夏だけじゃないっ!ライフセービングの活動
ライフセーバーは夏以外に何をしているのか気になったことはありませんか?ライフセーバーも夏だけ活動しているわけではありません。
「事故を未然に防ぐ」ためにライフセーバーが行っている活動をご紹介します。
講習会
JLAでは、一般市民向けに、救命講習会や水辺の事故防止プログラムを提供しており、ライフセーバーが実際に企画・運営しています。
また、ライフセーバーにも資格制度があり、監視・救助活動におけるスキルアップのために、オフシーズンは様々な資格講習会に参加しているライフセーバーも多いです。
スポーツ
ライフセービングにはスポーツの要素も含まれており、海やプールを舞台に、国内大会のみならず、世界大会まで開催されています。
世界大会には様々なスポンサーが付き、観客数も多く、海外ではテレビ中継をしている国もあります。
テレビ番組の企画などでも取り上げられている「ビーチフラッグス」も、実はライフセービングスポーツの種目のひとつなんですよ。
大会に向けてトレーニングを積み、互いに競い合いながら肉体と精神も鍛えているライフセーバーがいつも見守ってくれていると思うと、安心しますよね。
教育
「事故を未然に防ぐ」ために欠かせないのが、教育です。
なぜなら、日本では水辺に潜む危険や、いざという時の対処法について学ぶ機会があまりにも少なく、正しい知識がないまま海や川、プールで遊んでいて溺れてしまったり、そのまま命を落としてしまったりするケースが非常に多いからです。
学校教育の中で未だに確立されていない水辺の安全教育も、ライフセーバーの活動のひとつ。
地域の子どもたちに向けて学外で展開しているジュニアプログラムの需要も高まってきています。
また、日常生活の中でもライフセービングの本旨が発揮されるよう、一次救命処置や応急手当に関する講習会も開催しており、ライフセービングの普及にも努めています。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。