※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
北海道の中心部・札幌市は都会と自然がマッチした素晴らしい町。都心から30分ほど車を走らせると広大な自然が広がります。今回は温泉街として人気の高い定山渓温泉のすぐ近くにある「札幌市定山渓自然の村」で冬キャンプを体験してきました!
 

札幌市定山渓自然の村は、札幌市内から車で約60分。定山渓温泉や豊平峡温泉近くにあるキャンプ場です。

四季を通じて自然とふれあい自然に学ぶ施設で、札幌市の公的機関として国有林野内に設置されています。

テントサイトやコテージ、ゲル型のテントハウスなどの宿泊設備があり、通年を通してアウトドアを楽しめるのが特徴。

また、テントをはじめとした細やかなレンタル商品もそろっているので、初心者や手ぶらキャンプもOK!専門のプロガイドが常駐しており、自然観察会やクラフト体験会も開催しています。

オールシーズン通して大変人気のキャンプ場です。今回は予約が取りにくい中、冬にやっと予約が取れました。

 

まずは離れた場所の駐車場で車をとめ管理棟で受付

北海道 キャンプ場 定山渓

村内各施設には車で入ることはできません。駐車スペースから施設までは徒歩で移動します。

広い駐車場に到着したらまず、備え付けの電話から受付へ連絡をします。さらに奥の森へ進むと管理棟があります。(冬は管理棟センター前の駐車スペースまで車移動が可能です。)

北海道 キャンプ場 定山渓

管理棟で受付をします。必要事項を記入し、コテージの場所や使い方などの説明を聞きます。

(受付にはパーテーションがあり、来場者は検温をするなどコロナ感染対策がしっかりとされています)

北海道 キャンプ場 定山渓

管理棟には、薪や炭の販売、ランタンや蚊取り線香、炭起こし、ホットサンドメーカー、やかんなど、レンタル品や販売品がいっぱい。

「あ、あれ忘れちゃった!」と思っても管理棟にいけば必要なものがそろってしまうほどの品ぞろえです。

また、オイルランタン、スノーシュー、ダッチオーブンなどをレンタルできるのも魅力的。いつかは欲しいけれど購入を迷っていたかたは、憧れのギアのお試しができますよ。

ただ、食料品の販売はないので(飲み物の自販機のみ)、層雲峡温泉街や札幌市内のスーパーで購入してから向かうことをおすすめします。

コテージ「野鳥の家」で宿泊

北海道 キャンプ場 定山渓

場内は車の乗り入れができないので、夏はリヤカーで、冬は大きなソリに荷物を載せてコテージまで運びます。

周囲の景色を見ながら荷物を運ぶのも楽しいですよ!小さなお子さんは荷物と一緒にソリに乗ってとても楽しそうです。

北海道 キャンプ場 定山渓

今回はコテージに1泊しました。コテージは全部で10棟あり、20組の人が宿泊できます。(今回はコロナ対策のため、1棟に1組ずつの利用に制限されていました)

コテージ内は真ん中にフリースペースがあり、両端にお部屋がある2棟造り。大人であれば4人~5人の宿泊が可能な広さです。

北海道 キャンプ場 定山渓

お部屋の中にはキッチンがありますが、火気は使用できないので、火を使う料理はコテージの真ん中部分にあるスペースで行います。また、外での焚火は焚火台を使用すればOKです。

コテージ内の使い勝手は?

北海道 キャンプ場 定山渓

入り口の扉を開けるとすぐ左手にお手洗い、右手にキッチンがあります。キッチンは水のみしか出ませんが、調理台や照明がついていてとっても便利。

わざわざ炊事場まで水を汲みに行ったり食器を洗いに行かなくて済みます。お手洗いも冬は外へ出るのが大変ですが室内にあり、あたたかな暖房付きで大変快適でした。

キッチンの裏側に1階・中2階と1人用のベッドルーム、その上には広いロフトがあり、大人が3人~4人は眠れそうな広いスペースと高い天井です。

すべてはしごを使って上り下りするので、子どもはもちろん大人も山小屋のような雰囲気にわくわくします。

 

キャンプ場周辺の森や設備を散歩&見学

北海道 キャンプ場 定山渓

氷点下10度以下の寒さの中、ピンと張り詰めた澄んだ空気を吸いながら、キャンプ場周辺の設備を見学しました。

キャンプ場周辺はストローブ松の森や、定山渓の山々に囲まれ素晴らしい大自然が広がっています。

冬だけしか見ることのできない、あたりいちめんに広がる真っ白な雪景色が美しく、動物の足跡や早起きの野鳥など、多くの自然の恵みを体感できますよ。

テントハウス

北海道 キャンプ場 定山渓

かわいらしいモンゴルの「ゲル」をイメージさせるテントハウス「星のサイト」は全10棟。

冬でも快適に宿泊できるよう、テントハウスの真ん中にはストーブを配置。ストーブをぐるりと囲むようにみんなで過ごします。

照明と暖房は完備ですが、トイレとキッチンはありません。外の光が壁や天井を通って自然の光で過ごすことができ、アウトドアを体感できます。

フリーサイト

北海道 キャンプ場 定山渓

フリーサイトは冬もオープンしています。フリーサイトには番号がついており、全22サイト。

周辺はスタッフが雪かきをしてくださっていますが、テントを張る場所は少し自分で雪かきしてテントを立てるようです。

この日もストーブなどを使用できるワンポールテントを立てているキャンパーさんが何組かいました。

炊事場

北海道 キャンプ場 定山渓

炊事をする際は「ふれあいハウス」内の炊事場が使えるので安心です。(冬は凍結による水道管破裂防止のために使えなくなっています)

北海道 キャンプ場 定山渓

石窯オーブンもあるので体験プログラムを申し込めばパエリアやピザを焼くことができますよ。

トイレ

北海道 キャンプ場 定山渓

トイレはキャンプ場のちょうど中心地点にあり、炊事場の向かい側にあります。また、管理棟のトイレも使用可能です。

コテージにはトイレがあるのでお部屋から出る必要がないのですが、テントハウスやフリーサイトでテント泊をする人はこちらのトイレを使用します。

子どもが楽しめるしかけも!

北海道 キャンプ場 定山渓

キャンプ場内には、時折クイズの描かれた立札を見かけます。これはクイズラリーです!

管理棟にお願いすると、クイズラリーの解答用紙をもらえます。クイズの答えを記入して、管理棟入り口のポストに入れておきましょう。景品をもらえるようです。

また、場内には自然の村にやってくる野鳥についての看板もありました。エゾフクロウ・クマゲラ・アオジ・センダイムシクイなど、おなじみの野鳥のイラストと説明が書かれています。

朝方は野鳥がたくさん飛来しているので、早起きをして観察してみるのも楽しいですよ。

 

札幌市定山渓自然の村の基本情報

北海道 キャンプ場 定山渓

所在地 北海道札幌市南区定山渓 豊平峡ダム下流国有林野
問い合わせ先 011-598-3100/9:00~17:00
営業期間 通年利用可(12/29〜1/3を除く)
チェックイン:13:00〜18:00
チェックアウト:8:00~11:00
料金 コテージ 4,700円/1泊 1,600円/日帰り
テントハウス 3,900円/1泊 1,300円/日帰り
テントサイト(普通) 500円/1泊 170円/日帰り
テントサイト(キャビン) 1,000円/1泊 340円/日帰り

札幌市定山渓自然の村

札幌市定山渓自然の村周辺には車で約10分の定山渓温泉をはじめ、豊平峡温泉などがあり、日帰り温泉も一緒に楽しめます。北海道の大自然の中で、シーズンを通してキャンプができる魅力的な場所です。大変人気なので興味のある方はお早目の予約をおすすめします。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。