シングルバーナーの悩みを解決?
登山やソロキャンプではメイン使い、ファミリーキャンプのときなどにはサブの熱源として大活躍のシングルバーナー。
しかし、もともとコッヘルなどを乗せる想定で作られたシングルバーナーの五徳は幅が小さく、大きめの鍋やフライパン、柄の長いホットサンドメーカーなどを乗せるとちょっと不安定です。
そんな悩みを解決してくれるのが、シングルバーナースタンド。
「五徳」「グリルスタンド」や「クッカースタンド」とも呼ばれます。
スタンドは丈夫なステンレスや鉄製で、大きなお鍋を置いても安定感があり安心です。
ロングタイプならシングルバーナーを2個または3個並べられるから、まるでツーバーナーのように使用することができます。
それでも、収納時はツーバーナーよりコンパクト!というのが嬉しいですね。
足をはずせば焚き火用五徳としても使えますし、使わないときは簡易テーブルや小型のクーラーボックス置きにもなります。
シングルバーナースタンドは、持っていて損はない、いや、一家に一台レベルの名脇役なのです。
シングルバーナースタンドの選び方
シングルバーナースタンドは、各メーカーによって高さや幅などのサイズや強度が違ってきます。
手持ちのシングルバーナーの形状、シングルバーナーを何個使いたいか、どんなものを乗せるのかを考えて選びましょう。
高さ
五徳とガス缶が離れているシングルバーナーならロータイプ、ガス缶の上に五徳が乗るタイプならハイタイプを選んでください。
メーカーによって多少高さの違いがあるので、寸法を要チェック。
高さを調節できるモデルもありますよ。
シングルバーナーと同メーカーだと高さは一番しっくりきますが、他メーカーが希望でスタンドの高さが足りないときは、足を台の上に乗せるなどして調節もできます。
長さ
シングルバーナー1個用から、2個、3個並べて置けるのものがあります。
コンパクトなものがよければシングルタイプ、ツーバーナーのように使ったり、簡易テーブル的な使い方もしたいのであればロングタイプがおすすめです。
耐荷重
メーカーによっては記載がないところもありますが、だいたい5~20kgが相場。
しっかりしたものだと30kgまで耐えられるものも。
ダッチオーブンなど重い鍋を乗せたい場合は、耐荷重も重視しましょう。
シングルバーナースタンドを使用する上での注意点
スタンドを使うことで、大きめの鍋などがシングルバーナーで使用できるようになりますが、底幅のあるダッチオーブンや大きい鉄板などは、OD缶に五徳を直結するタイプのバーナーの上には乗せてはダメです。
輻射熱によってガス缶が熱くなり、圧力が高まって爆発するおそれがあります。
ダッチオーブンなどを使いたい場合は、必ずガス缶と五徳が分離しているタイプのバーナーを使用してください。
また、風が強いからといって、四方を完全に囲んでしまうのも、同じ理由でNGです。
おすすめシングルバーナースタンド
ベルモント ワイド五徳
燕三条製らしい、しっかりとした作りのステンレススタンド。
シングルバーナーを2個並べて使うのにぴったりの長さです。
ハイタイプ、ロータイプの2種類があり、足は簡単に取り外せます。
足だけも販売しているので、シーンに合わせて使い分けることが可能です。
キャプテンスタッグ キャンピングワイドセカンドグリル
鹿番長のスタンドは鉄(クロームメッキ)製。
他のメーカーよりも少し幅広なので、底の大きなフライパンなども安定して置けます。
少しスリムなタイプもあります。
この価格とは思えないほど作りも頑丈で、コスパ良すぎです。
ハイマウント アジャスタブルグリル
耐荷重30kgの丈夫なステンレススチール製です。
高さは5段階に調節できるので、様々なバーナーに対応。
調節パネルは防風にもなるので、炎が安定してくれます。
収納袋付きなのも嬉しいですね。
ユニフレーム クッカースタンド450
ユニフレームのスタンドは長さ450mmのロングタイプ。
シングルバーナー3つ置きもできますが、2個でゆうゆうと使う方が勝手はいいです。
ちょっと値段が高いですが、堅牢な作りは言わずもがな。
一生ものといっても過言ではありません。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。