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持続可能な世界を目指すSDGs。世界中で様々な取り組みがされていますが、アウトドアを愛する消費者の視点からSDGsに取り組むにはどんな方法があるのでしょう?今すぐできるSDGsへの取り組み、サスティナブルな考え方を紹介します。

SDGs サスティナブルとは?

SDGs(サスティナブル)

世界を変えるための17の目標、SDGs(Sustainable Development Goals )。

Sustainable(サスティナブル)とは、持続可能であることを意味する言葉です。

環境用語として一般化されているので、地球環境を持続させるという意味合いで捉えられている面もあるかもしれません。

でも、持続可能とするのは私たち人間の活動も含めてのこと。

人間が何の手も打たずに活動を続けていけば、いずれ現在の環境は維持できなくなる時がくるかもしれません。

かといって、人間が活動を停止するわけにはいきません。

そこで自然環境や資源に悪影響を及ぼさないように、環境の維持と人間の活動の維持とを両立させようというのがサスティナブルの考え方です。

エコとサスティナブルの関係

環境に考慮しているという考え方では「エコ」と何が違うのでしょうか?

エコというのは包括的に地球環境に考慮することをいいます。

私たちが何か活動をするとき、エコを意識することでサスティナブルな世界の実現に貢献しているといえるでしょう。

オーガニックとサスティナブルの関係

オーガニックはどうでしょう。

「有機の」という意味を持つオーガニックは、オーガニック食品やオーガニックコットンなどでおなじみですね。

オーガニック商品は、化学肥料や農薬などを使用せず、作物本来の生命力を生かし、また太陽や土壌の力を生かし、環境への負荷を減らして作られたものです。

オーガニック商品を選択することも、サスティナブルな考え方のひとつといえるのです。

 

サスティナブルな生活をするために

SDGs(サスティナブル)

サスティナブルな生活とはどんな生活でしょうか?

難しそうですか?

じつは、ものを選ぶ基準をちょっと変えてみたり、考えかたをちょっと変えるだけでもサスティナブルな生活はできるのです。

アウトドア愛好家が、海や山などのフィールドで楽しむときはもちろん、普段の生活の中にもサスティナブルな考え方を取り入れるいくつかの方法を紹介します。

リサイクル・リユーザブルでエコな商品を使う

「Don’t Buy This Jacket(このジャケットを買わないで) 」と自社製品の広告を新聞に載せて人々を驚かせたパタゴニア。

ビジネスを手段として環境の改善を目指すパタゴニアがこのメッセージで伝えたかったのは、消費する際はよく考えてから、ということです。

環境に対する負荷をゼロにするのは難しいけれど、より少ないものを選ぶこともサスティナブルの考えかたのひとつではないでしょうか。

店頭に並ぶ商品を手にしても、それがどうやって作られたものなのか、環境に考慮した製品なのかどうかは判断しにくい面もありますよね。

「ブルーサイン」というタグがついたものはひとつの参考になるかもしれません。ブルーサインは繊維業界のサスティナブルなサプライチェーンを満たした製品の目印です。

ブルーサインには、パタゴニア以外にも、ドイターやホグロフス、コロンビアなどが参画しています。

フードロスをなくす

私たちが生きるうえでで欠かすことができない食べるということ。

残さず食べる、必要な分だけ買う、エコなパッケージなものを選ぶなど、意識している人も多いかもしれません。

食品や外食業界でも、フードロスを減らす、製造工程からのリサイクル、流通段階での使い捨て梱包材の廃止、原材料の健全な調達など、様々な形でSDGsに取り組む企業が増えています。

もはやサスティナブルの流れはオーガニックフードやオーガニックレストランなど一部にとどまらず、ファストフードやコンビニエンスストア、ファミリーレストランなどにも浸透しています。

こういった身近なところでSDGsに取り組む企業を選択することでも、SDGs達成に貢献することができるのです。

フェアトレード商品を選ぶ

日常生活においても、アウトドアを楽しむときも、海外からの輸入品は私たちにとって身近なものです。

コスト最優先に大量生産・大量消費される商品は、どこで誰がどのように作ったものでしょうか?環境や人権に配慮してつくられたものでしょうか?

フェアトレード商品は、コーヒーやチョコレートなどの食品や日用品、ベーシックなものだけでなくトレンドを取り入れたファッションなど、色々な商品が展開されています。

それらは製造現場の雇用や人権、環境などを改善し、生産者ファーストの考え方ながら、同時に消費者をも満足させる品質に定評があります。

ちょっと取り入れにくいという人は、まずは海や山へ出かけたときに飲むコーヒーやおやつ、ちょっとしたプレゼントなどにいかがでしょうか?

 

アウトドアでもサスティナブルを取り入れる

SDGs(サスティナブル)

アウトドアのフィールドを楽しむ人は、自然の恩恵を受けていることで、環境保護への意識が高い人も多いかもしれません。

美しい景色を目の当たりにすると、何十年先もその風景を変わらずにあってほしいと願ってしまいますよね。

環境に負荷をかけない形でアウトドアを楽しむために、アウトドアで使うものにもサスティナブルを取り入れてみませんか?

サスティナブル商品①ホグロフス デイパック トーソン

デザインや機能性には定評のある北欧ブランド、ホグロフスのブルーサイン認定デイパックです。

ちょうどいいサイズ感と都会的なデザインがハイキングや観光から通勤通学などのタウンユースまで重宝しそうですね。

サスティナブル商品②マウントハーゲン オーガニック フェアトレード インスタントコーヒー

マウント ハーゲン オーガニックフェアトレード インスタントコーヒー スティック 50g(2g×25P)
マウント ハーゲン オーガニックフェアトレード インスタントコーヒー スティック 50g(2g×25P)

伝統的有機農法で栽培、手摘みされた高地栽培アラビカ種コーヒー豆のみが使用されています。

インスタントでも、他のコーヒーとはコクや香りが違うと評判です。

個包装なので海や山、BBQなど、場所を選ばずいつでもどこでも楽しめそうですね。

サスティナブル商品③S.O.S. from Texas オーガニックコットン クルーネックTシャツ 

S.O.S. from Texas エスオーエスフロムテキサス ST-1000
S.O.S. from Texas エスオーエスフロムテキサス ST-1000

100%オーガニックコットンで作られた、少しゆとりあるデザインのTシャツです。

原料の綿花栽培から縫製まで全て米国製。

脇に縫い目のないつくりなので、洗濯を繰り返すうちにねじれてしまうお悩みも軽減できます。

ちょっとクラシカルでタフな、まさにメイドインUSAなTシャツですが、日本人向けにシルエットもちゃんと考慮されていますよ。

こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本 /バウンド(著), 秋山宏次郎 (監修)
こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本 /バウンド(著), 秋山宏次郎 (監修)
エコやオーガニック、サスティナブル・・・たくさんの環境用語が使われるようになったのは、環境に対する危機感が高まってきているからかもしれません。でも難しいことではなく、私たちひとりひとりのちょっとした意識の変化が、SDGs実現への一歩になるのではないでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。