湖畔サイトの魅力は景色とアクティビティ
湖畔サイトの魅力は、時間帯で違う景色と湖ならではのアクティビティを楽しめることです。
時間ごとに楽しめる景色
湖畔サイトの特権でもある目の前に広がる湖。テントから湖を見ていると、大自然を独り占めしている錯覚に陥るほど、その景色に引き込まれます。
さらに、そんな圧巻の景色は、時間帯によってまた違う顔を見せるのです。朝の凛とした空気のなか朝日で輝く水面、夕暮れどきの夕日の染まった朱色の水面は、見ているだけで心が癒やされます。
湖ならではのアクティビティ
海や川のように水の流れがなく、穏やかな湖は、子どもでも安心して遊べます。定番のカヌーやカヤックのほか、SUP(スタンドアップパドルボート)も人気。
季節によっては、必要な道具を貸出していることもあるので、アクティビティも楽しみたい方は、要チェックです。子どもが小さいうちは浅瀬で水遊びを楽しむのもよいでしょう。
北海道の湖畔サイトがあるおすすめキャンプ場7選
湖畔サイトがあるおすすめキャンプ場を、道央・道東・道北・道南の4つのエリアに分けて紹介します。コスパのよい穴場キャンプ場もあるので、場所選びの参考にしてください。
道央エリア:洞爺水辺の里財田キャンプ場
洞爺湖北側の湖畔にあるキャンプ場。テントサイトと洞爺湖の間には「財田自然観察道」といわれる遊歩道が整備されており、樹木越しに湖が眺められます。
風を遮るものがなく、強風に見舞われることも多い湖畔サイトですが、財田キャンプ場は、遊歩道にある樹木が防風の役割を果たすため、過ごしやすいのが特徴です。
カヌーやカヤックなどの貸出はありませんが、持参したものを湖畔から出すことはできます。
道央エリア:仲洞爺キャンプ場
洞爺湖東側の湖畔にあるキャンプ場。洞爺湖の目の前の林間がテントサイトで、有珠山や昭和新山も眺められる唯一無二のロケーションです。夕暮れどきには夕日が沈む幻想的な光景も。
温泉も併設されているため、身体の疲れを癒やすこともできるでしょう。チェックアウトが14時と遅いため、急いで撤収する必要もありません。チェックアウトまでのんびりキャンプを楽しめます。
ただ、営業期間が4月下旬~10月中旬までですので、ご注意ください。
道東エリア:レイクインキャンプ場
くったり湖の湖畔にある「湯宿くったり温泉」に併設されたキャンプ場。湖畔サイトではめずらしい通年営業です。受付とトイレもホテル館内にあり、とくにトイレは虫の心配が不要なので快適に使えるでしょう。温泉やレストランも利用可能です。
電源付きのオートサイトとフリーサイトがありますが、湖の目の前にテントを張りたい場合は、フリーサイトがおすすめ。炊事場からも湖が見られるため、面倒な食器洗いも楽しい時間になるでしょう。
道東エリア:呼人浦キャンプ場
国道39号線と網走湖のあいだに沿う、南北に細長いキャンプ場。西に位置する網走湖には、きれいな夕陽が映りながら沈んでいく絶景が楽しめます。
網走市内すぐそばの好立地なうえ、キャンプ場利用料は無料。チェックインチェックアウトも不要なため、観光拠点にするのにも便利です。温泉やスーパー、コンビニエンスストアも近くにあるため、不自由なく過ごせるでしょう。
遊具やアクティビティレンタルなどはありませんが、トイレや炊事場は清掃が行き届いており、安心して使えます。
道北エリア:滝里湖オートキャンプ場
国道38号線沿いにある、芦別市の山々に囲まれた滝里湖の湖畔にあるキャンプ場です。季節によっては、カヤックツアーなどのアクティビティも充実。「星の降る里芦別」といわれているとおり、夜には満天の星も楽しめます。
24時間使用可能なシャワーやコインランドリーも完備。お湯が使える炊事場もあるため、寒い季節でも安心です。場内にある防災施設資料館には、滝里湖を一望できる展望台もあります。
道北エリア:クッチャロ湖畔キャンプ場
日本最北のラムサール条約指定地であるクッチャロ湖すぐそばのキャンプ場。湖では白鳥をはじめとした水鳥が飛来することでも有名です。
クッチャロ湖畔キャンプ場の最大の魅力は、夕陽に染まった湖と水鳥のコントラスト。この幻想的なロケーションはここでしか味わえません。
品ぞろえ豊富な売店やコインランドリー、ゴミ捨て場など施設も充実。それでいて、キャンプ場利用料は1泊あたり大人400円・小人200円と良心的です。
なお、キャンプ場の営業期間は4月下旬から11月末日までですのでご注意ください。
道南エリア:東大沼キャンプ場
函館駅から車で約40分の大沼のほとりにあるキャンプ場。チェックインチェックアウトも不要なため、函館観光の前後で利用するのもよいでしょう。
利用料無料のキャンプ場ですが、80台ほど収容可能な広い駐車場に、整備された芝、清潔な炊事場やトイレと管理体制も申し分ありません。
木々に囲まれているキャンプ場のため、春には新緑を楽しめ、夏には熱い日差しが遮られます。秋の紅葉と湖のロケーションは圧巻です。
※この記事の情報は2023年10月現在のものです。内容が変更する場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPもしくはキャンプ場へ確認をしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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