GPS機能って本当のところ、なに?
GPSとは人工衛星を利用した位置情報計測システムです。
上空にある24個のGPS衛星からの電波を利用し、4つ以上の衛星からの電波の到達時間の差によって位置を測定します。
緯度・経度・高度などを数十メートルの精度で割り出します。
身近なものでは、カーナビゲーションシステムやスマートフォンなどに用いられています。
このGPS機能が登山時計に搭載されているものがあります。
GPS機能つき登山時計で登山を安全で快適に!
GPS機能の登山時計は、GPS衛星から電波を受信して正確な時刻を調整したり、位置情報の確認をすることができます。
登山をする際に必要な高度計・気圧計・コンパス機能に、GPS機能を搭載することで、より高精度な計測が可能になり、登山を安全で快適に楽しむことができるのです。
GPS機能を利用して、目的地までの距離や時間などもその場で確認することができます。
さらには、ルート確認や登山データの保存ができる機能が搭載されている時計もあります。
選ぶ際に気をつけてほしいのは、「GPS機能を使用すると消費電力が大きくなる」ということ。
そのため、突然のバッテリー切れを防ぐためにも、予備のモバイルバッテリーを持っていくと安心ですね。
また、登山時計は身につけるものですので、大きさや重量も忘れずに確認してください。
GPS機能がついたおすすめの登山時計をご紹介
GARMIN(ガーミン) Instinct2
『Instinct 2』シリーズは、堅牢さや高精度なナビゲーション機能はそのままに、ディスプレイの高解像度が前シリーズに比べ約89%アップし、より鮮明に。
パワフルなバッテリーも進化を遂げ、「Instinct 2 Dual Power」では、スマートウォッチモードで無制限のバッテリーライフを実現しました。
さらに、耐久性が要求されるアクティブシーンだけでなく、日常使いでの利便性や、毎日の健康管理に役立つ機能を充実させています。
スマート機能ではSuica対応のキャッシュレス決済機能が追加。
ヘルスモニタリング機能では、従来の心拍数、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化するGarmin独自のBody Battery、血中酸素トラッキングなどに加え、睡眠の質を100までの数値で評価する睡眠スコアがプラスされました。
[エプソン リスタブルジーピーエス フォー トレック]EPSON Wristable GPS for Trek MZ-500B
トレイルランナー向けの機能が充実した、高性能GPSトレッキングギア。
GPS機能、気温、標高、気圧、方位の5つの高精度センサーで、標高や気圧などの現地情報を計測し現在地や平面ルートはもちろん、ルートのアップダウンまで確認。
長時間使えるGPS計測、精度の高い標高計測、さらにパソコンから取り込んだルートなどをもとに目的地までナビゲーションする機能などを搭載。
目的地までの距離や標高などを高い精度で確認することもできます。
独自開発のGPSチップの低消費電力化により、GPS機能稼働時、GPS高精度モード(GPS毎秒測位)で最大46時間、長時間モード(GPS間欠測位)で110時間の計測が可能となっています。
長時間の登山やトレイルランでも安心して使用可能。
10気圧防水で重量65グラムです。
SUUNTO 9 (スント ナイン) BAROスマートウォッチ
インテリジェントバッテリーモードを搭載した待望のロングバッテリー新製品。
みちびき衛星受信機能搭載。
独自のFusedTrack機能により、GPSと加速度センサー機能を組み合わせることで、距離と軌跡の記録精度が向上。
60秒に1回のGPS取得であってもより実際に近いトラッキングが可能です。
精度を大幅に損なわずGPS消費電力を低下させるため、バッテリー寿命を延ばすことができます。
スマートモバイルやSuuntoアプリとの接続が可能。
最も過酷な環境下で数千時間ものテストを実施し、耐久性にもすぐれています。
駆動時間は約25時間 (25時間/精度BEST、50時間/精度GOOD、120時間/精度OK)。
10気圧防水で、重量79グラムです。
カシオ ANGLER LINE PROTREK PRT-B70-1JF
先進のテクノロジーと操作性の向上を追求するアウトドアギアPRO TREKから、20気圧防水を搭載。
専用アプリとの連携で、全世界の主要海岸約3,300ポイントのタイドグラフや、日の出・日の入時刻、月齢データを表示します。
方位、高度・気圧、温度計測に加え、歩数計測可能な加速度センサーを内蔵したクワッドセンサーを搭載。歩行時の消費カロリーをアプリ上で確認でき健康管理にも役立ちます。
そのうえ、スマートフォンの位置情報を使用して、時計で場所をメモリーし、ロケーションインジケーター機能により、現在地からメモリーした場所への方向を秒針で、距離を液晶で表示することで、移動後も現在地との位置関係を容易に把握することが可能です。
スマートフォンを活用した各種設定により、世界中で時刻の自動修正や、決まった時間にスマートフォンがGPSで高度情報を取得した場合は、高度計も自動修正します。
さらにアプリ上で、用途に合わせ必要な機能のみ表示させるなどのカスタマイズ設定により、使い勝手も向上させることができます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。