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スキー・スノーボードを存分に楽しむためには、怪我のリスクについて考えおく必要があります。自分や友人が怪我をすることもありますし、相手を怪我させてしまうことだってあるかもしれません。そこで今回はスキー・スノーボードで起こりやすい怪我やその予防法や対処法、保険について紹介します。

スノーボードで起こりやすい怪我

スキー・スノーボード 怪我 保険

スノーボードは初心者や上級者に関係なく怪我が多いスポーツですので、その怪我のリスクについてはしっかり理解しておかなくてはなりません。

スノーボードで起こりやすい怪我①頭の強打による打撲

スノーボードで多発する怪我の1つが頭の強打による打撲です。

雪面が柔らかければ転倒しても問題ないのですが、圧雪されたコースや人通りの多い初心者コースなどは雪面が非常に硬くなっています。

スノーボードの転倒はいくら気を付けていても完全に避けることが難しいので、厚手のニット帽やヘルメットで転倒時の衝撃を和らげる工夫が必要です。

スノーボードで起こりやすい怪我②肩の脱臼・亜脱臼

肩の脱臼・亜脱臼もスノーボードで多い怪我の1つです。これはスノーボードでは両脚が固定されているため、比較的自由に動かせる関節である肩に負担がかかりやすくなるためです。

また、スピードが出たまま転倒するとうまく受け身が取れず、肩から雪面に倒れた際に肩の脱臼や亜脱臼をしてしまうことがあります。

スノーボードで起こりやすい怪我③骨折

スノーボードは体感速度が時速100㎞以上にもなるエキサイティングなスポーツですが、生身の人間がそのスピードを出しているため、スピードに乗った際に転倒すると大きな怪我に繋がります。

意外なところは転倒時に足ではなく、手をついた際に骨折するケースです。スノーボードの転倒時は手をつかないように気をつける必要があります。

 

スキーで起こりやすい怪我

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スノーボードよりも安全なイメージのあるスキーですが、スキーも気をつけておかなければ大きな事故につながってしまいます。

スキーで起こやすい怪我①膝の損傷・捻挫

スキーでは膝の損傷・捻挫に関する怪我が多くみられます。その理由は、スキーの場合は板が片足ずつに分かれ、重く硬いスキーブーツを装着しているため、転倒時に膝や足首などに大きな負担を与えるためです。

スキーは靴を固定しているビンディングが、衝撃などで外れるような仕組みになっていますが、この機能が働かない場合もあります。

ビンディングが外れないと転倒時の衝撃が膝や足首に加わり、靭帯を損傷したり、痛めることになるのです。

スキーで起こやすい怪我②骨折

スノーボードと共通して、スキーでも骨折はよく見受けられる怪我です。スキーでは木に衝突した際に骨折するケースが多く見受けられます。

スキーは板の取り回しがしやすいため、慣れてくると林間コースに挑戦する人が多く、その際に操作を誤って木に衝突してしまうのです。

また、スキーでの骨折はスノーボードと同様に肩や鎖骨に多くみられますが、スキー特有のケガとしては、ストックを握っていることで転倒時にグリップと雪面に挟まれた手指を自分の体で圧迫してしまい、骨折するケースがあります。

スキーは非常にスピードが出るため、障害物や人と接触した際はスノーボードより大きな怪我に繋がりやすいのです。

 

スキー・スノーボードで怪我をした際の対処法

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スキー・スノーボードは自分が怪我をする場合と、他人を怪我させてしまう場合が想定されます。その場面に直面した際にパニックを起こさず冷静に判断できるよう、対処法を確認しておきましょう。

対処法①自分が怪我をした場合

スキー場は多くの人が滑っているため、長時間滑走コース内に止まっていると他の人とぶつかる可能性があるため、動ける場合はまず安全な場所に移動する必要があります。

それから怪我の状況を確認し、助けが必要かどうか判断しましょう。怪我をした直後は脳が興奮して痛みを感じづらくなっている場合もあります。少しでもいつもと違うなと感じたら周りに助けを求めるようにしましょう。

対処法②他人が怪我をした場合

怪我人の安全を確保するため、動けるようであればコース端に移動してもらいます。もし動けないほど重症であればすぐさまレスキューを呼びましょう。

自分たちで対処できそうな軽い怪我の場合は周りと役割分担をして適切な処置に当たります。怪我人は一人にしないでください。

持っておくと便利なアイテム

怪我のリスクに備えて持っておきたいアイテムを紹介します。

出血を押さえる布

薄手の胸囲を2周できるぐらいの長さの布があれば出血を押さえたいときに役立ちます。

荷物を縛るロープ

他人が怪我をした場合、その荷物一式を縛ることで移動が楽になります。

体を温めるカイロ

体の冷えは体力を奪うため、体を休めている間やレスキューを待っている間にカイロが役立ちます。

 

スキー・スノーボードの怪我を予防するには

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スキー・スノーボードで怪我を防止するために、プロテクターは身に着けておきましょう。

膝、お尻、肘などの怪我をしやすい部分は専用のプロテクターをすることで怪我のリスクを大きく下げることができます。

また、一番の予防策は自分の実力に見合った楽しみ方をすることです。怪我の多くは自分の実力以上の事をしようとした際に発生するので、無理はしないように心がけましょう。

 

スキー・スノーボードは保険でリスクに備えよう

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スキー・スノーボードには専用の保険をご存知ですか?

  • Yahooの「ちょこっと保険」
  • LINEほけんの「スキー・スノボ保険」
  • ドコモの「スポーツ・レジャー保険」

自分で手続きする必要がありますが、手続きは簡単で日帰りでも加入できるのが魅力です。

また、ツアーによってはサンシャインツアーのように、ツアーと同時に保険を申し込むことができます。これもとても手続きは簡単にできるのでおすすめです。

補償内容は、自分が怪我をしたときや他人を怪我させてしまったとき、物を壊してしまったときに対応してもらうことができます。

事故はいつどこで誰に起こるか分からないため、できるだけ保険に入っておいた方が安心です。

スキーやスノーボードをする際は怪我のリスクについて真剣に考えておく必要があります。特にプロテクターや保険など、お金で買える安全や安心は買っておいた方が心からスポーツを楽しむことができます。怪我の予防策を万全にしてウィンタースポーツを楽しみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。