美深アイランドオートキャンプ場とは?
旭川市内から車で約2時間30分。美深アイランドオートキャンプ場は、上川郡美深町にあるキャンプ場です。
フリーサイト・オートサイト・コテージがある広いサイトで、リーズナブルなフリーサイトながらも車をテントに横づけできることで人気なんです。
今回訪れた際も、子ども連れのファミリーキャンパーなど多くの人で賑わっていました。周りの声や音が気になるのかなと思っていましたが、敷地が広いのでにぎやかさを感じないほど、とても静かに過ごすことができました。
思いっきり遊んでみんなで楽しめる、美深アイランドオートキャンプ場の魅力をお伝えします。
まずは管理棟で受付け
フリーサイトは予約不要で、午前8時30分からチェックインが可能です。また、車を芝生に乗り上げて、テントの横に停められるのがとても魅力的!まるでオートキャンプのようです。
フリーサイトはリーズナブルでとても人気が高く、トップシーズンの夏は、朝早くからスタンバイをしておく必要があります。
今回利用したのは予約の必要なオートサイト。オートサイトは電源と水道付きで、13時からチェックインです。
13時になるとオートサイトへ予約をしているお客さんが、受付で行列となりましたが、アルコール消毒液やビニールカーテン、行列に並ぶときに待つ位置の指定など、コロナ対策は万全なので安心です。
管理棟では、薪や洗剤・ガス缶・焚き付けなど最低限のキャンプ用品と、自動販売機がありました。
買い物は途中のスーパーで調達
筆者は美深町の隣町・名寄市のスーパー「西條」で買い物を済ませてから訪問しました。ちなみに名寄市から美深町までは車で約30分。
クーラーボックスに入れてじゅうぶんに冷たさが持続できる近距離です。大きな食料品コーナーのほか、日用品も購入できるスーパーなので安心です。
キャンプ場周辺にもスーパーやコンビニエンスストアがあるので、買い忘れても大丈夫なのは子連れキャンパーには助かります。
オートサイトには電源と簡易的な水道あり!
今回利用したオートサイトは、車を駐車するスペースの横に芝生のテントサイトがあり、全て電源と簡易水道が付いています。
筆者はキャンプ場の周囲にある三日月湖に面した場所を借りることができました。開放的な景色が気持ちいい場所です。
北海道は夏であっても朝晩は冷えこみます。焚き火がOKなのはうれしいポイントでした。以前は禁止だったようですが、直火でなく焚き火台を使い、芝生を傷めないよう保護しながらであれば良いとのことです。
焚火台の下にキッチンアイテムである大き目のバッドを敷き、焦げないように工夫して焚火を楽しみました。
森と湖に囲まれた場所から見る夜の風景は、昼間とは違ってとても幻想的で、ゆったりと過ごすことができました。
湖ではカヌーやボート体験もできるのだとか。価格もリーズナブルだったのでまた訪れた際には体験してみたいです。
炊事棟やトイレもきちんと整備されている
オートサイト内にひとつ。フリーサイト内にもひとつ、計ふたつの大きな炊事棟があります。
夜間は虫が集まらないように照明が消えますが人感センサーで点灯するので安心です。お湯は出ませんが、清潔なシンクが並んでいます。
トイレは広く、洗面台もありました。こちらの写真はフリーサイトのトイレと洗面台ですがオートサイトにもきれいなトイレがありました。
周辺施設をぐるりと散策
こちらが全体の見取り図です。管理棟の前にフリーサイト、天然温泉、奥にコテージやチョウザメを育成・展示している水族館、そのまた奥にオートサイトがあります。
フリーサイト
フリーサイトは木々に囲まれた林間サイト。車やバイクをテントに横づけできますが、リーズナブルなので大変人気です。
ログコテージ
コテージはログハウス風で大きく立派でステキ!全4棟、各棟最大6人まで宿泊可能です。キッチン・コンロ・電源・テレビ・お風呂・ベッド・ソファなどが装備され至れり尽くせりです。
天然温泉「びふか温泉」
天然温泉「びふか温泉」は、宿泊設備のある温泉ホテル。朝は10時からオープンし夜は22時までなので、多くのキャンパーさんが利用していました。
露天風呂はありませんが、とろりとしたお湯が肌を包み込んで、気持ちが良かったです。
チョウザメ館
美深町では、約3億年前から存在した古代魚・チョウザメを育成しています。チョウザメの卵は高級食材であるキャビア。温泉施設ではキャビアを使ったお料理も食べられるのだとか。
水族館は無料で開放されています。立派で清潔な施設の中は涼しく、チョウザメが間近で観察できる貴重な場所。チョウザメに直接エサをあげることもできます。
エサやりは子どもに好評で大喜び!エサやりのほか、水槽を眺めながら間近で観察をしたり貴重な体験ができました。キャンプ中に退屈したお子さんと一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
水遊びスポット
場内には浅く安全に水遊びができるスポットが3か所あります。
小さな子どもでも保護者が見守っていれば安心して楽しめる場所や足首ほどの小川が流れる場所、小学生以上が楽しめる遊水池などがあり、30度を超える暑い日だったので、多くの子どもが遊んでいました。
冬用のソリを使って滑り降りる人口芝生のスロープ。ソリは管理棟でレンタルができます(1時間250円)。傾斜が弱いので、小さな子どもも楽しんでいました。
敷地内には、今回紹介した天然温泉施設や無料の水族館、水遊びスポットや遊具のほかにも湖でのカヌーやボート、パークゴルフ場、道の駅など見どころや遊びスポットがいっぱいです。
美深アイランドオートキャンプ場の基本情報
美深アイランドオートキャンプ場の基本情報を確認しておきましょう。
【問い合わせ先】
所在地 | 北海道中川郡美深町字紋穂内139番地 |
予約・問合せ先 | 01656-2-2900 / 01656-2-3688(管理棟) |
営業期間・使用料 | 5月上旬~10月下旬
※フリーサイト ※オートサイト |
【設備・レンタル】
センターハウス内設備 | 受付、カヌーなど体験の受付・自転車レンタル、薪などキャンプアイテムの販売 |
場内設備 | フリーサイト、オートサイト、ログコテージ、炊事棟2か所・トイレ・身障者トイレ・水族館・湖・天然温泉・パークゴルフ・遊水池・ターフゲレンデ・遊具各種 |
レンタル | テント/(3~4人用)1張り・1夜 :2,500円 毛布/1枚・1夜 :350円 マットレス/1枚・1夜 :120円 ソリ/1時間250円 自転車・ラケット・ボール各種 |
その他 | ゴミは全て持ち帰り、炭捨て場有り |
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。