ハイキング基本の持ち物&あると便利な持ち物リスト
万が一に備えるためには多くのアイテムを準備するのがよいことは間違いありません。
しかし、荷物が多くなってしまっては本末転倒。
荷物が重すぎて、ハイキングを手軽に楽しむことはできなくなってしまいます。
そこで、基本的な持ち物とあると便利なものにしぼってご紹介します。
リュックサック
いわずもがなですが、さまざまな持ち物を収納する「入れもの」が必要です。
ハイキングでは両手がフリーで使える、リュックサックがおすすめ。
なるべくポケットが多いもの、それも外側にポケットが多くついたタイプを選ぶといいでしょう。
リュックをおろしてなかを開けることなく、必要なものをすぐに取り出すことができるので便利です。
水筒
水分補給のためにはなくてはならない存在です。
ワンタッチで開くタイプだと、ハイキング中も飲みやすくておすすめです。
雨具
ハイキングの雨具は傘ではなく、両手があくレインコートがいいでしょう。
雨が降った場合の備えであるだけでなく、急な気温の低下の際に体温を維持するためにも役立ってくれます。
タオル
汗を拭いたり急な雨で濡れたりした際に、タオルで体を拭くと体温の低下を防いでくれます。
また、思わぬケガなどの際にも応急処置の道具として使うことも可能です。
日差しがきついときには、タオルを首に巻けば日焼け防止にもなりますよ。
行動食
行動食とはハイキング中に、手軽に食べることができる携帯食のこと。
専門的なものもありますが、手軽なハイキングの場合は糖分を多めに含んだ甘めのものがおすすめです。
市販のパンやクッキーなどでもいいでしょう。
ゼリー系は体が冷える可能性があるので、あまりおすすめできません。
ゴミ袋
ハイキングでは自分たちが出したごみは持ち帰るのが基本ですので、必ず携行しましょう。
また、雨が降ってきた際にリュックにかぶせれば防水カバーにもなります。
さらに、頭と両手を出す穴を開けてポンチョのように被れば、レインコートの代わりにもなります。
ばんそうこう
ハイキングでは、やぶや木の枝で手をすりむいたり、ひっかいたりすることがしょっちゅうあります。
小さくて場所をとるものではありませんので、ちょっとしたケガに備えるためにもばんそうこうはリュックに入れておきましょう。
虫よけグッズ
ハイキングの大敵のひとつが虫です。
蚊やハチなどさまざまな虫から身を守るために、虫よけスプレーを携行しておきましょう。
レジャーシート
ハイキングの途中で食事をとったり休憩したりする際に、地面がぬれていたりする場合があります。
レジャーシートはあった方がいいでしょう。
ロープ
「命綱」のような役割を任せることはできませんが、例えば子どもが疲れて荷物を持てなくなったときなどに、子どものリュックを自分のリュックにしばりつけて持つなど、荷物をひとまとめにしたいときに役立ってくれます。
長いロープではなく、1.5m程度のものをリュックに入れておきましょう。
携帯電話
万が一遭難した際に貴重な連絡手段になりうるので、目的地一帯が圏内か圏外かにかかわらず持って行きましょう。
出発前にしっかり充電しておくことをお忘れなく。
お金&健康保険証
自然のなかでのハイキングでも、現金はいざというときのために多めに持ち合わせておきましょう。
また、健康保険証は万一のケガに備えて持っておいた方が無難でしょう。
ハイキングの持ち物で重視すべき3つのポイント
荷物が多くなりすぎてはせっかくのハイキングも楽しくなくなってしまうかもしれません。
持ち物を選ぶときは、以下の3つのポイントをチェックしてみてください。
コンパクトさ
まずはリュックに持ち物がすべて入るかチェックしてください。
リュックに入らないものは手で持たねばならず、それではなんのために両手があくリュックを選んだのか分らなくなってしまいます。
荷物がかさばりそうなら、できるだけコンパクトなアイテムを選びましょう。
軽さ
持ち物が重くなってしまうと、行動にかなり支障が出てしまいます。
同じようなアイテムなら重いものより軽いものを選びましょう。
とくに気をつけたいのがリュックの重さ。
ほかの持ち物の軽量化も大切ですが、リュック自体の重さは意外と見落としがちですので、購入の際は必ずチェックしておきましょう。
信頼性
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、安いものを買うといざというとき壊れて役に立たない、といったケースがあります。
信頼のおける商品を選ぶよう心がけましょう。
不安な方は、ハイキンググッズをあつかうお店で聞いてみるのが無難です。