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キャンプなどのアウトドアシーンで人気のジェットボイル。すばやくお湯を沸かせる以外にも、ほかのガスバーナーにないさまざまな魅力があります。今回は、ジェットボイルの魅力や選び方を紹介。おすすめ商品もピックアップするので、ぜひ参考にしてください。

ジェットボイルとは

2023年版 ガス ジェットボイル

ジェットボイルとは、クッカーとバーナーが一体になったアウトドア向けのクッキングシステムです。一番の特徴は、優れた熱効率により、通常のバーナーよりすばやくお湯を沸かせること。低燃費で、ガスを節約できます。

また、パーツがすべて本体に収納できるオールインワン設計で、コンパクトに持ち運べる点も魅力のひとつ。大容量モデルでも500g以下と、非常に軽量な設計になっています。

五徳をセットすれば、通常のバーナーとして使用できる汎用性の高さも、大きな利点といえるでしょう。

 

JETBOIL(ジェットボイル)の選び方

2023年版 ガス ジェットボイル

ジェットボイルを選ぶ際のポイントをチェックしていきましょう。

用途に合わせて選ぶ

ジェットボイルは、湯沸かしに向いたものや調理に向いたものなど、さまざまなタイプがあります。そのなかから、使用シーンや用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。

湯沸かし専用なら「フラッシュ」か「ジップ」

お湯を沸かすだけという目的であれば、「フラッシュ」か「ジップ」がおすすめ。とくに「フラッシュ」は熱を受ける面積が広く、ジェットボイルのなかでも沸騰速度が速いのが特徴です。

調理メインなら「マイクロモ」「スモー」「ミニモ」

料理を楽しみたい場合は、「マイクロモ」「スモー」「ミニモ」がよいでしょう。細かい火力調整ができる「マイクロモ」は、とろ火調理も可能です。

一度にたくさんの調理をしたい人は、大容量の「スモー」を選んでみてください。「ミニモ」は口が広くなっていて、調理のしやすさが魅力です。

自動点火装置の有無をチェックする

マッチやライターを使用しなくても点火できる、自動点火装置の有無をチェックしましょう。自動点火装置があればスムーズに作業ができ、やけどのリスクも減らせます。

小さく、持ち運びやすくするために、自動点火装置が付いていないタイプもあります。使いやすさを重視するか、携帯性を重視するかでモデルを選びましょう。

低温環境下ではサーモレギュレーター機能付きを選ぶ

サーモレギュレーター機能は、自動で調整を行い火力を安定させる機能です。普通のバーナーは気温が下がると燃焼効率が落ち、火力が安定しません。サーモレギュレーター機能を搭載したモデルなら、低温環境下でも安定した火力を維持します。

冬に使用することが多い人は、サーモレギュレーター機能付きを選ぶとよいでしょう。

JETBOIL(ジェットボイル)のおすすめ6選

2023年版 ガス ジェットボイル

出典:JET BOIL

ジェットボイルのおすすめを6つ紹介します。

①JETBOIL(ジェットボイル)「スタッシュ」

重量わずか200gほどの軽量コンパクトなジェットボイルです。一般的なクッカーよりも熱効率の高い「フラックスリング」を搭載。そのため、0.5Lの水を約2分30秒で沸騰させられます。

キャンプや登山に持っていくガスバーナーを軽量化したい人におすすめです。

容量 0.8L
重量 約200g
沸騰到達時間 約2分30秒(0.5L)
自動着火装置の有無 なし
サーモレギュレーターの有無 なし
JETBOIL アウトドアバーナー スタッシュ
JETBOIL アウトドアバーナー スタッシュ

②JETBOIL(ジェットボイル)「フラッシュ」

とにかくスピーディーにお湯を沸かせるジェットボイルです。500mlの水を沸かすまでは、わずか1分40秒ほど。付属の五徳を使えば、フライパンや鍋での調理も可能です。

サクッと簡単な調理で済ませたい人にぴったりの商品です。

容量 1.0L
重量 約371g
沸騰到達時間 約1分40秒(0.5L)
自動着火装置の有無 あり
サーモレギュレーターの有無 なし
JETBOIL フラッシュ
JETBOIL フラッシュ

③JETBOIL(ジェットボイル)「ジップ」

コストパフォーマンスに優れたジェットボイルです。ほかのジェットボイルにくらべ価格が抑えられていますが、熱効率のよさなど最低限の機能は備わっています。

購入しやすい価格のジェットボイルを探している人におすすめの商品といえるでしょう。

容量 0.8L
重量 約340g
沸騰到達時間 約2分30秒(0.5L)
自動着火装置の有無 なし
サーモレギュレーターの有無 なし
JETBOIL アウトドア バーナー ZIP
JETBOIL アウトドア バーナー ZIP

④JETBOIL(ジェットボイル)「マイクロモ」

火力を自由に調整でき、氷点下でも安定した火力を保つジェットボイルです。容量は0.8Lとやや小ぶりですが、お湯を沸かすだけでなく、煮込み料理なども作れます。

ソロキャンプや登山でもしっかり調理をしたい人の有力候補となる商品です。

容量 0.8L
重量 約340g
沸騰到達時間 約2分20秒(0.5L)
自動着火装置の有無 あり
サーモレギュレーターの有無 あり
JETBOIL  バーナー マイクロモ
JETBOIL  バーナー マイクロモ

⑤JETBOIL(ジェットボイル)「ミニモ」

調理がしやすい広口浅型のジェットボイルです。ほかのモデルとくらべて、クッカーの口が広く、高さが低いため、調理や食事がしやすい形状になっています。サーモレギュレーター機能を搭載しているので、細かい火力調整が行えて、低温下でも火力が安定します。

調理メインで使いたい人にイチオシの商品です。

容量 1.0L
重量 約415g
沸騰到達時間 約2分20秒(0.5L)
自動着火装置の有無 あり
サーモレギュレーターの有無 あり
JETBOIL アウトドア バーナー MiniMO
JETBOIL アウトドア バーナー MiniMO

⑥JETBOIL(ジェットボイル)「スモー」

大容量モデルのジェットボイルです。1.8Lの大容量クッカーで、複数人分の調理が可能。グループでの使用にぴったりです。火力も申し分なく、1Lの水が約4分45秒で沸騰します。

2人分以上の調理を想定している人に、ぜひチェックしてほしい商品です。

容量 1.8L
重量 約453g
沸騰到達時間 約4分45秒(1.0L)
自動着火装置の有無 あり
サーモレギュレーターの有無 あり
JETBOIL アウトドアバーナー SUMO
JETBOIL アウトドアバーナー SUMO

 
アウトドアクッキングに欠かせないガスカートリッジについては、こちらの記事もご覧ください。

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ジェットボイル最大の魅力は、すばやくお湯が沸かせるところ。普通のガスバーナーとくらべて、ガスの消費が少なく、低温でも使用できるなど、機能性に優れています。さらに、軽量コンパクトで、キャンプをはじめ、さまざまなアウトドアシーンにぴったり。モデルによっては本格的な調理もでき、いろいろなキャンプ飯を楽しめます。ジェットボイルを選ぶ際には、どんなシーンで使うのか想像して、用途に合ったモデルを選びましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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