気になりますよね。
Instagramでは、サイト作りのお手本や、過ごし方のヒントをたくさん見ることができます。是非 #女子キャンプ で検索してみてください。
傾向としては、三角形のティピーテントやバナーなどで「レトロ感」を醸し出すのが人気のようです。
ネイティブアメリカン柄のラグやタータンチェックのブランケットをアクセントに、ナチュラルな小物でデコレーション。
カラフルな野菜が並んだヘルシーなごはんや、こだわりのコーヒーなどは、まるでカフェのようです。
ファッションもアウトドア感を出しすぎず、普段着の延長で。女子キャンプに「ガチ感」は必要ありません。森の中で暮らしているようなゆる~い雰囲気がいいんです。
また、女子キャンプの魅力は、オシャレ感を楽しむことだけではないですよ。男性の目を気にしたり、「モテ」を意識する必要がないので、心も体も自然体で楽しめます。
星空の下で、気の置けない友達とのガールズトークは最高に盛り上がることでしょう。
まずはグランピングやコテージからはじめてみても
女子キャンプに興味があるけれど、なかなか踏み出せない…という人も多いのでは。確かに初心者の女性だけでテントを張ったり、道具を全て揃えたりするのはハードルが高いですよね。
そんな人におすすめなのが、グランピング施設を利用すること。
テントの設営や料理など、自分たちでする必要なし!優雅に自然を満喫できるため、アウトドアが初めてでも安心して楽しめます。
ある程度は自分でやりたいという人は、女子限定BBQなど、デイキャンプから始めてみては?テントやシュラフなどが必要ないため、気軽に始められます。
アウトドアに慣れてきたら、バンガローやコテージ泊をしてからテン泊デビュー!という流れもおすすめです。
女子のペースに合わせてゆる~く楽しみましょう♪
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。