MTBにはヘルメット装備がおすすめ、その理由は?
マウンテンバイク(MTB)に、ヘルメットをつかった方がいいというのには、理由があります。その理由について説明しましょう。
MTBにヘルメットを使う理由①オフロードは転倒リスクが高い
マウンテンバイクは砂利、泥などのオフロードを走るため、舗装路よりも滑ったり、転倒もしやすいです。
また、マウンテンバイクのジャンルのひとつであるダウンヒルは、山頂から駆け下りるため、木の根があったり、急なカーブなどでジャンプしたりすると、どうしても落車するリスクも多くなります。
MTBにヘルメットを使う理由②バイザーは木の枝や虫よけに最適
マウンテンバイク用のヘルメットは、木の枝や虫よけにもなる、バイザーがついています。
普通の道とちがって、山道は木の枝が出ていたり、虫がいて顔の方に飛んでくることも多いので、ヘルメットのバイザーがあるとそういった物を避けるのに便利です。
ヘルメット着用は義務なの?
道路交通法では、13歳未満の幼児および児童には、ヘルメットの着用努力義務があります。しかし、大人の場合、マウンテンバイク時のヘルメット着用義務はとくにありません。
ただ、マウンテンバイクなどのスポーツバイクは、スピードが出やすいので、ヘルメット着用でのライドがおすすめです。
おすすめのフルフェイスってどんなヘルメット?
マウンテンバイクのヘルメットは、普通のタイプとフルフェイスの2タイプあります。
フルフェイスはすっぽり頭を覆うタイプ
フルフェイスというのは、バイクのヘルメットと同じように、頭をすっぽりと覆うタイプです。そのため、頭だけでなく、頬や顎など顔の前面もしっかりと守ってくれます。
頭だけでなく首への衝撃軽減してくれるタイプもある
フルフェイスのヘルメットのなかには、首部分にも衝撃吸収素材をつかっていて、首への衝撃を軽減してくれるタイプもあります。
落車するときは、頭だけでなく、首にも大きな衝撃を受けることが多いので、ダウンヒルにも興味があるという人には、とくに首への衝撃を軽減できるタイプがおすすめです。
フルフェイスヘルメットの選ぶポイントは3つ
フルフェイスのヘルメットを選ぶときは、次のポイントをしっかりとチェックすると、ぴったりのものが選べますよ。
フルフェイスヘルメット選ぶポイント①頭の大きさや形にあわせて選ぶ
ヘルメット選びでいちばん重要なのが、頭にフィットするものを選ぶということ。頭の形は人によってかなりちがっているので、まずはいろいろなヘルメットをかぶって、どのタイプがあうかを確認しましょう。
とくに海外メーカーのヘルメットは、うまくフィットしない場合もあるので、そんな時はアジア人の頭にあわせて作られたアジアンフィットモデルやサイズ調整機能がついているタイプをチェックしてみましょう。
フルフェイスヘルメット選ぶポイント②安全規格に承認されたもの
ヘルメットのなかには、SG規格、CE規格、JCF公認、CPSCなど一定の安全基準をクリアしたものも売られています。
マウンテンバイクに乗るなら安全性は重要、それを考えると安全規格に承認されたヘルメットがあれば安心ですね。
安全規格にはさまざまな種類があるので、事前に確認をするようにしましょう。
フルフェイスヘルメット選ぶポイント③軽量性、通気性、快適性も考慮しよう
頭につけるヘルメットは、重いと動きづらいので、軽量なものを選びましょう。また運動すると汗をかくので、通気性がよく、快適につけられるという点も大切。
選ぶときには、ベンチレーションの開け閉めができたり、インナーレイヤーの取り外しや洗濯もできるかどうかも確認しましょう。
フルフェイスヘルメットのおすすめ商品
BELL スーパーエアR スフェリカル+MIPSヘルメット
ベルは、アメリカの老舗ヘルメットメーカー。スーパーエアRはポリカーボネート製で、2つの異なったレイヤーフォームを使って多方向からの衝撃を吸収するMIPSシステムも搭載。
ハードな乗り方をしたいという人におすすめ。
uvex(ウベックス) マウンテンバイク用jakkyl hde 2.0
14個のベンチレーションつきで高い通気性が魅力のヘルメット。チンガードが簡単に着脱できるので、シーンによってフルフェイスとしても、ハーフシェルとしても使用可能です。
深めのシェルが後頭部までカバー。BOAシステムでフィット感もばっちりです。
Troy Lee Designs Freedom
落車時に、脳への回転力を減らしてダメージを減少させるMIPSつきのヘルメット。
チンバーは、発泡ポリエチレンで耐久性もあり。フィット感や安全性に対応した機能が満載なのに、とても軽量にできています。
POC コロン エアースピン
ヘッドに伝達する力を減らすことで、角度の付いたインパクトによる影響を減らすパッドは特許出願中。チークパッドやバイザーなどの安全性はもちろん、通気性にも考慮され、着用感も快適です。
ヘルメット内パッドは取り外して洗濯可能。お手入れもしやすいですね。