ガサガサで捕まえよう♪川にはどんな生き物たちが住んでいるの?

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ガサガサで捕まえよう♪川にはどんな生き物たちが住んでいるの?

「ガサガサ」とは、川底の石をひっくり返したり、川岸の植物をガサガサと足で揺らして、出てきた生き物をタモ網で捕まえることの通称です。川には普段見れないような生き物がたくさん住んでいます。きっと「こんなところにもいるんだ!」とびっくりすることでしょう。また、そこに住む生き物の種類によって、その川の水がきれいなのか、汚いのかを知ることができ、自然環境に関心を持つ良い機会にもなります。近所の川でもできますし、大人も子どもも簡単にできる遊びなので、是非やってみてください。

誰でもできる!ガサガサのしかた・装備

 

ガサガサをするためには、適した服装の準備が必要です。

川歩きができる靴、速乾性の服、熱中症にならないように帽子も被りましょう。

 

こちらを参考にしてみてください。

【川遊び】どんな服装がいい?安全に楽しむための3つのチェックポイント

 

次に、生き物を捕まえるための道具を揃えましょう。

基本的にはタモ網とバケツがあればOKですが、観察用の透明なプラケースまたはタッパー、ルーペ、ピンセット、石をこする歯ブラシなどもあると、より楽しめます。

タモ網は、一辺が平らになっているものが最適。

タモ網を川底に垂直に置いて捕るため、ふちが丸いと隙間から逃げられてしまうからです。

 

 

準備ができたら、レッツガサガサ!

生き物がいるところはこんな場所です。

 

・流れが緩やかなところ

・草が生えているところ

・大きな石の表面

・大きな石の裏

・大きな石と石の間

・川底の砂の中

 

下流にタモ網を置いて、石や草を蹴ったり、川底をかき回したりしてみてください。

一度で捕れなくても、諦めずに何度もチャレンジしましょう。

 

 

 

 

ガサガサではどんな生き物が捕れるの?

 

川に住むのはメダカやフナなどの魚だけではありません。

幼虫の時期を水中で過ごす虫のことを、「水生昆虫」といいます。

ガサガサでは、様々な水生昆虫の幼虫を見ることができるでしょう。

また、カニや貝類、イモリやカエル、亀なども住んでいます。

その中から今回は、水質調査の指標となっている生き物を、水質別に紹介します。

 

きれいな水

カワゲラ類・ヒラタカゲロウ類・ナガレトビケラ類・ヤマトビケラ類・アミカ類・ブユ類

トンボ類・ウズムシ・サワガニ・ヤマメ

 

ややきれいな水

シマトビケラ類・ヒラタドロムシ類・ゲンジボタル・コオニヤンマ・カワニナ類

ヤマトシジミ・イシマキガイ・アユ・カワムツ

 

汚い水

ミズカマキリ・ミズムシ・タニシ類・シマイシビル・ニホンドロソコエビ

イソコツブムシ類・オイカワ

 

とても汚い水

ユスリカ類・チョウバエ類・アメリカザリガニ・エラミミズ・サカマキガイ・チラカゲロウ・タニガワカゲロウ類・ニンギョウトビケラ類・ヒゲナガカワトビケラ類

 

川の生き物は実に多種多様で、中には類似していて間違いやすい種類もいます。

全部覚えるのは大変ですので、こちらをプリントして持っていき、照らし合わせてみましょう。

 

国土交通省のHP(川の生きものを調べよう)

 

 

しかし、どうしてこんなにも水質で住む生き物が違うのでしょうか。

それは、水中の「酸素」が関係しているんです。

水生生物には、酸素が少なくても生きられる種類と、多くないと生きられない種類がいます。

水の濁りや汚れの原因となる落ち葉、動物の死骸やふん、はたまた私たちが排出した生活排水などの有機物。

これらを小さな生き物たちが分解する際に酸素を使うため、水中の酸素量が減ってしまうのです。

ガサガサは楽しいだけじゃなく、普段なかなか実感することがない環境問題に直面する機会になります。

 

併せてこちらも読んでみてください。
これが川を汚すもとだったんだ!

 

 

捕った生き物はどうする?ガサガサの注意点

 

ガサガサで生き物を捕まえたら、透明なケースに入れて観察してみてください。

どんな模様なのか、足が何本あるのか、どんな動きをするのか、見ているだけでも飽きませんよ。

少しだけなら、家に持ち帰って飼育してみてもいいでしょう。

何を食べるのかなど、より深い生態を知ることができます。

夏休みの自由研究にももってこいですね。

残りの生き物は川に戻してあげてください。

移動させた石なども、元の位置に戻します。

ガサガサは気軽に誰でもできる遊びですが、川に入るときには常に危険が隣り合わせです。

次のことを必ず守ってください。

 

・大人が一緒に付いていく

・遊ぶ範囲を決めて子どもに理解させる

・雨のあとなど、増水していたら絶対に入らない

・雲行きが怪しくなってきたらすぐに川から出る

 

流れがゆるく浅い川でも、水難事故は起きています。

油断せずに、大人がしっかり見守りましょう。

 

 

まとめ

ガサガサは、大人も子どもも気軽に楽しめる川遊びです。キャンプに行った先の清流でやってもいいですし、家の近くを流れている川や、田んぼの用水路でもできます。川の生き物を見つけるだけでも面白いですが、水質を知ることで、なぜ川が汚れているのか?ということを考えるきっかけになります。この夏休みに是非チャレンジしてみてください。

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