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雪中キャンプが楽しめる東北エリアのキャンプ場をお探しの方は必見。今回は冬季も営業中のキャンプ場を各県ごとに1か所ピックアップして紹介します。なかには温泉にも入れるキャンプ場もありますよ!ぜひキャンプ場選びの参考にしてくださいね。

雪中キャンプが楽しめる東北のキャンプ場

東北 雪中キャンプ場

東北地方はほかの地域と比べると、冬の平均気温が低く、積雪も多い地域。まさに雪中キャンプには最適の地域といえるでしょう。

【宮城県】冬のアクティビティを楽しめる「るぽぽの森」

東北 雪中キャンプ場

スキー場に隣接しているキャンプ場で、12月下旬~3月中旬までウィンターシーズンとしてオープンしています。

施設内にはお風呂があり、日帰り入浴も可能です。スキー場などでたくさん遊んで冷えた体を、お風呂で温めてゆっくり過ごせるのはうれしいポイント。また、コンビニ・ホームセンター・ドラッグストアやガソリンスタンドが車で15分程度で行ける場所にあるので、買い物に行きやすくて便利ですね。

ひとつ注意したい点は、ウィンターシーズンはサイト内の除雪を行わないので、車両の乗り入れができません。車からサイトまで荷物を運ぶときは、すべって転ばないように気をつけましょう。

これからの時期、スキーやスノーボードなどのアクティビティを思いっきり楽しみたい方にも、ぴったりのキャンプ場ですね。

公式HP:宿泊施設付オートキャンプ場 るぽぽの森

【青森県】ゲルに宿泊できる「つがる地球村」

東北 雪中キャンプ場

リゾート施設のなかにあるキャンプ場です。施設内にはコテージや、モンゴルの伝統的な移動式住居「ゲル」が常設されており宿泊が可能です。

ゲルのなかには薪ストーブが完備。AC電源や室内灯つきのゲルもあるので、持ち込んだ電気毛布などの暖房器具の使用ができて冬でも温かく過ごせますよ。

さらに、施設内には「つがる地球村温泉」があります。こちらは源泉かけ流しの室内大浴場・露天風呂・サウナなどのリラクゼーション設備が充実しています。

テントサイトは除雪がされており、車を乗りつけられるため、荷物の出し入れが楽に行えます。雪中キャンプに慣れていない方も気軽にトライできますね。

全体的に高規格なキャンプ場なので、ファミリーでの雪中キャンプにおすすめです。とくにゲルでの雪中キャンプは貴重な体験になるでしょう。

公式HP:つがる地球村

【秋田県】温泉三昧できる「とことん山 キャンプ場」

東北 雪中キャンプ場

源泉かけ流しの天然温泉が楽しめるキャンプ場です。温泉には24時間何度でも入れるので、いつでも温められるのはうれしいポイント。朝は朝日を浴び、夜は星を眺めながら雪見風呂にゆったりと入ってキャンプで冷えた体を癒してはいかがでしょうか。

テントサイトは車乗り入れ不可のフリーサイトです。駐車場から荷物を運ぶ必要がありますが、積雪状況に応じてソリのレンタルがでるので安心して運べますね。

また、種類豊富なsnow peak社のキャンプ道具のレンタルも行っています。事前の予約が必要になりますが、道具を持っていない方でも手ぶらでキャンプに挑戦できますよ。

公式HP:とことん山  キャンプ場

【山形県】日本海の景色を堪能できる「西浜コテージ村・キャンプ場」

東北 雪中キャンプ場

日本海と川にはさまれ、さらに松林のなかに広大なフリーサイトが広がる自然を満喫できるキャンプ場です。

サイトは松林に囲まれているため、海からの強風の影響を受けにくく、快適に過ごせるでしょう。敷地内はとても広々としているので、静かにゆっくりとキャンプを楽しみたい方におすすめです。

また、近場には日帰り温泉(あぽん西浜)道の駅「鳥海ふらっと」があります。道の駅は季節の野菜・果物・鮮魚が販売されており、食材の買い出しにイチオシの場所ですよ。

施設内は焚き火が全面禁止になっているので、焚き火を楽しみにしている方はご注意くださいね。

公式HP:西浜コテージ村・キャンプ場

【福島県】高規格な巨大キャンプ場「フォレストパークあだたら」

東北 雪中キャンプ場

「森林(もり)との共生」をコンセプトに整備されており、森に囲まれた雄大な自然の中にあるキャンプ場です。冬季でも個別サイト・コテージ・常設トレーラーの利用ができます。

個別サイトは周囲を樹木で囲われているので、プライベートな空間を満喫できるでしょう。また、AC電源があるため電気毛布や電気ストーブなどを持ち込むことで、テント内で暖かく過ごせますね。

コテージや常設トレーラーに宿泊すれば、「雪中キャンプはしたいけれど、テント泊は寒そう」と感じる方も快適に過ごせるでしょう。

ビジターセンターにはライブラリー・温泉・カフェ・売店があります。施設内で食事ができるため、キャンプでの自炊に慣れていない方にもおすすめできるキャンプ場です。

公式HP:ふくしま県民の森フォレストパークあだたら

【岩手県】本州でもっとも寒い場所にある!?「まほら岩手」

東北 雪中キャンプ場

”本州一寒い”といわれる薮川に立地するキャンプ場です。サイトは車乗り入れ可能なフリーサイトなので、設営・撤収が楽に行えるでしょう。

レストハウスは夜間も解放されていて、緊急時の避難場所として利用ができます。スタッフが常駐しているため、万が一雪中キャンプで困ったことがあっても安心ですね。また、冬季はシャワー及び浴室の使用ができないのでご注意ください。

本州一寒い立地を生かして、施設内では冬季に「氷の世界」というイベントが開かれます(2023年は1月21日~2月26日まで)。約1か月間かけて制作される、全長約10メートルの巨大な氷の洞窟や、LED約60万球を使用したイルミネーションが楽しめますよ。

公式HP:まほら岩手キャンプ場

※この記事の情報は2022年12月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPで確認してください。

東北には大自然を感じられるキャンプ場や、温泉を楽しめるキャンプ場がたくさんあります。澄んだ空気と静けさのなかで、美しい雪景色と満点の星空を眺め、焚き火にあたりながら温かいキャンプ飯を楽しめるのは、雪中キャンプならではの魅力です。ぜひ本記事を参考にして、東北で雪中キャンプをお楽しみくださいね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。