雪中キャンプで使うマットの選び方
雪中キャンプで使うマットの選び方は4つです。
①断熱性(R値)が高いもの
マットの断熱性は「R値」で判断できます。R値の数字が大きいほど断熱性が高いです。氷点下の雪中キャンプで使う場合は、R値4.5以上のマットがおすすめ。氷点下にならない冬キャンプで使う場合は、R値3~4程度が適正値といわれています。断熱性の表示がない場合は、なるべく厚めのものを選びましょう。
②クッション性があり厚みのあるもの
クッション性はマットの厚みや素材で判断できます。マットが厚いほどクッション性が高く、地面の凸凹を感じにくいです。エアマットやインフレーターマットなど、空気の層が多いマットは雪中キャンプで寝心地のよさを実感できます。
③収納サイズもチェック
マットを広げた際のサイズも大切ですが、収納時のサイズも意識して選びましょう。雪中キャンプは衣類や防寒グッズも増えるため、荷物が多くなります。車の積載量に余裕がない場合は、小さく収納できるものがおすすめです。
④設置・撤収しやすいもの
雪の中での設置撤収作業は時間がかかります。なるべく設置撤収に手間がかからないものを選びましょう。バルブを開けるだけで自動的に膨らむもの、逆止弁付きで容易に空気が抜けるものもあります。設置撤収方法まで確認して選びましょう。
雪中キャンプのおすすめマット5選
雪中キャンプにおすすめのマットを紹介します。
THERMAREST(サーマレスト) | アウトドア マットレス
R値6の断熱性を誇るマットです。バルブを開くと自動で膨らむため、設置も簡単。マットの厚さが5cmあるので雪中キャンプでも冷気をしっかりと遮断し、底冷えしません。雪中キャンプで快適な寝心地を求めている方にもぴったりです。
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) | キャンププラスS.I.マット
R値4.3で雪中キャンプにも充分対応できるマットです。大口径バルブで手早く空気の出し入れが可能。逆止弁もあるので、空気の戻りを気にすることなくコンパクトに収納できます。7.5㎝の厚さでクッション性も抜群。機能的で手頃な価格なので、はじめてマットを購入する方におすすめです。
NEMO (ニーモ) | クウェーザー 3D インシュレーテッド
R値3.3で冬はもちろん季節を問わず使いやすいマットです。真ん中がくぼんだ弧を描く形状でしっかり体にフィット。マットに包まれるような安定感のある寝心地です。
付属のポンプサックで手早く空気を入れられるため、すぐに快適な寝床が完成。収納時はデフレーションバブルを開けることで一気に空気を抜くことができ、素早い設置や収納が可能です。
NEMO (ニーモ) | スイッチバック ボリエール
R値2のため、単体使いだと断熱性が物足りませんが、厚めの銀マットと合わせることで問題なく使えます。R値3以上のマットは高額なものが多いので、節約したい方におすすめの使い方です。折り畳み式なので設置撤収しやすいのもうれしいですね。
DANISH BLUE | キャンプマット
キャンプインストラクター監修の日本ブランドです。R値表示はありませんが、表面のアルミ加工により、冬はアルミ面を上にすることで体温を反射して保温性が保たれるようになっています。厚みがない分、395gと軽量なのもポイント。
雪中キャンプでは手持ちのマットと併用することで底冷え対策ができるでしょう。耐久性と断熱性にすぐれていて、オールシーズン使えるのも魅力です。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。