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マウンテンバイクに乗るならば、最低限タイヤ交換のやり方は覚えておきたいもの。でも、実際のところ「タイヤ交換はしたことない!」という人も多いと言います。ここでは、マウンテンバイクのタイヤ交換の手順とコツ、そして必要な工具についても説明します!

交換はタイヤだけとチューブ取り替えの2パターンあり

マウンテンバイク タイヤ交換

 

マウンテンバイクのタイヤ交換が必要な時というと、まずあげられるのがパンクした時、そしてタイヤが摩耗した時でしょう。

パンクはすぐにわかりますが、摩耗の方は一般的に3,000㎞走ったら、そろそろ替え時と言われます。

その他には、タイヤの種類を変えたい時などをあげる人もいるかもしれません。

マウンテンバイク用タイヤには、山などデコボコが多い道用のブロックタイヤ、山だけでなく舗装道もOKのセミスリックタイヤ、そして舗装された道を走るのに適した溝なしのスリックタイヤの3種類です。

普通はブロックタイヤを使っているけれども、オンロードライドのためにスリックタイヤに替えるなんてこともあります。

そしてタイヤを交換する時は、タイヤのみと言う場合と、チューブのみ2パターンあります。

例えば前述した通り、タイヤの摩耗や種類を替える時は、タイヤのみです。

そしてパンクした場合は、タイヤの内側にあるチューブに穴があくことでタイヤがぺちゃんこになるので、チューブのみを替える必要があるのです。

タイヤの方は、よほど穴が大きい場合は、タイヤも一緒に交換する必要がありますが、普通に何かが刺さって小さな穴があいた程度では、タイヤの方は交換する必要はありません。

 

 

タイヤ交換に最低限必要な工具とは

マウンテンバイク タイヤ交換

 

タイヤ交換というと、いろいろな工具がいりそうですが、実際に必要な物は4つだけです。

・タイヤレバー
・空気入れ
・軍手など手ぶくろ
・タイヤまたはチューブ

今あげた中で聞き慣れない物というと、タイヤレバーがあります。

タイヤレバーというのは、タイヤをホイールから外す時に、ホイールとタイヤの間に挟み込んで外しやすくする道具で、長細いプラスチック製の物です。

手ぶくろは最悪なくても、自分の手が汚れるだけなので大丈夫ですが、タイヤレバーはないと、タイヤがはずしずらかったり、時間がかかったりします。

慣れている人ならば、タイヤレバーなしでも問題なくタイヤ交換できる人もいますが、慣れていない場合はあった方が断然楽に作業ができますので、用意しましょう。

そしてタイヤ交換で忘れてはならないのが、新しいタイヤ、もしくはチューブです。

 

 

タイヤ交換の仕方とコツ

マウンテンバイク タイヤ交換

 

タイヤ交換の仕方を、まずは動画でチェックしてみて下さい。

最近は、タイヤ交換の動画もいろいろとありますし、言葉で説明するよりも、実際に動画を見たほうがわかりやすいです。

ある程度交換の仕方がわかったら、今度は読みながら1つ1つやっていきましょう。

 

タイヤの交換の仕方

https://youtu.be/Lc1D3FBHdD0

 

1.作業がしやすいように、自転車をひっくり返えす

2.クイックリリースレバーなどを使って、交換したいタイヤをホイールごと自転車から外す

3.バルブキャップを外して空気を抜いてから、タイヤとホイールの間にタイヤレバーを差し込んでタイヤを外していきます

4.新しいタイヤを進行方向が書いてある物は、進行方向に気をつけて片側をリムにはめ込んでいく

5.チューブに数回空気を入れて、ねじれないようにタイヤ内にしっかりと入れる

6.バルブの箇所から、タイヤをホイールにはめ込んでいく

7.空気を入れる

8.タイヤを自転車に取り付ける

 

チューブの交換の仕方

 

1〜3までは、タイヤ交換の仕方と一緒です。

4.タイヤチューブをはずして、リムテープのずれや穴などがないかを確認

5.タイヤの片側をリムに入れていく

6.新しいチューブをバルブ穴にバルブを入れてから、チューブをタイヤ内に入れる

7.ホイールにタイヤをはめ込み、空気を入れます

8.自転車にタイヤを取り付ける

 

タイヤ交換のコツ

タイヤ交換で難しい所は、タイヤを外すところです。

この部分のコツとしては、タイヤレバーの使い方です。

タイヤレバーの1つ目はバルブのすぐ横あたりに差し込み、2個目、3個目は連続して差し込むのですが、間隔を開けすぎるとかえって外しづらくなるので、気をつけましょう。

パンクによるチューブ交換の場合は、まずは空気が抜けてしまった原因を探しましょう。

よくあるのが、尖ったものが刺さってしまって空気が抜けてしまうケースです。

パンクの原因を探さずに交換してしまうと、交換して走り出した途端にパンクの原因である尖ったものがまた刺さり、再度パンクしてしまうことがあります。

またチューブを入れる時は、軽く空気を入れてあったほうが作業がしやすいです。

 

タイヤ交換は、何回もやっていくうちに、そのコツを飲み込むことができますので、最初のうちは手順を覚えることに集中してやってみると良いですよ。パンクは、そうそうあることではないと思いがちですが、山道や舗装されていない道など、尖っているものが刺さることはよくあるので、しっかりと覚えておくと焦らずにすみますよ!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。