誰にでも始められるシンプルなスポーツ
パラグライダーの魅力は何といっても、誰でも手軽に空を飛べ、まるで鳥になったような感覚で空からの景色を楽しめることです。
パラグライダーは、ヨーロッパのアルピニストたちが山を降りる手段として、パラシュートを使って降下するようようになったことが始まりと言われています。
当初は山から降りるための手段(そして、より時間をかけず、なおかつ楽しみながら下山するための手段)でしたが、今ではパラグライダーの開発技術が進み、誰にでも楽しめるスポーツとなりました。
空中ではなく、地上でパラシュート(キャノピー)を開き、山の斜面を利用し飛び出すこのスポーツは、誰にでも出来るシンプルなスポーツです。
老若男女、運動の苦手な人も得意な人も、体重が重い軽い関係なしに、全世代が楽しむことができるスポーツです。
それでも飛ぶのは怖い
パラグライダーをいざ挑戦してみると、ただ想像していたのと実際にやってみるのとでは全く違います。パラグライダーというスポーツは、とても操作性が求められ、同時にリスクのあるスポーツでもあります。
飛ぶというアクションをする選択したからには、落ちるという可能性も全くないとは言い切れません。
走れば、身体のどこかを痛めるかもしれないし、スキーで滑れば何かの障害物に衝突したり、最悪、雪崩に直面して命を落とすこともあるかもしれません。
大切なことは、飛ぶためにはどういった専門知識が必要か、飛んでから地上にランディングするまでどういった操作が必要なのかを覚えることです。自分自身の技術のレベルを把握し、無理をせずに経験値を積み重ねていく事が大切です。
まずはタンデムフライトを体験してみる
タンデムフライトとは2人飛行のことです。まずはライセンスを持ったパイロットが操縦するタンデムフライトを体験してみることが、このスポーツを始める第一歩としては最適だと思います。
全くのビギナーでも、フライトの始まりから終わりまで、タンデムパイロットがフルサポートしてくれるので、空を飛ぶ感覚がどんな感じかを味わうことができるます。
JPAという日本パラグライダー協会がありますが、そのJPAが公認しているスクールでタンデムフライトを行うことがお勧めです。
タンデムフライトを体験するコースの費用としては、スクールによって金額は上下しますが3000円前後で始めることができます。
日本全国、エリアごとにタンデムフライトを体験できるパラグライダースクールがありますので、まずは自分が住んでいるエリアのスクールに行って体験してみてはいかがでしょうか。
*日本全国にあるパラグライダースクールはこちらをご覧ください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。