絶対に焼かない方法
小麦色に日焼けしたサーファーやダイバーは健康的でカッコよく見えるものです。
しかし、大量に紫外線を浴びると肌は必要以上にメラニン色素をつくりだし、この色素が肌に定着してしまうとシミやそばかす、色素沈着の原因になってしまいます。
シミにはいくつかのタイプがありますが、日焼けによるシミは「老人色素斑」といって老け顔の原因にもなりかねません。
さらに、紫外線は皮膚のコラーゲンとエラスチンに影響を与えるため、皮膚の弾力が無くなり、たるみやシワの原因にもなります。
小麦色の肌に憧れて日焼けをするのもいいですが、肌には決して良いものではありません。
シミをつくりたくない!老け顔になりたくない!という人のために絶対に焼かない方法をご紹介します。
肌づくり
焼けない肌とは「潤いのある肌」のことです。
いくらSPF価の高い日焼け止めを塗っても、乾いている肌は水分が少ないため焼けやすくなります。
海に行く前は、潤いのある肌をつくっておくことが大切です。
肌のなかにある老廃物を出して、栄養分や水分を補給しやすい肌づくりが日焼け対策にもつながります。
潤いのある肌は保湿が重要になるため、水分と結合しやすいセラミドという保湿成分を含んだ美容液を使うのがおすすめです。
海面の反射光
ずっとパラソルの下にいたのに焼けてしまったという声を聞くことがあります。
紫外線をできるだけ浴びないことが日焼け対策には重要ですが、実は水面が紫外線を反射しているのです。
海面の反射による紫外線量は最大で直接浴びた場合の約70%にもなります。
たとえパラソルの下にいたとしても、ビーチにいるだけで反射した紫外線をたっぷりと浴びている可能性があるのです。
三種の日焼け対策グッズ
絶対に焼きたくないのなら、体を紫外線から守る、紫外線にさらさないことが一番です。
体の露出している部分はUVカット効果のあるウエアを着用し帽子も必ずかぶること。
さらに目から侵入する紫外線もカットするサングラスをかけることが大事です。
太陽を直視すれば眼球そのものが焼けてダメージを受けますが、直射日光を見ているだけでも目に紫外線が入り「肌を守れ」という指示が肌に伝わりメラニン色素がつくられてしまいます。
三種の神器ならぬ三種の日焼け対策グッズを必ず着用しましょう。
UVパーカー
UVカット効果があり、首の後ろも隠れる長袖のUVパーカーが人気です。
帽子
キャップよりもツバの広いサーフハットタイプの帽子であれば隠れる部分が多いのでおすすめです。
サングラス
UVカット効果のあるサングラスで、海水を浴びることもあるので金属フレームではないものを選びましょう。
海辺でおすすめの日焼け止め
海辺での日焼け止めは、汗や水に強いウォータープルーフタイプのものを選びましょう。
海水浴に持っていきたいおすすめの日焼け止めをご紹介します。
オルビス サンスクリーンスーバー
汗や海水で紫外線をブロックする膜が強化される効果があり、界面活性剤を使用していない日焼け止めです。
- SPF50+、PA++++
- オルビス
ビオレUV アクアリッチウォータリエッセンス

出典:kikuho_さん
汗と水に強く肌にしっかりととどまるので海辺での使用にも最適な日焼け止めです。
汗や水に触れてもUVカット効果が落ちにくいスーパーウォータープルーフです。
- SPF50+、PA++++
- 花王
コーセー サンカット パーフェクトUVジェル

出典:chii_cosme3
化粧水感覚で使える軽さなのに高密着で、汗や水に強い日焼け止めです。
肌に潤いを与え乾燥ダメージをケアする成分も含まれているのでスキンケア効果もあります。
- SPF50+、PA++++
- コーセー
日焼け止めの塗り方
日焼け止めはムラなく顔や首、耳の後ろ、体に塗ることが大切です。
また、朝に塗っておけば大丈夫というものではありません。
とくに海辺では、海に入った後は必ず真水で顔や体を洗い流して、もう一度、日焼け止めを塗り直すようにしましょう。
絶対に焼かないという人は、海に入らなくても1時間ごと小まめに塗り直すようにしましょう。
ちなみに、ビタミンCは美肌に効果的でシミを作りにくいとして摂取する人も多いと思います。
しかし、レモンやみかんには光毒の成分があり、これらを摂取して日焼けすると逆にシミの原因になることもあります。
日が沈んでから摂取するなら問題ないので、食べ物にも十分に注意をしましょう。