真狩キャンプ場の基本情報
人口2,000人ほどの小さな町、真狩村は北海道の富士山と呼ばれる「羊蹄山」の登山口がある村です。登山口は「羊蹄山自然公園」となっており、パークゴルフ・子ども用アスレチック・森林学習館・キャンプ場が備わっています。
所在地 | 北海道虻田郡真狩村社 |
予約・問い合わせ先 | 森林学習展示館 0136-45-2955/10月下旬まで(月曜休館) |
営業期間 | チェックイン:12:00〜 チェックアウト:11:00 |
札幌市内からの距離・所要時間
真狩村までは、札幌市内から車で約2時間。定山渓温泉を通り向かいます。札幌から真狩村までは高速道路はありません。
周辺はニセコ・ルスツなどのリゾート地、洞爺湖・支笏湖など観光地に囲まれていますので、周辺を観光しながら向かうのも楽しいのではないでしょうか。
キャンプサイト数・料金
キャンプ場は、フリーサイト16区画・電源と水道のついたオートサイト4区画8サイト・バリアフリーサイト1区画2サイトがあります。
オートサイトは2つずつの区画になっており、8サイトしかないのでオートサイトを希望するときは早めの予約が必須かもしれません。
フリーサイト (予約なし) |
16区画 | シマリス、カツラ、サクラ | 自由に場所を選べる。区画周辺に駐車可能。 |
オートサイト (予約必要) |
4区画8サイト | クマゲラ | 車の横づけ可能。AC電源と水道整備あり。 |
バリアフリーサイト(予約必要) | 1区画2サイト | ユリ | 身体障害者優先サイト。車の横づけ可能。AC電源受付で身体障害者手帳の提示必要。 |
料金
衛生協力費 | 小学生~中学生(1人1泊) 700円 高校生以上(1人1泊) 800円 |
サイト使用料 |
|
貸しテント | 4人用テント1張 1,000円 5人用テント1張2,500円 |
その他 | 寝袋1枚 300円 ・ ベッド1台 300円 ・ シャワー 1回5分間 300円 |
管理棟について
フリーサイトは予約不要ですが、オートサイト・バリアフリーサイトは事前予約が必要です。到着したらまずはチェックインのために管理棟で受付をします。支払いは先に行い、オンライン決済は有りません。
地図を見ながら、今日宿泊する場所を教えてくれます。今回はオートサイトの「クマゲラ」です。水道や電源を使うためのカギを受け取りキャンプサイトへ向かいます。
管理棟には薪が一束800円で販売されていますが、売店はありません。また、少し離れた登山者用と思われる管理棟に、自動販売機がひとつあります。
受付はビニールで仕切られていて、直接の接触を避ける対策がされています。また、入り口と受付、そしてトイレにアルコール消毒液を設置していました。
周辺の買い物スポット
真狩村には大きなスーパーがありませんので、30分離れた倶知安町で買い物をしてから向かった方がよさそうです。
道の駅・真狩フラワーセンターのなかには、食材の販売はありませんがレストランや100円ショップがあるので、ちょっとした雑貨の購入はできるかもしれません。
電源と水道付きのオートサイトを紹介
今回は電源と水道がついたオートサイトでキャンプをしました。サイト名は「クマゲラ」。
サイトは車を駐車するスペースは舗装、テントサイトは芝生です。大きなドーム型や2ルームテントとタープを張っても余裕の広さがあります。
使い勝手や水道・電源
受付で借りた水道と電源用のカギを使って、電源を開きます。コンセントは2口あるので、少し寒い時期の暖房の電源として、また、バッテリーの電源補給も一緒に使えそうです。
水道は「散水栓」と書いてあるふたを鍵で開けて開くと、水道管があり上に引いて使う形式です。そばに排水溝があるので周辺が水浸しにならずに使用できます。
トイレや炊事場までの距離
キャンプ場の敷地内にはトイレが3ヵ所、炊事場は4ヵ所あります。どのサイトからも近くなるよう設置されていて便利です。
キャンプ場内周辺施設について
キャンプをしたのは5月の初旬だったので、北海道はちょうど桜の時期。ピンク色の桜と雪の残る羊蹄山、青い空と新緑のコントラストがとても美しくすてきです。
キャンプ場内は広く坂道になっています。トレッキング用の散策路も周辺に多くあり、野鳥の鳴き声に癒やされます。
炊事場
炊事場の水道からお湯は出ませんが、きれいに清掃され気持ちよく使えます。調理台もあるので、ちょっとした調理や洗った食器を置くのにも便利です。
トイレとごみ置き場
トイレの入り口はひとつですが、内部は男女に分かれ水洗です。バリアフリー用のお手洗い(多目的トイレ)も設備されています。暖房便座でウォシュレット式なので寒い時期も安心です。ハンドソープも設置されていました。
トイレの裏手には、ごみ置き場があります。ごみ箱は細かく分けられており、とてもきれいです。ごみは分別をすれば無料で置いていけるので、遠くから訪れる人も持ち帰らずにすみます。
子ども向け遊具
キャンプ場受付の向かい側には、フィールドアスレチック広場があります。キャンプサイトからは800mくらいの距離です。
12種類のアスレチック遊具があり、芝生がきれいなので安心して子どもを遊ばせることができます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。