ブッシュクラフト専用ナイフの使用目的とは?
ブッシュクラフトにおいて、ナイフをを使用する場面は多々あります。
- 薪を割る
- ペグの作成
- トライポットの作成時
などなど、拾った木を使いやすいように、自分好みにカスタマイズすることに用いられます。
ナイフ1本と技術があればできることなのですが、間違ったナイフ選びをするとナイフが折れたり手をザックリ切るなんてことも。
実際、バトニングで薪を割っていた時にナイフが折れ、足に刺さりそうになったという話を耳にすることは少なくありません。
折れるだけならまだしも、怪我なんかしてしまったら大変です!ブッシュクラフト 専用ナイフはしっかりと選ぶようにしましょう。
ブッシュクラフト専用ナイフの選び方
ブッシュクラフトナイフには一長一短が必ずあります。ですので、「このナイフが一番良い!」というのは使う場面によって変わってきます。
そこで、どの場面でも使いやすい最初の1本でおすすめのナイフの特徴をまず知るようにしましょう。
・折りたたみではなく固定刃
・刃の長さが中指の長さほど
・ステンレス製
・切れ味が良い、刃圧が太い
これさえ抑えておけば、作業に困ることはありません。
ステンレス製は錆に強いため、手入れがしやすいという意味で項目に入れましたが強度がメインに欲しい方は「炭素鋼」のナイフがおすすめです。
ただし、サビつきやすいので黒錆加工や研ぎ等の手入れは十分にするようにしましょう!
おすすめのブッシュクラフト専用ナイフ
ブッシュクラフト専用ナイフ:モーラナイフ
ブッシュクラフト歴2年の筆者が一番おすすめしたいのはこのモーラナイフ。
創業125年を誇るスウェーデンのナイフブランドで、ブッシュクラフトナイフといえばモーラナイフと言われるくらいブッシュクラフト界では人気のナイフです。
モーラナイフの代表アイテム コンパニオンは、高品質なナイフとして世界中で愛され、入門ナイフとしておすすめです。
まずは基準のナイフを身に着けることで、今後また必要なナイフが分かるようになるのです。
ブッシュクラフト専用ナイフ:シュレードナイフ
アメリカのシュレードという老舗のブッシュクラフトナイフ。
フルタングという作りのナイフで簡単にいうと、ブレードがハンドルの後ろまで貫通している頑丈さが素晴らしいナイフです。
炭素鋼・フルタング・刃圧が太いといった頑丈なナイフの特徴をすべて押さえてる1本なので、ガシガシ使ってもなんの問題もありません。
切れ味はあまりよくないので手入れが必要にはなりますが、手入れをするごとに味が出る野遊び男向けのナイフですね。
ブッシュクラフト専用ナイフ:土佐渓流鉈150
他のナイフとは一線を画す、この日本製のナイフ。狩猟や解体に向いた本格的なブッシュクラフトナイフです。
木工・竹細工、狩猟解体作業、釣り糸切り、ロープ切り、キャンプ時のキッチンナイフやその他軽作業にもお使い頂けます。
誰とも被らず長く使い続ける1本が欲しい方におすすめのナイフです!
ブッシュクラフト専用ナイフ:ステンレスナイフ
こちらは初めに紹介したモーラナイフのステンレスタイプのものです。
カーボンスチールに比べステンレスナイフは強度が低いですが、一重に強度が低いと言っても普通に使っていればまず壊れることはありません。
錆びにくいため手入れもカーボンスチールほど気を使わなくてよいので、初心者にはおすすめのナイフです!
ブッシュクラフト専用ナイフの研ぎ方
どれだけ高級なナイフでも、使う分だけナイフの切れ味は悪くなっていきます。バトニングをすれば一発で手入れ物です。
ブッシュクラフトにおいてナイフは相棒となりますので、研ぎなどの手入れ方法は知っておきましょう。
必要な物は「砥石・ナイフ・拭くもの・水」の4つです。
工程
- 砥石を20分間水に浸す
- 砥石を取り上げ、研ぎの準備をする
- ナイフを砥石に対して15°(10円玉二枚分)寝かす
- 刃のある方向にナイフを動かし研ぐ
- その後しっかり乾かす
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。