雨だけじゃない!ロードバイク用レインウェアの役割とは?
一般用とロードバイク用の違いは?
レインウェアを購入するなら、ロードバイク用がおすすめ。一般用と、大きく違うポイントは、下記の2つです。
- 体にぴったりとしている
- 後ろ丈が長めの作りになっている
スピードが出るロードバイクで、一般に売られているものを着用すると、向かい風などで、ウェアがパタパタとはためいて、漕ぎづらいといったことも。
いっぽうでロードバイク専用のものは、体にぴったりとしていて、空気抵抗が少なくなるように工夫されています。
また、前傾姿勢で乗っても、背中が出ないように、後ろ部分の丈が長くなっていたり、背中にはポケットがついていて、物を入れられるなど機能的な作りになっています。
レインウェアは、ほかにも便利な役割がありますので、ご紹介します。
レインウェアの役割①防水防風
レインウェアは、雨などの水や、風を防ぐ役割があります。ロングライドのときなど、天候が変わることもあり、急な雨や、強風から守ってくれます。
レインウェアの役割②防寒や冷え防止
ロードバイクはスピードがでるので、季節や気温によっては、乗っているだけで寒く感じることもあります。防寒対策としてや、ウィンドウブレーカー代わりにつかうことができます。
ロードバイク用レインウェアの選びかた
レインウェアを選ぶときに、押さえておきたいポイントをあげてみましょう。
選ぶポイント①防水性や耐水性が高い
ロードバイク用のレインウェアを選ぶなら、防水性は高いに越したことはありません。はっ水機能だけだと、小雨ならば防げますが、本降りになってきてしまうと、中までしみてしまうので、耐水圧10,000mm以上がおすすめです。
選ぶポイント②透湿性が高い
透湿性というのは、水蒸気を外に逃がす性能のこと。雨の日など、レインウェアを着ていると、中に水蒸気が溜まってきて、ベタベタしてきたりしますが、透湿性の高いウェアならば、サラッとしているので、不快感がなく着れます。
透湿性は、グラムで表示されますが、ロードバイク用なら、最低でも8,000g、できれば20,000g以上がおすすめです。
選ぶポイント③持ち運びやすい大きさ
ロードバイクは、物を入れる部分が少ないので、レインウェアも、コンパクトな大きさが便利。着ないときは、小さく収納でき、雨が降ってきたときには、すぐに取り出せるような手軽なタイプがおすすめです。
選ぶポイント④ロングライドなら上下セットがおすすめ
レインウェアは、ジャケットとパンツがあります。ジャケットだけでもいいですが、ロングライドをするときなどは、レインパンツもあると、足に服が張りつく不快感を解消できますよ。
おすすめロードバイク用レインウェア
レインジャケットのおすすめ:パールイズミ サイクルジャージ
サイクルウェアブランドであるパールイズミのジャケットは、日本人の体型にあわせたサイズ展開、そして日本の気候にあわせてつくられているので、つかいやすさバツグン。
軽くてコンパクトサイズになり、サイクルジャージの背中ポケットにも入るので持ち運びしやすく、ウィンドブレーカーとしてもつかえます。
レインジャケットのおすすめ:カペルミュールクリアレインジャケット
耐水圧10,000mmで、おしゃれな光沢のある黒いレインジャケット。袖下やワキには、メッシュ素材をつかっていて、ムレにくい構造になっています。軽量でコンパクトなので、持ち運びにも便利です。
サイクルパンツのおすすめ:モンベル レイン用サイクルパンツ
防水透湿性素材をつかっていて、ペダリングの動きをさまたげないストレッチ性もあわせ持つパンツ。
前傾姿勢や足上げもスムーズにでき、レインウェア特有のカサカサという音がしないサイレント仕様なので、集中してペダリングできます。
上下セットのおすすめ:ロックブロス レインウェア
縫い目もしっかりと防水加工されていて、防水性に優れたレインスーツ。重量303gと軽量で収納袋がついているので、携帯にも便利で、反射板つきですから、夜間走行時も安心です。
快適にレインウェアを着るならメンテナンスが大切
レインウェアを快適に着るためにはメンテナンスが大切です。
レインウェアのメンテナンス:使用後はよく陰干しをする
使用後は、直射日光を避けて、風通しのよいところで、干します。太陽の光は、劣化の原因になりますので、直接ウェアに紫外線があたらないように気をつけましょう。
レインウェアのメンテナンス:たまに洗濯する
汚れが気になるとき、大雨にあったり、長時間使用したときなどが、洗濯するタイミングです。水洗いや、汚れている所をスポンジなどでおとして、やさしく手洗いしましょう。
レインウェアのメンテナンス:はっ水性がおちてきたらはっ水スプレーをする
しばらくつかっていると、表面のはっ水性がおちてきて、水を弾かなくなってきます。そんなときは、はっ水材を使用するといいです。
はっ水剤は、スプレータイプや漬け込むタイプなどがありますので、素材をしっかりとチェックしてから選びましょう。