SUPにも使えるNEW「ウインドサーファー」とは

ウインドサーファーは、誕生したときから弱めの風のなかで特に安定して走り、風上へのセーリングも得意なボードです。

そのため、フリーセーリングだけでなく、その風速下でのレースやフリースタイルなどジャンルが違うスタイルを追求する人にも魅力的なボードで、入門者から上級者まで楽しめることが特徴です。

さらに最近はSUPボードとしての活用にも注目が集まっています。

 

4ブランドから発表されたウインドサーファー

 

オリジナルボード ウインドサーファー

出典:NAISH

 

 

オリジナルボード ウインドサーファー

出典:windsurfer

 

 

復活したウインドサーファーは、現時点で4つのブランドから登場することがわかっています。

ただし、すべてが日本で発売されるかは不透明です。

そのスペックは、ブランドごとに若干のばらつきがありますが、以下の通りです。

全長:365〜367cm/最大幅:74cm/重量:15kg/ボリューム:227〜229ℓ

ちなみに1981年当時のウインドサーファーは、全長365cm、最大幅66cm、重量18kgでした。

新旧を比べてみるとオリジナルよりも幅が広く軽量になっているため、さらに初心者に乗りやすいボードとなっています。
 

GUARD ガード ドライバッグ
GUARD ガード ドライバッグ

 

ウインドサーファー世界選手権で日本人がワンツーフィニッシュ!!

 

ルネッサンスのムーブメントは、ウインドサーファーだけを使用する世界選手権の復活にもつながりました。

2019年7月24〜28日、世界中から177名が参加し、イタリアのガルダ湖でウインドサーファークラス世界選手権が開催。

ロングディスタンス、スラローム、コースレース、フリースタイルの4種目で白熱の戦いが繰り広げられ、女子の部で日本人2人が総合1位、2位を独占する活躍を見せました。

総合優勝したのは日本史上No.1の実績を誇る長田雅子選手、2位には23年前にこのレースで優勝している豊岡美枝選手が入賞。

2人とも年齢を重ねてもその実力はまだ衰えていないことを証明しました。

また、豊岡美枝選手の活躍の模様はTVでも放映され、話題となりました。

これをきっかけに今後、かつてのようなウインドサーファーブームが訪れるのか、期待したいところです。

TYR×GUARD ラッシュガード 長袖
TYR×GUARD ラッシュガード 長袖
誕生50周年をきっかけにおこったルネッサンスのムーブメントは、かつてのこのスポーツの代名詞であったウインドサーファーの復活につながりました。時代は変わりましたが、かつてブームを起こしたボードのポテンシャルは、色褪せずに逆にバージョンアップしています。ブームを知る方はカムバック用として、ブームを知らない若い世代はエントリー用として、復活したウインドサーファーでウインドサーフィンを楽しむことををおすすめします。

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Greenfield編集部

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