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秋から春にかけて、特に冬キャンプは寒さとの戦いですね。外は寒いけどテントの中はポッカポカ、それが冬キャンプの醍醐味でもあります。今回は、まるでカンガルーの袋の中にいるかのような暖かくて安心感が得られる、カンガルースタイルについてご紹介していきます。

テントinテント「カンガルースタイル」

カンガルースタイル テント キャンプ

 

カンガルースタイルとは、大きなシェルターテントの中に小さいテント(インナーシート)を入れてキャンプを楽しむスタイルです。

カンガルーの袋の中にいる赤ちゃんのように快適なことから、「カンガルースタイル」と呼ばれるようになりました。

冬の寒さを気にせずキャンプが楽しめるとあって、人気の高いキャンプスタイルです。

 

 

テントのカンガルースタイルの魅力とメリットは?

カンガルースタイル テント キャンプ

 

カンガルースタイルの魅力やメリットについてくわしく解説していきます。

持参するテントが1枚増えるので、荷物にはなりますが、それ以上にメリットも多くあるようです。

 

テントの中にテントを張るので暖かい

カンガルースタイルの1番のメリットは、何といってもシェルターテントの中にインナーテントが入っているため、冬キャンプでも暖かくて快適だというところです。

外気の寒さから身を守れるので、小さな子どもがいる家庭でも安心してキャンプを楽しめます。

 

テントの中でも外でもない中間スペースができる

キャンプテントの中と外のちょうど中間に広いスペースができ、イスやテーブル、その他のキャンプアイテムもろもろを置くことができるので、インナーテントの中が広くなります。

中でも外でもない中間の空間があることで、グランピングのような気分が味わえる豪華なキャンプになりますよ。

ほかにも、薪ストーブを炊いて楽しむこともでき、密閉していないシェルターテントであれば換気の必要もありません。

例えば、昼間はフライシートの下でバーベキューや食事を楽しんで、寝る時間になったらさっとインナーテントを設営するなんてこともできますよ。

カンガルースタイルを活用すれば、限られたキャンプサイトを効率良くひろびろと使いこなすことができます。

 

雨でも設営や撤収が楽

シェルターテントを張ってしまえば、あとはその下でゆっくりインナーテントを設営することができるので、雨が降ってきたといって大慌てすることもなくなります。

雨の日に直接キャンプテントに出入りするのは大変ですが、カンガルースタイルだったら、中でも外でもない空間が生まれます。

ワンクッション置けるので、テントの出入りの際も、落ち着いて支度ができます。

 

雨や雪の日でもキャンプが楽しめる

雨が降るとキャンプは楽しめないと思われがちですが、カンガルースタイルにすることで、雨の日でもキャンプを楽しめるようになります。

シェルターテントの下でイスに腰かけて、雨や雪が降るようすを薪ストーブにあたりながら眺めて過ごす。

そんな落ち着いた時間をすごせる素敵なキャンプが楽しめるようになります。

 

テント内の結露が少ない

テント内部に結露ができる原因は、中と外との温度差です。

シェルターテントとインナーテントの二重構造になるため、結露の発生を最低限に抑えることができます。

また、テント内の結露を乾かすのは、想像以上に手間と時間がかかるものです。

乾かす時間が省けるので、テントの片付けがスムーズにできます。

 

カンガルースタイルのテントの張り方

カンガルースタイル テント キャンプ

 

はじめてカンガルースタイルにチャレンジするという方は、今ひとつサイズ感がつかめないと思います。

実際に張ってみなければ、テントの大きさはわかりにくいものです。

大きいと思っていたけれど、意外に狭かったり、逆に思ったより広いと感じたりします。

目安として、5~6人用のシェルターテントに2~3人用のテントを入れるようにすると、使いやすいカンガルースタイルになります。

シェルターテントは広ければ広いほど便利で快適になるので、10人用のシェルターテントと2~3人用のテントを組み合わせても良いでしょう。

カンガルースタイルのテントの張り方ですが、まず外のシェルターテントを張って雨風を防いでから、ゆっくりインナーテントを設営します。

ワンタッチ方式のインナーテントだと設営も撤収も早いので、寝る時間になったら設営して、それ以外の時間は小さくコンパクトにしておきます。

そうするとシェルターテントをひろびろと使うことができますよ。

 

 

おすすめのシェルターとインナーテント(組み合わせ)のご紹介

カンガルースタイル テント キャンプ

 

スノーピーク「ランドステーション」×アメニティドームS

ランドステーションとアメニティドームの組み合わせです。

大型のシェルターを導入することで、今あるテントを無駄にすることなくインナーテントとして使用することも可能です。

スノーピーク タープ/R ランドステーション
スノーピーク タープ/R ランドステーション
スノーピーク テント タープ エントリーパックTT
スノーピーク テント タープ エントリーパックTT

 

テンマクデザイン「サーカスTC」×ザ・ノースフェイス「トーラス2」

ザ・ノースフェイス「トーラス2」は、登山仕様のしっかりとしたテントです。

テンマクデザイン「サーカスTC」もしっかりしているので、本格的な冬キャンプにピッタリの組み合わせです。

テンマクデザイン サーカスTC
テンマクデザイン サーカスTC

 

 ランドステーションL×ワンタッチテント

スノーピークのランドステーションLはたっぷりの広さがあるので、ゆったりとしたカンガルースタイルが楽しめます。中に入れるテントはワンタッチ方式です。

寝るときになったら、パッとワンタッチで設営。使わないときにはコンパクトにしてスペースを広々とつかうことができます。

スノーピーク  ランドステーション L 
スノーピーク  ランドステーション L 
Haibei  ワンタッチテント
Haibei  ワンタッチテント
カンガルースタイルの楽しみ方についてご紹介しました。カンガルースタイルの一番のメリットは、暖かいことと、中でも外でもない中間のスペースができるので、キャンプの楽しみ方が広がるというところです。次のキャンプでは、カンガルースタイルを試してみませんか?

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。