ドロップハンドルの種類
大きくしたに湾曲したドロップハンドルは、外見から見て取れるロードバイク一番の特徴といえるでしょう。
じつはドロップハンドルにも3つの種類があり、それぞれに特徴があります。
まずはハンドル選びに必要なドロップハンドルの種類について解説します。
シャロー
標準装備のドロップハンドルに多い形状で、湾曲部分が丸いのが特徴です。
STI(デュアルコントロールレバー)をかなり前に付けられるため、前傾姿勢で乗ることができます。
アナトミック
アナトミック型のハンドルは、湾曲部分が2段階に分かれています。
直線的に曲がっているため、ポジションを定めやすいメリットがあります。
アナトミックシャロー
シルエットはアナトミック型に近く、シャロー型のように曲がり方は緩やかで、握れるポジションが幅広いメリットがあります。
アナトミックシャロー型でとくにドロップ幅が少ないものを、コンパクト型とも呼びます。
ドロップハンドルの選び方
ハンドルの交換は初心者に注目されにくい改造ですが、じつはスピードにも影響するほど重要な改造です。
ハンドルが合わないと上体がブレて力が入りにくく、ペダリングに影響するからです。
ハンドルの交換はそれほど重要なポイントですが、さまざまな規格があるので、よく確認してから購入しましょう。
クランプ径
クランプ径は、ハンドルのステムを固定する部分の太さの規格です。
- 25.4mm
- 26mm
- 31.8mm
この3つが基本的な規格ですが、メーカーによっては独自規格もあるので注意が必要です。
保持力はやや落ちますが、細いハンドルを太いステムに付ける場合には、スペーサー(ハンドルシム)でかさ増しする方法もあります。
ハンドル幅
とくにヒルクライムやスプリントなど力強くこぎたいときには、ハンドル幅が重要になります。
肩幅にあわせるのが基本ですが、バランスが取りやすく体重を掛けやすいのであれば、肩幅よりも数センチ前後してもかまいません。
リーチ幅
リーチ幅はハンドルがどれだけ前に突き出しているかを指す基準です。
リーチ幅が合わないとSTIが遠くなってしまうので、適度に腕が曲がり負担のないリーチ幅のハンドルを選びましょう。
ドロップ幅
ハンドルがどれだけ下に向かって曲がっているかの指標です。
よりスピードを出して走りたいときは下ハン(ドロップ部分)を握りますが、ドロップ幅が大きすぎると姿勢が下がりすぎたり、ブレーキを掛けられなくなります。
強度抜群おすすめアルミハンドル
ハンドルは落車したときや倒したときに、真っ先に地面にぶつかる部分なので、衝撃や傷に弱いカーボンよりも、アルミを好む方も多いです。
また、しなりやすいカーボンよりも、体重をかけても安心感があるという理由でアルミを選ぶ方もいます。
なるべくトラブルを避けたい長距離ライダーや、落車の多いシクロクロスやグラベルロードなどはアルミハンドルがおすすめです。
プロ PLTコンパクトエルゴノミック
コンパクトタイプで幅広いライダーが使用しやすく、フラット部分がエルゴノミック(平坦)になっているので、さまざまなシーンでしっくりくるおすすめのハンドルバーです。
3T ERGONOVA TEAM
ハンドルとフォークを強力に固定する超軽量ステム。
固定力には非常に厳しい独自の基準を設けテストを重ね信頼性抜群です。
GORIX ドロップハンドル アナトミックシャロー
しっかりとした剛性感が心地良いアナトミックシャロー型のハンドルバーです。
他社にはない独特なカラーリングもうれしいですね。
Ruler ドロップハンドルバー
剛性感がありながら握りの部分がかなり細いので、手の小さめな方におすすめのハンドルバーです。
FIZIK シラノCYRANO R5 アルミ ドロップバー
アップライトなポジションの取りやすいショートリーチのハンドルバーで、クロスバイクのドロップハンドル化などにもおすすめの商品です。
軽量化と防振性!おすすめカーボンハンドル
軽量化・防振性を求めるなら、やはりカーボンに勝るものはありません。
成型の自由度も高く、エアロ形状のハンドルバーも近年人気です。
EC90 フルカーボン ドロップハンドル
驚くほどの低価格ながら、エアロ形状を採用し、カーボンの表面処理もきれいなおすすめ商品です。
プロ VIBE エアロカーボン コンパクト
T800カーボンを使用した高品質なエアロカーボンハンドルバーです。
同シリーズにはエアロ形状でないタイプもありますが、剛性感からみてもエアロタイプがおすすめです。
LURHACHI カーボンハンドル エアロハンドルバー
低価格ながらハイレベルな設計で、シンプルなデザインはどんなロードバイクにもあわせやすいでしょう。
OnebyESU ジェイカーボンアーク
カーボンハンドルバーとしてはかなり細めの設計で、手の小さい人にも握りやすいだけでなく、より軽量化に成功しています。
グリップ部分が細いことで、バーテープの自由度も高くなりますね。
TNI スティフ カーボン ロードハンドル
トップがフラットのワイヤー内臓式フルカーボンハンドルです。
NEWS
ロードバイクの本場ヨーロッパで人気の北欧メーカー「SWIX社」が展開する
「バイク ケアライン」がついに日本初上陸!
バイクウォッシュ
自転車を清潔に保つ、ボディ全体に使える強力で優しいクリーナー。
低温でも問題なくご利用いただけます。
ディグリーザー(脱脂剤)
効率的なチェーンクリーナー。自転車チェーンとギア、シャフトなどのための非常に強力な脱脂剤です。
バイク ルーブ ルブリカント(潤滑油)ウェット
水と汚れに強い耐久性!
オイルに適下することで、悪天候の過酷な条件下に対する耐久性をアップ。自転車チェーンのすべらかな運行を助けます。
バイク ルーブ ルブリカント (潤滑油)ドライ
ほこりや乾燥した天候下でのより良いシフティングのために。
自転車チェーンに使うことで、摩擦係数を下げるスプレーです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。