冬の間は初心者登山家を寄せ付けなかった山々も、雪どけとともに歩きやすく迎え入れてくれます。春に登山をするなら、花を楽しみながらゆっくりと登れる山がおススメ。初心者でも登りやすい関東の山を5つご紹介します。

花がすみと奇観がならぶ妙義山(群馬)

関東 春登山

 

日本三奇勝のひとつに数えられる妙義山は、桜の名所でもあります。

「さくらの里」には5,000本もの桜が育てられており、登山家の目も心も奪います。

迫力のある岩場と、カスミのようにやさしい桜の対比が印象的。

標高としては難しくありませんが、三奇勝というだけあって、ガレ場やくさり場もあります。

上級者から初級者まで楽しむことのできる山です。

初心者はルートの選定に注意しましょう。

一般的登山ルートにあたる中間道が、長い間通行止めになっていたのですが、2019年に開通しました。

 

妙義山について

4月中旬から5月初旬が見ごろ。

関東のなかでも遅い桜を楽しめます。

普段山に登らない人も、花見のために大勢訪れます。

 

 

住所:群馬県安中市松井田町五料

標高:1,103m(妙義山系相馬岳)

登山標準時間:おそよ 5時間

アクセス:JR信越本線松井田駅下車 タクシーで10分

駐車場:「道の駅みょうぎ」や妙義神社付近に数百台分あり。無料。

参考WEBサイト:妙義神社

 

群馬県の登山については、こちらの本も参考にしてみてください!

 

群馬の山歩きベストガイド

群馬の山歩きベストガイド 安心して登れる126コース/ぐんまの山歩きベストガイド編集委員会
群馬の山歩きベストガイド 安心して登れる126コース/ぐんまの山歩きベストガイド編集委員会

 

筑波山のカタクリの里でうつむいて咲く花をめでよう(茨城)

関東 春登山

 

日本百名山に数えられる筑波山。

標高は877mと、百名山のなかでは初心者でも登りやすい山です。

四季折々に花を咲かせる山ですが、春のお楽しみはかたくりの花。

女体山の山頂にある「カタクリの里」では、4月上旬~中旬ごろまで「カタクリの花まつり」が開催されます。

ケーブルカーやロープウェイもあり、標高が低いながらも360度の眺望が望めるとあって、低山ハイクやファミリーハイクとして楽しめます。

 

筑波山について

カタクリの花の見ごろは4月上旬~中旬。

筑波山ケーブルカーを利用すれば、筑波山頂駅から徒歩3分で「カタクリの里」へ到着できます。

 

 

住所:茨城県つくば市筑波

標高:877m(女体山)

登山標準時間: およそ3時間半(筑波神社入口から女体山頂へ登って下山するまで)

アクセス: 都内から「つくばエクスプレス」に乗車して「つくば駅」下車

そこからシャトルバスに乗車して「筑波神社入口」もしくは「つつじが丘」で下車)

駐車場:筑波神社もしくはつつじが丘近辺に市営駐車場有。普通車500円

参考WEBサイト:筑波山ケーブルカー&ロープウェイ

 

茨城県の登山については、こちらの本も参考にしてみてください!

 

茨城県の山

茨城県の山 (分県登山ガイド) /酒井 國光
茨城県の山 (分県登山ガイド) /酒井 國光

 

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Greenfield編集部

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